タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

撮り逃がしの記

2008年12月13日 | タカの渡り観察
カメラさえ準備しておれば、、、、、、

 タカ長は写真を撮るのは好きですが、これが野鳥写真となると機材の交友やランニングコストがかかるので、意識して野鳥写真には近づかないようにしてきました。ビンボーなタカ長としては賢明な選択ですが、そのために撮り逃がした野鳥はたくさんあります。

 タカ長観察地では今秋運よくアリスイをゲットしましたが、この観察地最大の撮り逃がしはサバクヒタキだと思っています。昨秋タカ長のすぐそばに出たのですが、最初は気にも留めなかったのです。ホオジロやスズメがチョコチョコ遊んでいるところですから、、、、。
 その中に1羽おかしなのがいたので良く見るとサバクヒタキでした。タカ長カメラでも証拠写真程度は撮れる距離です。しかし、そのときカメラは持っていませんでした。

 そのようなわけでこの情報は私の中に封印したままです。

 今回行った佐賀県の馬渡島でタカサゴモズのド・アップの写真を撮り逃がしたことはすでに書きました。そのときセジロタヒバリみたいなタカ長には良く分からない鳥を見たのですが、そのときカメラはザックの中で証拠写真も撮れませんでした。ボケボケの写真でもあれば識別に役立ったはずなのに、、、、、、。



 唐津から帰りに今津に立ち寄りました。お目当ての一つはクロツラヘラサギです。何度も訪れたことのある今津ですが、珍鳥を捜し歩いた畑地には某大学の大きなグランドが出来るとかで大きく変貌していました。

 しかし、干潟や瑞梅寺川の河口はそのままで、クロツラヘラサギは対岸近くにたくさんいました。ザット数えて40羽くらい。タカ長カメラでは手に負えない距離ですが、とりあえず1枚撮りました。これだけでも証拠写真にはなるはずです。



 その一部のクロツラヘラサギが所定の場所(?)とも言える瑞梅寺川の中州に飛んで行きます。



 ここまで来てくれると距離はかなり近くなるのでクロツラヘラサギらしい写真もタカ長カメラで撮ることが出来ます。全部がクロツラかと思っていましたが、目の前の良く見えるところでヘラサギがいるのをスコープで確認しました。しかし、動かぬ証拠を撮ることが出来ません。距離が遠いのです。



 しかし、運が良いことにそのヘラサギがクロツラヘラサギと一緒に飛んでくれたのです。それを何とかキャッチすることが出来ました。タカ長としては立派な写真、証拠写真には十分だと思われます。

 カメラを準備していれば証拠写真を撮るチャンスはあるものなのですね。

 心しないと、、、、、、