🌸寺院と教会の強大化3(延暦寺・高野山・シート会等)
⛳寺院、公家や武家と並ぶ権力となる
☆比叡山には僧侶以外
*工業などを営む神人や宗徒たちが集まり、境内都市が誕生した
☆真言宗総本山の金剛峯寺が鎮座する高野山も同様
☆真言宗総本山の金剛峯寺が鎮座する高野山も同様
*室町時代には今よりもはるかに多くの僧坊が存在し
*多くの住人を抱え商工業も発達していった
*高野山は宗教都市であり、商業都市であり、工業都市でもあった
☆真言宗系の根来寺などは鉄砲をつくっていた
☆真言宗系の根来寺などは鉄砲をつくっていた
*鉄砲で武装した僧兵である根来衆
*戦国武将に請われて、戦働きをすることもあった
*寺院が備兵集団を抱えていた
☆有力寺院の境内は「無縁所」と呼ばれ
☆有力寺院の境内は「無縁所」と呼ばれ
*官吏の立ち入りだけでなく、警察権の行使さえも拒絶した
*源義経や後醍醐天皇など、時の権力と敵対した者が匿われた
*又犯罪者や生活困窮者が身を寄せた
☆神仏の力を背景に経済力や軍事力までを備えた寺社
☆神仏の力を背景に経済力や軍事力までを備えた寺社
*公家や武家と拮抗するまでになり「権門体制論」の出来あっがった
*天皇の下に公家・武家・寺社があり、三者が相互補完関係にあった
☆寺社勢力は、のちに織田信長などの戦国大名たちと争う
⛳キリスト教での教会領の誕生
☆キリスト教でも教会を建てる時には通常、土地が寄進された
☆キリスト教でも教会を建てる時には通常、土地が寄進された
*キリスト教信仰がヨーロッパに広がっていくなか
*王や貴族たちはこぞって教会や教皇に土地を寄進した
*それらの土地は、教皇領・教会領となる
☆教会の司教は宗教活動を行う以外
*寄進された動産・不動産を管理する役目も担う
☆教会領は「インムニテート」という特権を得る
☆教会領は「インムニテート」という特権を得る
*公的な負担が免除され、公権力の行使を拒否することができた
*教会に逃げ込んだ者は神の所有物と見なされ
*これに害を加える者は罰があたると考えられた
(日本の駆け込み寺と同じ理論である)
☆寄進以外にも、教会は自ら開墾し
☆寄進以外にも、教会は自ら開墾し
*収穫物などを売って収益を上げるようになる
☆教会領は譲渡できないと宣言された
*子のいない司教の財産相続人は教会とすることも習慣化した
*結果、7世紀末、フランク王国の3分の1が教会領になった
⛳莫大な利益を上げたシトー会
☆キリスト教と金の関係で、重要な役割を果たした修道院
☆キリスト教と金の関係で、重要な役割を果たした修道院
*修道院は清貧を実践しながらも
*収穫物で収益を上げるなど、経済活動に手を染める
☆具体的な例シトー会
☆具体的な例シトー会
*修道院が実践すべき清貧から外れているとして非難し
*修道院に対抗するために誕生し、自給自足を原則とした
*収穫物に余剰が生まれれば
*収穫物に余剰が生まれれば
*修道院の外に出て市場などで交換・販売する必要が生じる
*それらの貯蔵・保管のため、都市に都市居館という拠点をつくる
*販売する品目も農産物だけでなく皮革製品、ワインと広がる
☆ドイツ南部のシトー会の修道院
*販売する品目も農産物だけでなく皮革製品、ワインと広がる
☆ドイツ南部のシトー会の修道院
*ハイリンヒ6世から、ワイン取引に関する関税特権を得る
*皇帝の個人的な信仰にもとづくものでしたが
*ライン地方の領主たちもそれを受け入れるようになった
☆シート会、関税がかからないこともあり、莫大な利益を上げた
*修道会でつくられるワインは珍重された
*修道会でつくられるワインは珍重された
*シトー会は、修道の理想を隠れ蓑に利欲を隠し持ち
*金銭に飢えた商人たちのようだと批判された
*金銭に飢えた商人たちのようだと批判された
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『宗教になぜ金が集まるのか』
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寺院と教会の強大化3(延暦寺・高野山・シート会等)
(ネットより画像引用)