「ひざが痛い」を治す体操（黒澤式）

🌸安静は逆効果、「ひざが痛い」を治す４つの体操
　

　☆動くことでひざは元気になる

　☆いくつになっても諦めないでチャレンジしよう

⛳ひざの軟骨は再生はしない
　☆要支援・要介護の原因の１１％が、ひざや股関節などの関節疾患
　☆ケガや事故といった特別な原因がないのにひざが痛くなるのは

　＊中高年の場合、ほとんどが変形性ひざ関節症

　＊ひざ関節の軟骨がすり減ることで痛みが出てくる

　☆５０歳以上の女性に多い

　＊３対１ぐらいの割合で男性にも起こる

　☆変形性ひざ関節症の原因

　＊一つ目は遺伝子で、生まれつきなりやすい人がいる

　＊二つ目が年齢で、軟骨は再生しない

　（成長期にできた軟骨一生使っていかなければならない）

　＊三つ目が体重で、重ければひざの負担が大きくなる

　（立っていても、体重の３倍、歩いているときは５～７倍の荷重）

　（階段の上り下りでは体重の７～１０倍の荷重）

　＊四つ目は筋肉が弱いこと
　☆５０歳過ぎの女性に発症することが多い理由

　＊関節軟骨を守る役割をしていた女性ホルモンの分泌量が減ること

　☆ひざが痛くなったら、一生おとなしくしているのだろうか？

⛳ひざの治療の世界標準は動くことだ
　☆ひざの関節軟骨やその周囲に、関節を滑らかに動かす関節液がある

　＊ひざに負荷がかかると軟骨から関節液が出る

　＊負荷がなくなると関節液はまた軟骨に吸収される

　☆ひざは「動くことで元気になる」
　＊ひざが痛いからといってじっとしていれば

　＊筋肉や腱も強張ってきて、スムーズに動けなくなる

　☆「黒澤式ひざ体操」

　＊体操は無理せずひざを動かす運動
　＊炎症を起こしているひざの細胞に働きかけ細胞自体に炎症を鎮める
　＊メカニズムのスイツチを入れさせる

　＊はやければ１週間、おそくても４週間程度で痛みがなくなる

　①脚上げ体操（大腿四頭筋、腸腰筋、腹筋を鍛える）

　＊かかとが床から１０ｃｍ程度のところまで上げ、５秒間止める
　②横上げ体操（外側広筋、中殿筋を鍛える）

　③ボール体操(内転筋、腹筋を鍛える)

　＊床に座り、ひぎを軽く曲げ床においたボールを太ももの間にはさむ

　＊力を入れて５秒間ボールを押しつぶすようにしたら力を抜く

　☆どの体操もゆっくりと行うことが大切

　＊各々１セット２０回朝昼晩各1セツトを目標にしたい

⛳ヒアルロン酸の注射に頼るな
　☆ヒアルロン酸の注射や電気療法など

　＊それは一時的に痛みを和らげる手段にすぎない
　☆筋肉体操を半年、１年と続けていくことが必要

　☆痛みを根本的に解消するのが、ひざ痛の解消に欠かせない

　＊それは適正体重の維持だ

　＊ひざに問題を抱える人にも取り組みやすいのはウオーキング

　＊なるべく平らな道を歩くこと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、『ＴＨＭＩＳ１１月号』

「ひざが痛い」を治す体操（黒澤式）

（『ＴＨＭＩＳ１１月号』記事より画像引用）