🌸外婚制共同体家族「中国・ロシア型」
☆家族形態が共産主義というイデオロギーと親和性が高い
☆外婚制=ある集団の外部から配偶者を求める婚姻
☆外婚制=ある集団の外部から配偶者を求める婚姻
⛳大帝国が誕生する条件 ~権威ある父親と平等な兄弟~
☆家族類型がイデオロギーに直結している
*「外婚制共同体家族の分布図と「共産圏の地図」が重なる
☆外婚制共同体家族の特徴
*父親にたいへんな「権威」がある
*形としての権威ではなく、実際に父親が強大な権力を振るう
*子である兄弟たちはその父親のと全員同居し服従する
*兄弟が何人いても、結婚後もすべて親と同居し大集団になる
☆兄弟どうしは「平等」で、平等に力を合わせてことにあたる
☆兄弟どうしは「平等」で、平等に力を合わせてことにあたる
*古くはフン族のアッティラによるアッティラ帝国
*チンギス・ハンが率いたモンゴル帝国、
*いずれも版図があいまいな遊牧国家
☆強靭な権力を持っていた父親が亡くなると
☆強靭な権力を持っていた父親が亡くなると
*外婚制共同体家族は瞬く間に解体する
*命令系統を失って、統率がとずバラバラになる
*父亡きあとの平等な息子たちへの分割相続の伝統が原因
⛳大帝国が崩壊する兆し ~ソ連崩壊は乳児死亡率が語る~
☆ソ連崩壊を予測する要因として
☆ソ連崩壊を予測する要因として
*トッドが目を付けたのは「乳児死亡率」
☆文明が進歩している国なら、乳児死亡率は、通常は減少する
*ソ連の数値をみてみると、明らかに上がつていた
*乳児死亡率の上昇という事実にトッドは唖然とした
☆乳児死亡率の上昇より、ソ連の社会が機能しなくなっていると判断
*ソ連に近いうちに崩壊があるのではと直感した
*乳児死亡率は国家の発展衰退を計るカギ
☆ソ連(ロシア)家族類型論を当てはめてみると
☆ソ連(ロシア)家族類型論を当てはめてみると
*権威主義的な父親(独裁者)と息子たちの家族(国民)が同居する
*社会共同体家族国家
*独裁的な指導者もしくは独裁政権の牽引力と
*それに従う国民の連合する力が均衡を保つていられればよい
*いったんバランスが崩れると、解体へと向かう
☆ソ連、強大な独裁者であったスターリンが亡くなった
*乳幼児の死亡率から、国家という堰の崩壊の最終局面ソ連崩壊
*トッドが予見した
☆トッドは、「識字率」の分析を通して
☆トッドは、「識字率」の分析を通して
*ソ連国民自体は、近代化を指向していると結論づけた
☆トツド自身は、高校生時代、フランス共産党の党員だった
☆トツド自身は、高校生時代、フランス共産党の党員だった
*実際の共産主義国の貧しい現実を目のあたりにした
*トッドは共産党党員を脱退した
☆共産主義国へ行くと
*共産主義者ではなくなって帰ってくることよくある
⛳家族類型とイデオロギーの相関関係
☆外婚制共同体家族が多く存在するフランスの中央山塊地域
☆外婚制共同体家族が多く存在するフランスの中央山塊地域
*工業的発展に取り残された田合です
*その地域の共産党得票率は突出して高い
☆外婚制共同体家族地域では、農業を主産業としてる
*工業が強いところ、工業労働者が多い
*共産党が強いというわけではなかった
☆世界的にみると、絶対核家族の地域
☆世界的にみると、絶対核家族の地域
*共産党の得票率は常に低くなっている
☆イングランドにもアメリカにもかって共産党が存在した
☆イングランドにもアメリカにもかって共産党が存在した
*微々たる勢力に過ぎません
☆共産党、平等主義核家族の地域、直系家族地域においても
*少し支持しかなく、政権に影響を及ぼすほどにはならない
*日本の共産党も同様です
*日本の共産党も同様です
*日本の共産党、常に全選挙区に候補者を立てる
*どの地域で共産党の得票率が高かったかを調べると、
*日本の外婚制共同体家族の残存が逆照射される可能性がある
*日本の外婚制共同体家族の残存が逆照射される可能性がある
🌸家族類型とイデオロギーとの関係を再度整理する
⛳家族類型
☆絶対核家族
☆平等主義核家族
☆直系家族
☆外婚制共同体家族
☆平等主義核家族
☆直系家族
☆外婚制共同体家族
⛳イデオロギー
☆自由主義 資本主義(市場経済)
☆共和主義 無政府主義(サンジカリズム)
☆社会民主主義 自民族中心主義ヒトラー型ファシズム
☆共産主義(スターリン主義)一党独裁型資本主義
☆共和主義 無政府主義(サンジカリズム)
☆社会民主主義 自民族中心主義ヒトラー型ファシズム
☆共産主義(スターリン主義)一党独裁型資本主義
(敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『読み解く世界史の深層』
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「外婚制共同体家族」「ソ連崩壊要因」「イデオロギー」
(『読み解く世界史の深層』記事他より画像引用)
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