忍者の実像を探る（２）

🌸忍者の実像を探る（２）

⛳甲賀百人組の居所と仕事内容
　☆忍者の学術研究の難しさは、彼らが隠れているところにある

　☆江戸幕府の甲賀衆は「甲賀百人組」という百人隊に編成されていた

　☆忍者の甲賀の子孫宅をはしごし、甲賀衆の実態がわかってきた

　＊現在の東京港区の青山付近に集住していた

　（江戸青山の甲賀組屋敷の絵図が出てきた）

　☆江戸に移住させられた甲賀忍者

　＊隠密というより鉄砲隊にされてしまった

　＊老中に「ふさわしいお役目を」と嘆願した

　＊幕末まで「鉄砲隊」の仕事をしている

⛳江戸の化学者たる忍者

　☆神宮球場にも、幕府甲賀者の棲家であった

　＊忍者の頭、高峰家の屋敷跡は、ヤクルト球団のクラブハウス

　☆甲賀の山中に入り高峰家の子孫を訪ねる

　☆高峰家は今でも数多くの忍術書を伝えている
　☆高峰家で、恐ろしい古文書「毒薬之方」を発見した
　☆１７世紀の忍者の毒物知識は歴史的に重要である

　＊江戸のはじめ徳川家にとり邪魔な大名

　＊タイミングよく次々に死んだ

　☆陰謀史観を唱えるつもりはないが
　＊「毒薬之方」には、忍者の生物化学兵器の製造法が記されていた

⛳毒物が語る闇の歴史
　☆甲賀忍者は「毒薬鉄砲」も戦いに利用していた

　＊棒火矢とよばれる毒薬を「弾丸」に仕込む

　＊ロケットとして、敵陣に撃ち込む方法が古文書に残されていた
　☆毒には派手な毒と、静かに忍び寄る毒がある

　☆毒薬ハンミョウは症状が派手

　＊一服盛ると腫れ上がりすぐにばれ、心理的効果は絶大

　＊井戸などに入れ使用不能にするには適している

　☆静かに忍び寄る毒

　＊暗殺にはトリカブトが適している

　＊心臓発作や脳出血に似た症状で人が死ぬという

　☆毒にもいろいろ種類がある

　＊日本史上に現れた強毒性アルカロイドを含む生薬に「冶葛（やかつ）」

　＊東南アジアから中国南部の植物が正倉院宝物としてある
　＊正倉院から毒薬度々出庫された記録がある
　＊何に使ったのか？

　＊我々の知らない闇の歴史がきっとあるはず

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、「歴史の愉しみ方」

忍者の実像を探る（２）

（ネットより画像引用）