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『自己免疫』『アクセルとブレーキ』『腸内の善玉菌投与』

2024年11月12日 | 医療
🌸免疫の働きすぎはからだに良くない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています

アレルギーと自己免疫
 ☆免疫は、原則的には外敵から身を守る役割を持ちます
 *免疫反応があまりに強く起きてしまうと
 *からだにとってかえって都合の悪い状態が起きる
 ☆免疫の働きすぎはまずい、アレルギーや自己免疫がその例
 *花粉症では、花粉に対してIgEという特抗体が体内で過剰にでき
 *この抗体が花粉とともにマスト細胞(肥満細胞)という
 *一種の白血球の表面に結合するようになる
 *マスト細胞から痒みや痛みを起こす物質が放出される
 *眼や気道の表面が刺激されて、咳、涙や鼻水が出る
 ☆これはからだの防御反応の一種です
 *咳、涙や鼻水を使って花粉を外に追い出そうとしているのですが
 *一方で不快な症状(アレルギー症状)を引き起こす
 *花粉の侵入に対してIgEという抗体が、できすぎたために起きる
 *獲得免疫がおかしな方向に働いて、悪いことをする例
 ☆免疫の働きすぎによって起きる自己免疫疾患の病気
 *免疫による攻撃が起きた結果起こる
  (関節リウマチ、シェーグレン症候群、バセドウ病や橋本病等)
 *自分のからだの特定の成分に対して免疫反応が起きてしまい
 *そのために特定の細胞や組織が攻撃されて破壊される

⛳アクセルとブレーキがバランスよく働くことが大事
 ☆自己に対する攻撃が起きる理由
 *自己成分を攻撃するリンパ球が体内で異常に増えているから
 ☆リンパ球は自分が反応する相手が決まっていて
 *ほとんどのリンパ球は外から飛び込んでくる外敵に反応する
 ☆自己成分に反応するリンパ球はわずかしかない
 *その働きを抑える細胞(制御性T細胞)が同時に存在している
 *自己反応性リンパ球の働きは抑えられている
 ☆自己反応性細胞(アクセル)と抑える細胞(ブレーキ)が存在する
 *通常はブレーキ優位の状態になっている
 *普通は自分の細胞や組織への攻撃が簡単には起きない
 ☆一部の人たちでは、感染などをきっかけとして
 *なぜかアクセルが働きすぎるようになったり
 *ブレーキが十分に利かなくなったりして
 *アクセル優位となって免疫系が自分の細胞や組織を攻撃する
 ☆アクセルが優位になりやすい体質(遺伝的素因)や
 *ブレーキが利きにくい体質を持つ人がわれわれの中にはいる
 *そのような人では自己に対する攻撃が起きやすい
 ☆テレビや新聞の広告を見ていると
 *何か特定のものを食べたり飲んだりしたら
 *すぐに免疫力が改善したり高まるかのように思われるかもしれません
 *話はそれほど簡単ではない
 *免疫力を高めたら
 *それがすぐに健康維持につながる話が多いが
 *実際は免疫力とはなかなか複雑なもの
 *単に免疫の反応性が高まればいいというものではない

腸管の綱菌が免疫の働きに影響する
 ☆腸管の中にいる細菌叢
 *免疫のアクセルとブレーキの働きに影響する
 ☆よく聞く表現
 *健康に良い働きをする細菌のことを善玉菌
 *悪い働きをするのを悪玉菌
 *どちらでもないものを日和見菌等という
 ☆腸内の善玉菌を増やすと広告されている食物や飲料がいくつもある
 *実際はそのような食物や飲料に含まれる細菌が腸内に入ってきても
 *その多くは既存の細菌との生存競争には勝てず
 *外来性の細菌は簡単には腸管に棲みつけない
 ☆何かを食べて免疫カアップというような話
 *魅力的に聞こえるが
 *腸内の細菌叢はそう簡単には変化してくれない
 *食べ物や飲み物では短期間でそんなことは起きない
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』







『自己免疫』『アクセルとブレーキ』『腸内の善玉菌投与』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)

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