🌸不明熱の診療(リューマチ・膠原病)
☆国府台病院でも新型コロナウイルス感染症拡大で
*不明熱訴える患者増加している
☆国府台病院で不明熱診察する患者
*発熱が2週間以上持続している患者
*単純レントゲンで肺炎像がない患者
⛳原因不明熱とは?
☆38℃を超える発熱が3週間を超えて持続している患者
☆入院精査でも、原因不明で発熱している患者
☆感染症、悪性腫瘍、膠原病が3大原因
☆3回の外来診療、3日間の入院診療でも原因不明の患者
*古典的不明熱患者と再定義
⛳不明熱での発熱の原因と思われる要因
☆患者のフォーカスの存在
*血管(内)に炎症のフォーカスがある
*症状の出にくい臓器にフォーカスがある
☆薬剤熱
☆疼痛を本人が訴えない
⛳血管(内)に炎症のフォーカスを疑う
☆画像診断・ルーチンの全身CTなどでは検出できず
*大血管炎造影MRIや心臓超音波検査等
*疾患名を意識した検査しないと診断に迫れない
☆血管内の病原体を検出する必要がある
*血液培養→敗血症、感染性心内膜炎
☆末梢につまった腫瘍細胞を検出する
☆大血管の評価などを行う
⛳薬剤熱を疑う
☆薬剤熱は不明熱の原因になりしかも頻度が高い
☆肝障害などを伴えば想起しやすい
*必ず肝障害伴うとも限らない
☆薬剤やサプリメントを使用している患者、疑う必要がある
⛳症状の出にくい臓器にフォーカスがあるのを疑う
☆比較的症状の出にくい臓器の膿瘍や深部膿瘍
*理学所見やルーチン検査ではとらえられない
*CTやMRIで検出できる
☆腸管の炎症は検出できない
☆病名として
*肝膿瘍、脾膿瘍、クローン病、深部膿瘍、腎細胞癌等
⛳間歇的な発熱ある患者
☆発熱症状が出現、消退を繰り返す
☆間歇的な発熱には原因は常に存在する
☆精査が必要
⛳疼痛を本人が訴えない
☆疼痛の感じ方は個人差が大きい
*強い炎症でも疼痛を訴えない患者も多い
☆リウマチ性多発筋痛症、本人が痛みを訴えない場合多い
*発熱と炎症反応のみの不明熱となる
☆病名として
*リウマチ性多発筋痛症、肛門周囲膿瘍、副鼻腔炎等
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
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⛳出典、『国府台病院HP』より
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不明熱と国府台病院(リューマチ・膠原病)
(『国府台病院HP』記事より画像引用)
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