慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『死後の真実』『死にゆく過程の五段階』『キューブラー・ロス』

2024年09月02日 | 生命科学
🌸『死後の真実』

 ☆エリザベス・キューブラー・ロス博士の『死後の真実』
 *世界的に有名な「死」の研究者
 ☆自身の臨床経験や数多くの臨死体験例をもとに
 *死後の世界について深く探求した一冊
 ☆『死と医療』の本を読み興味持ち読みました

はじめに
 ☆昨今、注目を浴びている「死」というものに
 *博士ほど真剣に取り組んだ人はありません
 *数千人もの人の死ぬ瞬間に立ち会ったという博士
 *死ぬ過程には、あるパターンがあることを発見した
 ☆博士の「死にゆく過程の五段階」説
 *「死後のいのちは永遠である」と言っている
 *「気づく」かどうか、「知る」かどうかの問題であるとも言っている
 *ようなことが1冊の本として発表されたことはありませんでした
 *医学界にも衝撃を与える本なのです
 ☆博士は、自身が気づいた「死後の真実」
 *2万件以上ものデータで裏付けし、身近な実例で説明している
 *人が人生で直面する苦しい体験(精神的、肉体的両面)
 *すべが遅かれ早かれ、その人自身の役に立つ
 *その言葉に、筆者にとって考えさせられました

⛳『死後の真実』の論点
 ☆死は終わりではない
 *死は人生の終着点ではない
 *新たな始まりであるという考え方を提示している
 ☆臨死体験
 *数多くの臨死体験例を紹介している
 *それらの共通点や意味を分析することで
 *死後の世界の一端を垣間見せてくれる
 ☆魂の永遠性
 *人には肉体を超えた魂が存在し
 *それは永遠であるという考え方を支持している
 ☆愛とつながり
 *死後も愛する人々とのつながりは続くというメッセージを伝える
 ☆死に対する恐れを手放してくれる
 *死を恐れずに、穏やかに人生を送るためのヒントを与えてくれる

⛳『死後の真実』の本の魅力
 ☆具体的な体験談に基づきストーリーを進めている
 *実際の臨死体験者の証言を多数紹介しており
 *身近に死後の世界を感じることができる
 ☆科学的な視点で、読者に新たな視点を与えてくれる
 *臨死体験を科学的に分析し、その可能性を探り
 ☆心の安らぎと希望を与えてくれる
 *死に対する不安や恐怖を抱えている人々に

『死後の真実』の本、読者に与える影響
 ☆死生観の変化
 *死に対する考え方や、人生の意味を問い直すきっかけとなる
 ☆心の癒し
 *失恋や死別など、心の傷を抱えている人々の癒しにつながるかも
 ☆生きる喜び
 *死は必ず来るものだからこそ
 *今を大切に生きようという気持ちになる

『死後の真実』の本の留意点
 ☆『死後の真実』あくまでも一つの考え方である
 *科学的な証明がされているわけではない
 ☆読者によって、受け止め方は様々

⛳まとめ
 ☆『死後の真実』は、死という普遍的なテーマを扱いながらも
 *読者に希望と勇気を与えてくれる
 ☆死を深く考えたい方、心の癒しを求めている方、読んでみて下さい
                         (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』



『死後の真実』『死にゆく過程の五段階』『キューブラー・ロス』
(『死後の真実』記事、ネットより画像引用)
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『脳死』『心臓移植』『ダブルスタンダード』

2024年09月01日 | 生命科学
🌸死の実際を見る、心にゆとりを持って2

⛳死に際して行う″儀式″
 ☆心臓が止まったあと、強心剤を静脈注射
 *心腔内投与で、カテラン針で心臓に直接強心剤を注入する
 *その後、心臓マッサージの真似事をする
 *聴診器を当てて、心拍が再開しなければ
 *マッサージのフリをして、また聴診器で無音を確認する
 ☆チラッと家族のようすを横目で見て
 *まだ不足そうなら、またマッサージのフリを繰り返す
 *真剣な顔で、死ぬな、生きろと訴えるような目つきで
 *額に汗など垂らしてやる
 *家族も、大切な身内の死を受け入れる雰囲気になる
 ☆″儀式”を終え、時刻を確認して「残念ですが……」のセリフとなる
 ☆何故、儀式との言葉になるのか
 *蘇生する可能性ゼロであることをわかって行うから
 *パフォーマンス、無駄な行為ということになる
 ☆「″儀式″はいらない」と、当直に申し送られるケースは
 *家族が患者さんの死をすでに受け入れている場合

⛳死には2つの種類がある
 ☆手続き上の死と、法律上の死
 ①手続き上の死
 *死亡診断書に書かれる時刻、医者が死亡確認をし認められる死
 ➁法律上の死「脳死」
 *脳死とよく混同されるのが、「植物状態」
 ☆植物状態では、大脳は死んでいるから意識ない
 *脳幹が生きているので、自発呼吸ができている
 *水と栄養さえ与えると生きられるので植物と同じ状態

脳死でも、人工呼吸をしていると、しばらく心臓は動き続ける
 ☆結果として、心臓を含む臓器移植が可能となる
 ☆脳死という概念が捻り出されたのは、臓器移植が可能になったから
 *心臓移植では、生きている心臓を移植しなければなりません
 *死体から取った心臓を移植しても動かないからです
 *生きている心臓を取り出せば、ドナーは死ぬので殺人になる
 ☆心臓移植では
 *心臓は生きているが、しかしドナーは死んでいる
 *自然ではあり得ない状況が必要だった
 *そこであみ出されたのが脳死です
 *脳死は人の死と定義され
 *死んでいるのだから、心臓を取り出しても
 *殺人にはならないというのが、法律上の解釈

⛳脳死のダブルスタンダード
 ☆脳死の患者さんは、人工呼吸器をつけているとはいえ
 *胸は動いているし、身体も温かく、心臓も動いている
 *心臓を摘出するときには全身麻酔をかける
 ☆脳死に関するダブルスタンダードが発生する
 *自分の子どもが、脳死になっても認めないけれど
 *心臓移植が必要になったら移植を望むダブルスタンダード
 ☆ダブルスタンダードは身勝手であり
 *自分さえよければいいと言っているのも同じ
 ☆冷静な判断を下すために役立つのが、正確な知識です
 *医療者の多くは、移植が必要になればそれを求める代わりに
 *脳死を受け入れる判断を下す
 *脳死が人の死を、理論上・経験上・実際上理解しているからです
 ☆死の実際を見るなら
 *レアケースも視野に入れる必要がある
 *それがいざというときの心の準備になる
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』






『脳死』『心臓移植』『ダブルスタンダード』
(ネットより画像引用)
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『心因性腰痛症』『仕事中毒』『抗うつ薬で治療』

2024年08月31日 | 生命科学
🌸心身症としての腰痛

 ☆心身症とは、心的ストレスの影響が体の症状として表れる病態
 ☆心因性の腰痛症(痛覚変調性疼痛)も心身症の1つ

⛳典型的な仕事中毒
 ☆整形外科の受診等では、効果がなかった
 ☆心療内科医の指導と治療が回復に導いた
 *あなたは、典型的なワーカホリックです
 *気がつかない潜在意識が、疲れきって悲鳴をあげている
 *そこで病気になれば休めると考えて
 *幻のような病気をつくり出して逃避したのだ
 *それがあなたの発症のカラクリなのです
 ☆診断に基づいて行われた「潜在意識と向き合う心理療法」
 *結果的に回復ヘの道を開いた
 *『すぎる』のパターンを修正し、無理のない生き方
 *腰痛の回復につながった

運動器疾患にどう向き合うか
 ☆運動器に関する疾患に悩む人は多い
 *自覚症状がある人の割合「有訴者率」
 *女性の1位腰痛、2位肩こり、3位関節痛と
 *上位3つを運動器疾患が占めている
 ☆運動疾患の治療は
 *運動は組織の血行を良くして、筋肉・骨・関節の劣化を防ぐ
 *痛みの強いとには、無理して動かさないことも大切
 *第六感を信じて、無理のない運動をするのも必要

コラム(鎮痛作用ある抗うつ薬)
 ☆抗うつ薬のSNRIに鎮痛作用があることが知られている
 *デュロキセチンは、健康保険の適用として腰痛などに用いられている
 ☆私たちの体は、腰や傷など痛みの発信源
 *脳に「痛い」という、情報を送り、脳で痛みを感じている
 ☆SNRIは、痛みの情報に関わる
 *下行性疼痛抑制系という神経回路を活性化して
 *痛みを和らげる働きをしている
                      (敬称略)
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⛳出典、『老化と寿命の謎』






『心因性腰痛症』『仕事中毒』『抗うつ薬で治療』
『老化と寿命の謎』記事他より画像引用)
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『友好性』『柔軟性』『火の使用』『人類の滅亡』『人類の移動』

2024年08月30日 | 生命科学
🌸人類繁栄(80億人)の秘密

 ☆人類が今日の繁栄を迎えたのは
 *高い知性とそれによる科学技術の発展
 *産業革命などが主な原因と考えられてきた
 ☆最近の科学的知見によれば、それ以前に
 *人類に備わった重要な特質が繁栄をもたらしたのだ

 ☆現在、人口増加が人類にとり大きな転換期に来ている
 *今世紀中に100億人になる人類

⛳①「友好性」が人類の繁栄に→自己家畜化
 ☆犬と狼で分かるように、友好性の有る「種」が繁栄する
 *犬の他者の気持ちを理解する力は、犬が自己家畜化して獲得したもの
 ☆チンパンジーから分離したボノボ
 *食料が豊富でライバルがいない地域に隔離された結果
 *見知らぬ相手にも食物を与えるような性質、助け合う性質を獲得した
 *これも自己家畜化である
 (チンパンジーは、力が支配し、殺しあうこともある)
 ☆このような特性の変化は、比較的短期間で起こる可能性がある
 *どう猛な「銀狐」の中で、性質がおとなしい者同士を交配させ続けた
 *56世代目で人とのコミュニケーションが取れる群れになった
 ☆人類も長い時間をかけて
 *友好性から「自己家畜化」を成し遂げ
 *社会性、協調性を獲得して、今日の繁栄に至った

⛳②人類の柔軟性が繁栄に
 ☆7万5千年前のエチオピアの「シンファメテイア1」遺跡
 *インドネシアのスマトラの大噴火の灰が多く見られ
 *成層圏に舞い上がった灰が太陽光を長期にわたって遮り
 *「火山の冬」が来て大変な食糧難で人口が激減した
 ☆遺跡から出土した精巧な矢じりで狩猟した獲物
 *陸獣中心から過半数が魚に変化したことが骨の出土から解る
 *この食の柔軟性が人類を絶滅から救った
 ☆人類は、食料を求めて7万4千年前に
 *ナイル川沿いに人類の大移動が始まり
 *行く先々の環境に適応したのも柔軟性である

⛳③人類のゲノムデータからわかること
 ☆人は、各個人が生まれるとき
 *一定の確率でゲノムに突然変異を起こす
 *この変異の発生と継承率をさかのぼることで
 *ホモサピエンスのはるか前の100万年前の人口が推定できる
 ☆81万3千年前に約10万人いた人口が1280人に激減した
 *地球の超寒冷時代と一致する
 *人類は、この危機を乗り越えて
 *ネアンデルタールやデニソア人など新たな進化が始まった
 ☆79万年前に人類は、火を使うことを覚え、超寒冷期を乗り越えた

⛳④実験「ユニバース25」の実験
 ☆マウスに快適な環境と十分な餌を与え、どこまで数が増える実験

 *①4匹の雄と4匹のメスのマウスで開始
  ➁104日目に最初の子供誕生
  ③315日で600匹超えで争いがおこり、弱いグループは狭い場所
  ④強いオスが暴力的に振る舞う
  ⑤繁殖行動に無関心や子育てを放棄する個体が増える
  ⑥560日で2200匹のピークを迎え、子供が生まれなく高齢化社会
  ⑦1780日で完全絶滅
 ☆条件をいろいろ変えて合計25回行ったが
 *すべて絶滅という結果になった!
 *これは人類の未来を予測するものか?


⛳⑤人類文明の分岐点移動
 ☆人類は、移動することで賢くなった
 *ホモモビリエンスからホモサピエンスなった
 ☆現在、移動する先が無くなった人類、宇宙へ移動するのか?
                       (敬称略)
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⛳出典、NHK番組『FRONTIERS』
 「no∔e kashiba2024」
   





『友好性』『柔軟性』『火の使用』『人類の滅亡』『人類の移動』
(『FRONTIERS』記事より画像引用)
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『腰痛』『椎間板ヘルニア(診断名多肢)』『背が縮む』

2024年08月30日 | 生命科学
🌸生活の質を左右する腰痛

 ☆全診療科で受診者が最も多いのは、腰椎に関する疾患
 *自覚症状がある人の割合のトップは男女ともに腰痛
 ☆腰痛はロコモティブシンドロームにつながる
 *高齢者の生活の質を確保するうえで侮れない

⛳腰痛の診断名にいろいろ
 ☆変形性腰惟症とはファジーな病名だ
 *腰痛は病名が入り乱れれている
 *変形性腰椎症、腰部狭窄症、椎間板ヘルニア等
 ☆医師が病気の主な原因をどう解釈するかによって
 *診断名が異なるケースも多いとされる
 ☆背骨をスムーズに動かしたり、衝撃を緩和する働きをする椎間板
 *脊柱管狭窄症では、椎間板が脊柱管に張り出してくることもある
 ☆ヘルニによる神経の障害
 *症状の主な原因と考えれば、椎間板ヘルニアとも診断できる

⛳所見と症状不一致も

 ☆腰部脊柱管狭窄症
 *脊柱管の中を走っている馬尾神経や神経根が圧迫され
 *腰の痛みや座骨神経痛が生じる
 *前かがみになると脊柱管が広くなり痛みが和らぐ
 *逆に背中を伸ばすと痛みが強まる
 ☆最も特徴的な症状は間欠跛行
 *しばらく歩くと、腰が痛くなったり下肢がしびれたりして
 *歩行が困難になるが、腰かけたり、しやがんだりして
 *背中を丸めると再び歩行可能になる症状である
 ☆排尿や排便障害などが起きることもある

⛳二足歩行で抱えた疾患

 ☆「椎間板ヘルニア」は椎間板が突き出たり押し出たりして
 *神経の圧迫や炎症を引き起こす疾患
 ☆直立二足歩行によって
 *人類が抱え込んだ「進化の皮肉」である
 *腰や臀部に加えて、下肢にかけての痛み、しびれが生じる


⛳コラム(縮む背丈、曲がる背・腰の要因)
 ☆歳を取ると背丈が縮んだり、背中や腰が曲がったりする
 ☆背椎
 *頸椎(7個)胸椎(12個)腰椎(5個)仙椎(1個)で構成されてる
 *椎間板や椎間関節でつながっている
 ☆背丈が縮む理由
 *加齢に伴って椎間板が変性して高さを保てなくなること
 *圧迫骨折によって椎骨がつぶれること
                      (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、『老化と寿命の謎』




『腰痛』『椎間板ヘルニア(診断名多肢)』『背が縮む』
『老化と寿命の謎』記事より画像引用)
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『骨粗しょう症』『ストレートネック』『姿勢の矯正』

2024年08月28日 | 生命科学
🌸骨粗しょう症と肩こり

 ☆骨がもろくなって骨折しやすくなる疾患、骨粗しょう症
 *高齢者や閉経後の女性に多い
 *転倒や圧迫などの軽い負荷によって起こり骨折が目につく
 ☆骨の強度は骨密度を主に骨質を加えた要因で成り立っている
 *骨密度はカルシウム、リンなどのミネラル成分
 *骨質はタンパク質からなるコラーゲンが中心
 ☆骨を鉄筋コンクリートビルにたとえると
 *骨密度はコンクリート、骨質は鉄筋に当たる

⛳高齢者では、骨吸収に骨形成が追いつかなくなる
 ☆硬い骨も、皮膚などと同様に代謝回転をくりかえしている
 *古くなった骨を破壊する細胞が破骨細胞
 *新しい骨を作り出すのが骨芽細胞
 ☆代謝のバランスが崩れた状態が
 *骨吸収に骨形成が追いつかなくなり生じるのが骨粗しょう症
 ☆骨粗しょう症の危険因子
 *加齢、ことに閉経による女性ホルモンの減少が大きい
 *他に喫煙、過度な飲酒やダイェット、酸化ストレス、運動不足等がある
 ☆治療は、多くの疾患同様に、運動、栄養、薬剤がポイント

⛳パソコン・スマホ影響するストレートネック
 ☆肩こり、国民生活基礎調査で2位を占めている
 ☆ストレートネックは「いわゆる肩こり」
 *加齢に加え、パソコンやスマホなどの操作
 *机に向かっての読書、根を詰めた農作業などの影響が大きい
 ☆加齢に伴う変形性頸椎症や猫背の人に見られるストレートネック
 *肩こり、頭痛、背中の痛みなどの原因になる
 *パソコンやスマホ操作など「姿勢の悪さ」が影響していると考えられる

ストレートネックは、運動によって改善
 ☆改善には、正しい姿勢を心がけることがポイントだ
 *パソコンやスマホの操作では、前かがみの姿勢
 *長時間取り続けないよう、意識的に注意する必要がある
 *机や椅子の高さにも気配りを
 ☆筋肉をほぐす、血液循環を促進させる
 *筋力を高めるための体操も取り入れたい
 ☆背筋を伸ばしながら肩をリラックスさせて
 *ゆっくりした呼吸をくりかえす姿勢
 *日に何回か取れば、矯正効果がある
 ☆冷えもリスクファクターだ
 *冷房の風に直接当たらないよう上着を羽織るなどの工夫がほしい
                      (敬称略)
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『ロコモ』『変形性膝関節症』『過剰な関節液は抜く』

2024年08月24日 | 生命科学
🌸立つ、歩く機能が低下するロコモ

 ☆ロコモティブシンドローム(ロコモ)
 *サルコペニアとともに、フレイルの身体的側面を構成する
 *運動器の障害で、立つ、歩く等の機能が低下を指す
 ☆フレイルの側面にロコモがある
 *ロコモの中にサルコペニアが含まれる
 ☆要支援者の割合①関節疾患、➁高齢による衰弱、③骨折・転倒
 ☆要介護者も、認知症、脳血管疾患(脳卒中)骨折・転倒の順

膝の軟骨がすり減り関節症に
 ☆高齢者に多い変形性膝関節症
 *関節の軟骨がすり減って起きる疾患
 *軟骨は弾力性があり、摩擦係数もきわめて小さい
 *関節液も潤滑油の働きをしている
 ☆軟骨には神経がないことから
 *気がつかないうちに徐々に症状が進む
 *血管も存在せず、栄養補給は関節液に頼っているため修復も厄介
 *加齢の影響を受けやすい
 ☆軟骨がすり減るため関節の隙間は狭くなり
 *症状が進行すると関節上下の骨がくっく

過剰な関節液は抜く
 ☆急性期は、冷やして炎症を取ることが原則
 ☆慢性期は冷やすか温める
 *温めることによる血流の増加も治療につながる
 ☆治療は、非ステロイド系の消炎鎮痛薬の投与
 *飲み薬、貼り薬、塗り薬、座薬がある
 ☆過剰な関節液の分泌で「水がたまる」現象が起きる
 *関節の可動域を広げるうえからも「量が多ければ抜くべき」だ
 *「抜くと癖になり、またたまる」は俗説で、医学的根拠はない
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『ロコモ』『変形性膝関節症』『過剰な関節液は抜く』
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『サルコペニア』『指輪っかテスト』『筋トレ』

2024年08月23日 | 生命科学
🌸筋肉が衰えるサルコペニア

 ☆フレイルの身体的側面の1つサルコペニア
 ☆筋力や身体機能の低下

高齢になると下肢の筋肉量は大きく減少
 ☆筋肉合成に男性ホルモンが関わっている為
 *筋肉量は女性に比べて男性のほうが多い
 *加齢でホルモン量が低下するので、筋肉量減少は、男性が大幅である
 ☆男女とも、ふくらはぎ、大もも、尻や腰など下肢の筋肉量が低下する
 *80歳時の全身の推定筋肉量
 *20歳時に比べ男性で約17%減少、女性で約11%減少している
 *下肢の筋肉量は男女とも20歳代頃から明白に減少
 *80歳男性で約31%、女性で約29%も減少
 *上肢の筋肉量減少は男性約17%、女性約3%と小幅

指輪っかテスト
 ☆サルコペニアの診断基準作りは、欧米を中心に進められた
 *体格や生活様式が異なるアジア人向けの診断基準も作成されている
 ☆筋力(握力)、身体機能(歩行速度等)、筋量の計測で判断する
 ☆自宅でも簡単にできる「指輪っかテスト」
 *ふくらはぎと指の輪との間に隙間ができると
 *筋量が低下していてサルコペニアの可能性がある

低負荷、高反復の筋トレ、水中運動等
 ☆サルコペニアの予防と治療の柱は、運動と栄養である
 *筋量に比べて、筋力のほうが回復しやすい
 ☆ポイントは筋トレ
 *太腿(大腿四頭筋)は下肢を支配するような大きな筋肉群
 *しゃがむ・立ち上がる、体を支える、歩くなどの動作に関与している
 *小さい負荷で回数を増やす「低負荷・高反復」筋トレを推奨する
 ☆インターバル歩行が、筋トレ効果が期待できる
 *早歩きとゆっくり歩きを交互に数分問ずつ行う
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『サルコペニア』『指輪っかテスト』『筋トレ』
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『フレイル』『加齢関連疾患との付き合い』

2024年08月21日 | 生命科学
🌸心身が衰えるフレイルとは

⛳フレイルは、健康と要介護の中間
 ☆医療・保健・介護の現場で、フレイルという言葉
 *75歳以上の後期高齢者を対象の「フレイル健診」もスタートした
 ☆フレイルの定義
 *歳を重ね身体機能や認知・精神機能などが低下する現象
 *健康と要介護の中間レベルとされた
 *1の症状ではなく、加齢とともに現れる衰え全般である

日本の高齢者のフレイルの割合は約9%
 ☆年齢が高くなるほど割合も増える
 *65~69歳約2%、70~74歳約4%、75~79歳約7%
 *80~84歳約15%に上昇、85歳以上約30%
 ☆地域ブロック別では、西日本で高く東日本で低い

⛳栄養、運動、社会参加が三つの柱
 ☆フレイル予防のポイント
 *「栄養、運動、社会参加が3つの柱」
 *健康づくりの重点は、中年期と高齢期では異なる
 ☆中年期は生活習慣病の予防が目標
 *高齢期は心身機能の維持が重要になる
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『フレイル』『加齢関連疾患との付き合い』
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『長寿遺伝子エイジ1』『ミトコンドリアクロック1』『サーチュイン』『NAD』

2024年08月18日 | 生命科学
🌸寿命に関わる遺伝子の発見

 ☆寿命を左右する遺伝子の研究は飛躍的に進んでいる
 *大きな転換期は「損傷すること」によって
 *寿命が大幅に延びる遺伝子「エイジ1」の発見
 ☆米国の研究者によって線虫で突き止められた
 *寿命が「1つの遺伝子」に支配されることはない発見だ

⛳寿命に関係する相次ぐ遺伝子の発見
 ☆成果を紹介した文献、平均寿命延長データー約1.6倍伸びた
 *エイジ1の系統による違いである
 ☆書籍『寿命遺伝子』
 *対照群の平均寿命は20日
 *エイジーのある系統の平均寿命は35日へと延びた
 ☆ミトコンドリアでのエネルギー産生に関与する「クロック1」
 *遺伝子が機能しない線虫やマウスの長寿化も明らかになる
 *遺伝子の機能を抑制すると、長寿になることもわかっている
 ☆遺伝子を損傷することで生じる寿命延伸
 *代謝回転の減少、活性酸素に伴う酸化ストレスの低下等が関わっている
 *機能制御で寿命が延びる遺伝子、本来は″老化遺伝子″といえる

長寿遺伝子「サーチュイン」
 ☆老化を遅らせて寿命を延ばす働きがあるとされる長寿遺伝子
 *長寿遺伝子は、酵母からヒトまで広範に存在し哺乳類では7種類ある
 ☆7種類には、多様な働きがあり
 *寿命延長、老化やがんの抑制、DNA修復、活性酸素発生抑制など
 ☆サーチュイン遺伝子で作られるサーチュインは脱アセチル化酵素
 *脱アセチル化とは
 *DNAが乗っているひも状の二重らせんが
 *巻きついているヒストンなどのタンパク質からセチル基を外すこと
 ☆ヒストンの脱アセチル化
 *遺伝情報の読み取りを阻害しタンパク質合成にブレーキをかける
 *細胞の立ち振る舞いは制御され「現状維持」シフトとなる

⛳カギを握る「NAD」
 ☆サーチュイン遺伝子の活性化に欠かせないのは、NADだ
 *細胞内のミトコンドリアでのエネルギー産生に必要な補酵素で
 *加齢に伴い大幅に低下する
 ☆NADは、老化制御や長寿に関わる遺伝子活性化のカギを握っている
 *体内のNADを増加させる研究や取り組みが行われている
 ☆カロリーを抑えると寿命が延びる
 *老化が制御されることは、多くのモデル動物で確認されている
 *主にサーチュイン遺伝子が関わっているとされ
 *カロリー制限でNADも増加する
 ☆NADは、経口摂取では直接吸収されないため
 *前駆体、NMNやNRから摂り入れるのが現実的
 *NMNはアボカド、ブロッコリー、キャベツなど
 *NRは牛乳・乳製品に含まれているが、いずれもごく微量だ
 ☆NADの補充
 *抗老化、加齢関連疾患の制御手段として関心が高まっている
 *前駆体のサプリメントも開発されている
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『老化と寿命の謎』

                (エイジ1線虫で発見)





『エイジ1』『クロック1』『サーチュイン』『NAD』
『老化と寿命の謎』記事、ネットより画像引用)
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『エピゲノム』『ヌクレオソーム』『老化時計』『エピゲノムとガン』

2024年08月16日 | 生命科学
🌸後天的に変化するエピゲノム

⛳『遺伝子の発現」を支配する仕組み
 ☆私たちの生命活動の根幹であるタンパク質
 *細胞核の中にあるDNAに書き込まれた遺伝情報共を基に作られる
 ☆エピゲノムとは
 *どの遺伝子を使い、どの遺伝子を使わないか
 *「遺伝子の発現」支配している仕組みがエビジェネティクス
 *ゲノムに加えられたエピジェネティックな修飾がエピゲノムである
 ☆体の一つ一つの細胞は、基本的には同じ遺伝情報を持っている
 *肝臓、心臓、胃、骨、筋肉など、異なる組織の細胞に分化するのは
 *エピゲノム等で使う遺伝子と使わない遺伝子を選別しているから
 ☆遺伝情報であるDNAは、先天的に決まっていて一生変わらない
 ☆エピゲノムは生活環境、ホルモン、加齢等の影響で後天的に変化する
 ☆DNAがまったく同じ一卵性双生児でも個性が異なるのは、
 *エピゲノムによりDNAの設計図の読み取りが変わるから
 ☆DNAがコンピューターなら、エピゲノムはソフトウエア

⛳老化時計の指標に
 ☆DNAは細くて長いひも状で、二重らせんの構造をしている
 *2本の糸の間に2つずつペアになった塩基が並んでいる
 *「ヒストン」という糸巻きのようなタンパク質に巻きついている
 ☆ヒストンーDNA複合体はヌクレオソームと呼ばれる
 *折りたたまれて染色体を構成する
 ☆エピジェネティックな修飾、DNAのメテル化
 *ヒストンのメチル化・アセチル化・リン酸化などがある
 ☆DNAは、メチル化されると遺伝子の機能は制御され
 *その遺伝子からのタンパク合成はなくなる
 *DNAのメチル化は、加齢に伴って全体量として増えてくる
 ☆加齢で、一定の変化を示す部位のエピゲノムの状態をパターン化し
 *エピジェネティック・クロック(老化時計・生物学的時計)の
 *指標とすることが可能
 ☆ヒストンの修飾は、DNAがヒストンに巻きつくか否かに影響を与える
 *強い巻きつきならば、遺伝子活性化は抑制される
 *ヒストンのアセチル化は、 遺伝子の発現を促進する
 *脱アセチル化は、遺伝子の活性化を制御する
 ☆ヒストンでのメチル化の影響はどの場所で起きたかによって
 *遺伝子のオン・オフヘの働きが異なってくる

エピゲノムが、がん発病に影響
 ☆近年、エピゲノムの異常
 *がん、精神疾患、アレルギー、代謝疾患、精神疾患、糖尿病など
 *さまざまな疾患に関わっていることが明らかになっている
 ☆がん
 *遺伝子の突然変異とエピゲノムの異常が重なって発病するケースが多い
 *遺伝子の異常がなくても
 *DNAのメテル化やヒストンの脱アセチル化等の関与も報告されている
 ☆エピゲノムの異常を元に戻す薬剤
 *血液のがんで臨床応用されている

⛳コラム、三毛猫の毛色決定にも関与

 ☆英科学誌『ネイチャー』にクローン猫の写真が掲載された
 *遺伝的に同一であるクローン猫は白地に黒のしま模様だった
 ☆三毛猫の模様決定には、エピゲノムが関与している
 *実際に模様を決めるのは、エピゲノムの働きによるのである
                        (敬称略)
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『エピゲノム』『ヌクレオソーム』『老化時計』『エピゲノムとガン』
(ネットより画像引用)
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『ルビコン=老化』『オートファジーの活性化』

2024年08月15日 | 生命科学
🌸オートフアジーのブレーキ因子「ルビコン」

 ☆オートファジーの機能は加齢に伴って低下する
 *ルビコン(タンパク質)オートフアジーの働きにブレーキをかけている
 ☆今後ルビコン等の研究が、細胞内の再活性に結びつけば
 *加齢関連の予防、健康寿命延長に繋がる事が期待されている

⛳鍵握る「ルビコン」
 ☆ルビコンは、オートファジーの働きを弱める因子だ

 *肝臓のルビコンが欠損したマウスを作って
 *高脂肪食を与え続けたが、オートフアジーの機能は低下せず
 *脂肪肝にもならないことを突き止めた
 *ルビコンの量の増加が、オートファジーの機能低下による
 *脂肪肝の主な原因であることを証明した
 ☆オートフアジーは、細胞の成分を分解するので暴走すれば危険だ
 *ルビコンには、抑制役の役割があるがなくせばいいものではない

⛳ルビコンは、老化の要因の1つ
 ☆肝臓以外の臓器のルビコンを抑制
 *オートファジーが活性化する
 *線虫、ショウジョウバエ、マウスで寿命が延長し老化現象が改善した
 ☆ゲノム編集でルビコンの機能を欠損させたマウス
 *加齢に伴って増加する腎臓の線維化が軽減し
 *パーキンソン病の原因となるαシスクレインの蓄積が低下した
 ☆加齢に伴うルビコンの増加
 *オートフアジー低下と個体老化の要因の1つになっている

オートフアジーは、カロリー制限で活性化される
 ☆必要以上なカロリー摂取はマイナス
 *「カロリー」制限をすると寿命が延びることは知られている
 *それは、オートファジーが関わっている
 *オートフアジーは、カロリー制限で活性化される
 *夜にしっかり眠ることも大切、満腹状態での睡眠は避けるのが必要だ
 ☆オートファジーを活性化する食品成分の代表格はスペルミジン
 *体内でも作られており、その量は加齢とともに低下する
 *熟成したチーズ、豆腐、納豆、みそ、シイタケなどに豊富だ
 *赤ワインやブドウで知られるポリフェノール
 *サケ、イクラ、エビなどに含まれるアスタキサンチン
 *緑茶、抹茶の成分カテキンもオートフアジーを活性化させる

⛳コラム、単なる「悪玉」ではないルビコン

 ☆脂肪組織でルビコンをなくしたマウス
 *痩せ、耐糖能の異常、血中の中性脂肪・コレステロールの増加
 *脂肪肝などの症状が見られた
 ☆ルビコンは、脂肪細胞でオートファジーが過剰に活性化しないよう
 *コントロールし、脂肪細胞の機能を正常に保っている
 *精子の形成にもルビコンが必要だ
 ☆オートファジーは酵母を含むすべての真核生物が持っているが
 *ルビコンは酵母には存在せず、進化の過程で出現したものだ
                        (敬称略)
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『ルビコン=老化』『オートファジーの活性化』
『老化と寿命の謎』記事、ネットより画像引用
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『オートフアジー』『オートファジーと高齢者疾患の予防』

2024年08月14日 | 生命科学
🌸代謝と有害物除去を担うオートフアジー

 ☆オートファジーは、自食作用と呼ばれている
 ☆オートファジーは、細胞の新陳代謝を担っている
 ☆オートファジーは、老化・加齢関連疾患の予防に関わっている


⛳細胞質の「回収業者」と「分解工場」
 ☆オートファジー
 *細胞質の1部が、隔離膜で取り囲まれることから始まる
 *タンパク質や細胞内小器官、病原体などが包み込まれ
 *袋状のオートファゴソームが形成されている
 ☆オートファゴソームは、細胞質の「回収業者」
 *オートファゴソームは、リソソームと融合しオートリソソームになる
 ☆オートリソソームは、細胞質の「分解工場」
 *タンパク質はアミノ酸に、多糖類は単糖類に分解される
 *分解産物は、細胞が再利用して新たな物質を合成する

オートフアジーの主な機能
 ①生物学的に基本的な役割、飢餓に耐える栄養源の確保
 *酵母などの単細胞生物は、 一つしかない細胞の中に
 *栄養を蓄えておくことは不可能で、栄養の枯渇は死に直結する
 *飢餓時に、自らの細胞成分を分解して栄養に充てる
 ☆「生き残りの仕組み」がオートフアジー
 *生まれたばかりのマウス
 *ミルクを飲むまでは飢餓状態なので、オートファジーが働く
 ➁細胞内の新陳代謝(代謝回転)機能
 ③有害物の隔離除去機能

オートフアジーによる細胞内での新陳代謝
 ☆細胞の中身を少しずつ分解して、リニューアルするシステム
 *生涯ほとんど入れ替わらない脳の神経細胞や心筋細胞などは
 *中身の作り替えがきちんと行われることは重要
 *オートファジーの役目はより大きい
 ☆オートファジーについて専門家は指摘する
 *一つ一つの細胞の中で行われていることだが
 *個体の老化を追究するうえで重要な役割である

オートファジーは、高齢疾患などを予防している
 ☆老化に伴って異常なタンパク質が蓄積を排除する
 *アルツハイマー、 パーキンソン、老人性全身性アミロイドーシス等
 *アミロイドβ、シヌクレインなど異常タンパク質を選択的に排除する
 ☆老化で、細胞内のエネルギー生産工場である
 *ミトコンドリアに傷がつくと、活性酸素が漏れて
 *細胞の損傷、老化、がん等の引き金になる
 *損傷ミトコンドリアもオートファジーが除去している
 ☆オートファジー、高齢疾患などを防ぎ、がんの抑制も指摘されている
 *しかしがんが発病すると
 *がん細胞の中で自らの細胞に栄養を与える結果になるので
 *浸潤、転移を助けることになり複雑である
                        (敬称略)
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『オートフアジー』『オートファジーと高齢者疾患の予防』
『老化と寿命の謎』記事他より記事画像引用)
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『変性・劣化するタンパク質』『アミロイド』『AGE』『オートフアジー』

2024年08月13日 | 生命科学
🌸変性・劣化するタンパク質

 ☆私たちの生命活動
 *遺伝情報に沿って作られるタンパク質を基に成り立っている
 ☆老化で、タンパク質の質や量を制御する仕組みに障害が出ると
 *機能が低下・喪失、変化して異常なタンパク質が増えそれが蓄積し
 *アルツハイマー病などの疾患が増えてくる
 ☆タンパク質を構成しているのはアミノ酸
 *幾重にも折りたたまれて、立体構造を取ることで機能する
 *正しく折りたたまれないために生じる疾患
 *タンパク質ミスフォールデイング病と呼ばれる

異常タンパク質が原因のアルツハイマー病
 ☆アルツハイマー病
 *アミロイドβの異常タンパク質が原因とされている
 ☆アミロイドとは
 *タンパク質の形や性質が変わった
 *水や血液に溶けにくくなった線維状の異常タンパク質の一群
 *アミロイド沈着によって起きる疾患をアミロイドーシスという
 ☆パーキンソン病
 *アミロイド化したαシヌクレインの神経細胞内での凝集が原因
 ☆国の指定難病である「老人性全身性アミロイドーシス」
 *野生型TTR由来のアミロイドの蓄積が病因である
 ☆アミロイドーシスは、高齢者に多い
 *老化に伴って血管、神経、心臓内膜などの組織が傷んできて
 *異常タンパク質がくつつきやすい場が提供される為

「さび」と「焦げ」が影響
 ☆タンパク質の変性・劣化の原因
 *活性酸素とタンパク質への糖の結合で生じるAGEの影響が大
 *活性酸素は、酸化障害「さび」として、タンパク質にダメージを与える
 *肌のしみ。しわなどの老化現象にも活性酸素が関与している
 ☆糖化は「焦げ」と表現される
 *食品の加熱調理でタンパク質と糖が結合するとメイラード反応が起きる
 *ホットケーキの″こんがリキツネ色″に象徴される現象だ
 *私たちも体温で糖化が生じることから、焦げにたとえられる
 ☆糖化反応で最終的に生成されるのがAGEsである
 *AGEは、動脈硬化や糖尿病、悪性腫瘍、アルツハイマー病など
 *生活習慣病や加齢に伴う疾患を引き起こす慢性炎症の要因である
 ☆皮膚のコラーゲン(タンパク質)の糖化で
 *肌の「くすみ」や弾力性の低下につながる
 *骨基質のコラーゲンの中にAGEが増えると、骨がもろくなる

⛳老化で「代謝回転」低下
 ☆アミロイドとは、体内に蓄積したタンパク質のゴミのかたまり
 *生体がタンパク質の品質管理ができなくなった状態が
 *アミロイドーシスである
 ☆品質管理は、恒常性の維持だ
 *不要の傷ついたり、変性したタンパク質をアミノ酸に分解し
 *タンパク質に再合成する「代謝回転」が担っている
 ☆アルツハイマー病、パーキンソン病
 ①ユビキチンを活性化する酵素の遺伝子異常が原因の一つ
 *プロテアソームの活性は老化動物では低下し
 *タンパク質の代謝回転も遅くなっている。
 ➁オートフアジー(自食作用)の低下
 *細胞自らが、細胞内のタンパク質や小器官を分解して
 *栄養として再利用する仕組みで、タンパク質の新陳代謝も担っている
                        (敬称略)
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『慢性炎症』『老齢者の細胞』『免疫やSASP』

2024年08月10日 | 生命科学
🌸全身に悪影響を及ぼす『慢性炎症」

 ☆「炎症」とは、赤く腫れて熱を持ち痛むイメージがある
 ☆「急性炎症」けがをした患部や風邪で喉に生じる症状
 *体に侵人してきた異物に対する一過性の防衛反応
 ☆「慢性炎症」老化を促進させ、老化の大きな特徴の一つ
 *慢性炎症は「沈黙の殺し屋」といわれる
 *自覚症状がほとんどないまま、各臓器を機能不全を進行させる

免疫やSASPが関与
 ☆加齢(老齢者の細胞)
 *免疫に関わるタンパク質、炎症性サイトカイン血液中に増えてくる
 *老齢者の細胞、若い人の細胞に比し炎症性サイトカインを多く作る
 ☆老化に伴う慢性炎症の原因
 *免疫の老化、組織の損傷に伴う自然免疫系の活性化が要因だ
 *分裂を停止した老化細胞から放出されるSASP因子も炎症を誘導する
 *老化に伴うミトコンドリアの機能不全で生み出された活性酸素の影響
 ☆老化した細胞では、正常な細胞には見られない
 *RNAが多く発現し、炎症に関わる遺伝子のスイッチを入れる

⛳慢性炎症がくすぶり続けると生じる問題
 ☆炎症の悪影響が、サイトカインを介して全身に広がるため
 *さまざまな病気のもとになる
 ☆組織が線維化して硬くなるなどの変化を起こして、機能が低下する
 ☆発症や進展に慢性炎症が関わっている疾患は多く
 *がん、動脈硬化、糖尿病、肝硬変、ぜんそく、うつ病等が挙げられる
 ☆動脈硬化にはいくつかのタイプがある
 ①プラークと呼ばれる粥の病変ができ、動脈が狭くなる粥状動脈硬化
 *狭心症などの原因になる
 *プラークを覆う被膜が破れると血栓が形成される
 *血栓によって血管が詰まると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす
 *粥状動脈硬化の発生、進展等は、血管壁の慢性炎症が関わっている
 ➁慢性炎症は、肥満や糖尿病とも大きな関わりがある
 *肥満では、脂肪組織に持続的な炎症が見られる
 *高カロリー食で脂肪組織が刺激を受けると
 *脂肪組織で炎症を誘発する分子が作られて持続的な炎症が起こり
 *慢性炎症が全身の細胞に働いてインスリンの効きの低下をもたらす
 ☆慢性炎症がある人では老化が進んで寿命が縮む
 *慢性炎症が少ない人は長寿の傾向がある

タンハク質CRPが細胞老化の指標に
 ☆組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質CRP
 *急性炎症の早期診断にマーカーとして活用されてきたが
 *慢性炎症の指標にもなってきた
 ☆慢性炎症を防ぐには
 *ストレスを避け、肥満に注意し、適度に運動する
                        (敬称略)
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