慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「山本氏天皇へ直訴」「天皇を政治利用」「主語が無い批判」

2023年11月05日 | 官僚
🌸右派と左派の神話1

 ☆左派による天皇の政治利用が2010年代より浮上した

⛳山本太郎「天皇直訴」以後の現象
 ☆「天皇を崇拝する」は、復古主義的な考え、昔右翼の考えだった
 ☆最近は、復古主義がまったく別のところから現れてきている 
 *立憲民主党の衆院議員のツイートがニュースになった
 (陛下が開会式で「大会の中止」を宣言されるしか止める手立ては無い)
 *『天皇の政治利用だ』との批判が相次いだ
 *川内議員は戦前復古の右翼ではなく
 *リベラルを標榜する立憲民主党の議員である
 ☆「天皇利用」の最初の驚くべきできごとは、「天皇直訴」事件だった
 *れいわ新撰組の山本参院議員が、天皇陛下にじかに手紙を手渡した
 *この行為、左派系ジャーナリストの田中氏は、ツイッターで賞賛する
 *映画監督の森達也氏の衝撃的なインタビユーが朝日新聞に掲載された
 (山本さんの行為、リベラルの間で深まっていると思います)
 ☆天皇への政治的期待を、著名な映画監督が口にして
 *朝日新聞が、それを平然と記事にしたというのは、驚くべきことである

想像でしかなかった左派リベラルの主張
 ☆「天皇の政治」に期待したのは
 *左派リベラルの理論的支柱である思想家の内田樹氏である
 *安倍首相にとって国内最大の政治的ハードルは天皇でしょう
 *首相の「愛国的ポーズ」に対する嫌悪感
 *天皇陛下はもう隠していませんから
 ☆天皇陛下が生前譲位の意思を発表されるという大きなできごと
 *左派リベラルの人々にも恰好の材料だったようで
 *生前譲位を「安倍政権への抵抗だ」の記事やツイートが大量に現れた
 ☆この頃収集したツイートをいくつか紹介する
 ①今上陛下は、自民党の改憲をひどく嫌つていると聞く
  *陛下なりの抵抗かも
 ➁天皇自身の安倍独裁・憲法無視政治に対する政治的な抵抗なのだろう
 *天皇が戦争法に泣く泣く親書された気持ちを考えると涙が出てくる
 ③日本会議中心のこれから制定されようとする改悪新憲法の下
 *天皇として在位するつもりは無いという
 *陛下の堅い意思表示と読むことも出来る
 ☆これらは投稿者の単なる想像でしかない
 *しかし左派のあいだでは同じような意見がたくさんあり
 *彼ら党派の中では「常識」として定着しているのだろう

⛳「世間が許さない」=「天皇陛下が許さない」
 ☆参議院の本会議で共産党議員がカジノ解禁の議論で訴えた
 *明治天皇も雲の上で怒っておられます
 *共産党頑張れと言っているんではないでしょうか
 *少し前まで共産党は天皇制廃止を綱領に掲げていたことを思うと
 *なんとも隔世の感がある
 ☆時間の流れに沿って左派の「天皇利用」発言を見てきた
 ☆背景には、左派やマスコミが
 *「何をバックにして政権を批判するのか」という
 *その「何を」が揺らいできた問題があるのではと筆者は考えている 
 ☆日本のマスコミは、主語のない批判が得意である
 *たとえば「…という批判はまぬがれないだろう」との書き方
 *この書き方「だれが批判しているのか」という主語が消失している
 *「私たち〇〇新聞はこの政策を批判する」と書けばいいはずなのに
 *なぜか日本の新聞はそうは書かない。
 *新聞は自分を主語にすることはめったにない
 ☆「批判はまぬがれないだろう」と書くときの主語は誰なのか?
 *「世間」や「市民」という抽象的で漠然とした主体である
 *この「市民」「世間」はまったく実態がないものであり
 *マスコミが勝手にでっち上げた幻想の主体でしかない
 ☆新たな主体をマスコミや左派が求めるようになり
 *急浮上してきたのが「天皇」だったのではないか
 ☆何を主語にして批判するのか? という難題を突きつけられ
 *そのつらさに耐えられなくなって「主語」を勝手に
 *天皇陛下に負わせる心象が生まれてきていたということではないか?
 ☆これは明らかな天皇の政治利用であり、非常に危険な方向である
 *日本国憲法ではこのようなことを認めていない
 ☆左派は「護憲」を標榜しているのであれば
 *たとえ憲法擁護に役立つからといって
 *天皇の発言を政治利用すべきではないというのは、原則中の原則
 ☆本来は社会のシステムを変えていくことを目指すはずの左派
 *「心情」や「お気持ち」に傾斜する不思議な逆転現象である
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「神話」解体』



「山本氏へ天皇直訴」「天皇を政治利用」「主語が無い批判」
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「祖母にあげた1万ドルの行... | トップ | 「脳科学での監視社会」「犯... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

官僚」カテゴリの最新記事