タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

八幡川探鳥会

2008年12月28日 | バードウォッチング
久しぶりに探鳥会に参加しました

 一応、野鳥の会会員であるタカ長は年に何回か探鳥会に参加しています。と言っても本当に数えるほどの参加、それも一番身近な「八幡川探鳥会」に参加することがほとんどです。



 八幡川河口の様子も随分と変わりました。マンションやビルの建設が進み、チョッと見ると都会の水路を思わせる風景になりました。その八幡川の河口で暖かい陽を浴びながらのんびりとしたひと時を過しました。



 今日は風もなくてとても過しやすい天気でした。タカ長もこの海のようにうとうと、本当に本当に眠くなるような時間を過させていただきました。



 産廃物の埋め立ての終わったこの辺りは都市公園になるそうです。都市公園や工業団地などになるのはある面理解できるのですが、この辺りすべてが売れ残って一面の葦原になりチュウヒやハイイロチュウヒ、チョウゲンボウなどワシタカの楽園になれば良いのに、、、、、とO先輩と話ました。売れ残りを想定するのは不謹慎でしょうが、、、、、。タカ長があのビル・ゲイツくらいカネを持っていたらここら一帯全部を買い取って野鳥の天国にするのですが、金もないものがそのような想像をしても現実は何も変化しませんね。





 沖にあるこの水面の1/3くらいが野鳥公園として残されるようです。バーダーとしてはもう少し多く残して欲しいのですが、そのためには世論を見方につけなければいけません。

 世論を味方につけるためには、ここを残すことが私たちバーダーの楽しみのため、と言った目先の理論ではなくて、野鳥の住める環境を残すことが私たち人間の生活にも必要であることを示す、本当の意味の環境教育をし、啓発活動をしていく必要があります。

 問われているのは私たち一人ひとりが地球環境にどのように向き合うかと言うことではないでしょうか?バーダーだけの身勝手な理論では世論を味方につけることは出来ないのではないでしょうか。

 春のような暖かい陽射しの中でぼんやりとそのようなことを考えていました。