人を不幸にするだけのカルトの見極めのポイント
既成宗教とカルトの差は何か☆カルトとは、反社会的、危険な思想を持った宗教集団と受け止められている
☆宗教
＊宗教には、歴史であり歴史を持つ宗教は「既成宗教」と呼ばれる
＊宗教は、世代を超えて社会への適応を達成してきた
☆カルト
＊宗教に昇格するためには、歴史を経て社会に認知されることが必要
☆日本の宗教
＊神道と仏教は、社会に認知され定着している
＊明治期前後に成立した新宗教は１００年を超える歴史を持つ
＊新宗教でも、社会に適合しているものはいくつもある
新宗教やカルトが投げかける問題☆宗教の発生の過程では、既成宗教もカルトも、それほど変わりはない
☆教義の成立過程で、布教のために経典や教団が成立する
☆宗教が大衆に受け入れられる条件
（「信者を苦しみから解放する」ことが必要）
信者の苦しみとは何か、解放とは何か☆人間の苦しみは、原因不明の病気への恐れ、死への恐怖でした
☆宗教の発生には「難病の完治」が今でもつきまとう
☆キリスト教や仏教にもこの難病治癒の奇跡譚がある
☆仏教には、永遠の生命や輪廻、解脱思想により死の恐怖から信者を解放した
☆千年の歴史をもつ既成宗教に、病を癒すことを目標とするものはない
☆医学が発達した今日、病を治すことが宗教ではありえない
（病を抱える人に、療法や秘薬を買わせる宗教は、カルトといえる）
☆人が死んだらどうなるのか等は、近代科学を持ってしても回答不能な人間の悩み
（それにつけこむような教義もカルトといえる）
☆カルトでは洗脳によつて正常な判断力をうばって教義をすり込む手口が使われる
（洗脳しなければ受け入れられない教義はカルト）
家族や友人を巻き込み不幸を拡散するカルト☆カルトは、近親者や知人・友人といつた親しい人から「布教」をはじめる
☆カルトの被害は、人的ネットワークにより拡散していく
☆不幸の教えは近親者を侵します
☆身近な人を騙さなければ信者が増えないような宗教はカルト
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人を不幸にするだけのカルトの見極めのポイント
(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像）
