タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月23日

2009年03月23日 | タカの渡り観察
主役はかわったようですね、、、、、、

 タカ長観察地のサクラも咲き始めました。開花宣言となる5~6輪ではなく一枝咲きほこっている木もあります。



 しかし、タカ長観察地の標準木(タカ長が勝手に決めただけですが、、、、)の花はこの程度ですから、開花宣言は明日以降になります。



 今週は気温も下がるようですが、しかし、週末には花見が出来そうですね。その頃は渡りもヒマになりますから、お花見気分で観察地においで下さい。

 タカの渡りはノスリからハイタカ属にかわってきているようです。

 一昨日も今日も朝早い時間はほとんどハイタカ属で、11時を過ぎてノスリが出るパターンが続いています。今日の午後は所用のため観察できなかったの何とも言えないのですが、午後にノスリが出たとしても、数的にはハイタカ属が多いはずです。

 そのハイタカ属の渡りも例年よりかなり早いようです。

3月23日  晴

  観察者   タカ長 カメ吉 他 2名
  観察時間   8:00-12:15

     ノスリ            9
     ハイタカ    西向き  13
     ハイタカ    東向き  1
     ハイタカSP  西向き  4  


コマドリの森から

 山口県の鳥友、Nさんから情報を頂きました。「コマドリの森から」と言うホームページの案内です。

 このホームページには鳥のことや登山のことが紹介されていますが、その鳥情報としては私たちにも関心の深い、北九州市の風師山の渡り情報が紹介されている、と言うことでNさんから紹介されたのです。

 風師山は九州の北東の隅にある山で、本州の南西端と関門海峡を挟んでつながっています。そのためタカの渡り観察地としては極めて重要なところに位置しており、そこの情報は喉から手が出るほど欲しいのです。
 現在のところ週末だけの観察のようですが、しかし、その情報があるのとないのでは大違いで、これからはしっかりとチェックしていくつもりです。

 関心のある方は「コマドリの森から」で検索すればすぐに出てきます。是非訪問してみてください。

タカ長も風師山に行ったことがあります。

 と言うことで、観光写真ですが紹介させていただきます。



 風師山から見た関門海峡です。見えているのが関門大橋。

 この写真は05年10月23日の撮影ですが、この時期に行くと関門海峡の海抜けで現れたノスリが帆翔して高度を上げ、ほとんど目線の高さを流れていくのが観察できます。

 流れていく方向は九州北岸を福岡方面に行くのと、南にそれて別府温泉方面(?)に渡るとの二つの方向に分かれていきます。門司は渡りの交差点になっているのです。



 山頂から見た関釜フェリーです。タカ長は来月このフェリーで釜山に渡り、韓国の小鳥を楽しんだあと釜山に帰り、タカの渡りを観察する予定です。

 

 そのそばにあるのが宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘で有名な巌流島です。私は渡ったことはないのですが、公園のようになっているらしくて、何かイベントを行っているところを風師山から見下ろすことがあります。

風師山も是非訪ねていただきたい観察地の一つです。