🌸禁欲を求め、利子を嫌悪したキリスト教2(修道院)
☆キリスト教は大きな問題を抱えてきた歴史
☆清貧を追求すれば、異端が生まれるという矛盾が生じる
⛳カトリックと修道会
☆『新約聖書』に、イエスの言葉が出てくる
*イエスは、経済的な豊かさを追求しても天国には行けないと言った
*キリスト教は聖職者が独身、清貧を強調する傾向がある
*イエスは、経済的な豊かさを追求しても天国には行けないと言った
*キリスト教は聖職者が独身、清貧を強調する傾向がある
☆その例、フランチェスコ会の創設者修道士フランチェスコ
*商人の子フランチェスコが戦場に赴く
*悲惨さを経験することによって帰還後に大きく変わる
*自分の財産をすべて捨てて裸になる
☆修道会とはカトリック教会から生まれた修道団体
☆修道会とはカトリック教会から生まれた修道団体
*生活の場が修道院
*修道会はカトリックと正教会に見られ、プロテスタントにはない
*修道会はカトリックと正教会に見られ、プロテスタントにはない
☆修道会に入るには、3つの修道誓願(清貧、貞潔、従順)を立てる
*清貧とは私有財産の放棄
*貞潔は独身生活
*従順は会の上長者への絶対的服従
☆修道院は、男女別々で、男性は「修道士」・女性は「修道女」
☆修道院は、男女別々で、男性は「修道士」・女性は「修道女」
*俗世間から離れて戒律を守りながら、祈りの日々を送る
☆修道院も、20世紀以降変わってきた
*修道士たちも社会性を持ち、外部と積極的にかかわるようになる
☆曽野綾子さんはカトリック信者、彼女の小説『不在の部屋』
*修道院が、いかに変わったかが記されている
*タイトルの「不在」とは「神がいない」ことを意味している
*その内容はカトリック信者の間で物議を醸した
⛳経済的自立を目指した修道会
☆修道院という形態はのちの姿で、原点は修行者が砂漠や山中などで
*個人的に祈りの生活をしたり、苦行を実践したりしたことが始まり
☆修道会の規則「聖ベネディクトゥスの戒律」をつくり上げる
*「もっと祈れ・もっと働け」がモットー
*ベネディクトゥスが創立した修道会、現在のベネディクト会
*修行者にとって修道院の生活が大きな比重を占める様になると
*修行者にとって修道院の生活が大きな比重を占める様になると
*個人で苦行していた人、自らの罪深さを克服するために行っていた人
*修道院では中庸の精神、快楽でも苦行でもない道を歩む
*労働によって経済的な自立をはかつていくことになる
*ベネディクト会はその後、衰退する
*ベネディクト会はその後、衰退する
☆修道院、クリュニー修道院の改革がなされ持ち直す
*典礼が整備され、修道院での生活、神への信仰に結びつくようになる
*領主が持っていた聖職の叙任権を排除して、教皇の直接の保護下になる
*人事・財産の管理・運営を修道院自身が行う
*「クリュニーの自由」が確立された
*クリュニー会は12世紀に最盛期を迎えた、傘下の修道院は1500
☆シトー修道院がつくられ、傘下に530の修道院を抱えた
☆シトー修道院がつくられ、傘下に530の修道院を抱えた
☆12世紀後半に異端が現れた
*ドミニコ会、フランチェスコ会などの托鉢修道会がつくられた
☆修道士は、清貧の環境で、聖書を学び、研究し思索を展開する
*組織ができて豊かになると清貧の実践と矛盾することになる
*クリュニー会も、シトー会もその問題に突き当たる
⛳極端に清貧を追求したカタリ派
☆キリスト教に常につきまとうのが、異端の問題
☆清貧を追求するドミニコ会やフランチェスコ会のような修道会増えると
*それと並行するように異端の人たちも増えた
☆正統と異端の線引きをすべきか検討する異端諮問
*宗教で、中庸を保つことは、大変難しい
☆絶対的な神が支配している世界は本来、善の世界のはず
*なぜ悪が生まれてくるのか、キリスト教の神学では重要な課題でした
*この問題に取り組んだのが、アウグスティヌス
*この問題に取り組んだのが、アウグスティヌス
*アウグスティヌスはこの二元論を否定して
*神は絶対的で唯一の存在であるという考え方を強調した
☆現実に悪がある以上神学者がいくら努力をしても
*善なる神がつくった世界に悪がはびこる疑問は解決できません
*どうしても二元論を説く異端が出てくる
☆異端の代表のカタリ派
*二元論的な世界観に立ったのがカタリ派
☆カタリ派は悪い神は悪魔で、世界は悪魔に創造されたと考える
☆カタリ派は悪い神は悪魔で、世界は悪魔に創造されたと考える
*『旧約聖書』の神自体が悪魔であるとした
*善なる神が創造した霊、肉体という牢獄に囚われているとした
☆キリスト教の一般的な教義
☆キリスト教の一般的な教義
*イエス・キリストは、人間が善なる神により創造された
*聖なる起源を持ち、人類の救済を啓示するために来臨したとしている
⛳カタリ派は、キリスト教の一般的な教義に真っ向から反対
☆キリスト教の根幹である「三位一体説」
☆贖罪という教義も否定される
☆カタリ派は、彼ら自身は、自分たちこそが「善きキリスト教徒」
☆カタリ派は、彼ら自身は、自分たちこそが「善きキリスト教徒」
*救われるためにはこの物質世界から離れる必要があると考える
*この考えは、穢れた世俗の世界から身を遠ざけて
*信仰生活を送ることが正しいとする修道会の思想と実は共通している
☆肉欲、肉食を憎悪の対象とし
☆肉欲、肉食を憎悪の対象とし
*修道生活を極端に進めたのがカタリ派です
*これを突き詰めると、自殺の肯定にまで行き着きます
*世界は悪の世界なので、そこから逃れる方法は自殺になる
☆カタリ派は南フランスでかなりの広がりを見せた
*カトリック教会は討伐のために
*アルビジョワ十字軍を送って弾圧した
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『宗教になぜ金が集まるのか』
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禁欲を求め、利子を嫌悪したキリスト教2(修道院)
(ネットより画像引用)