タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

白滝山に登る

2009年03月31日 | 山歩きから
山のカラスが泣いていた???

 

 広島県の最西端、大竹市の北にある弥栄湖です。このダム湖を見下ろす白滝山に登ってきました。ご覧のような展望ですからノスリかハイタカの姿を見るつもりの登山であることはもちろんです。

 しかし、タカは何も飛びませんでした。



 飛んだのはこれ、カラスだけです。



 この2羽のカラスが何度も姿を見せて飛び回っていました。

 「あいつ等まだ帰っていない」
 「いやぁ、そろそろ帰り支度をしているよ」
 「おいおい、よく見ろよ、あいつ等は自分の食べ残しも全部ザックにつめているよ」
 「本当かよ、あいつ等は人間らしくない、マナーの悪いやつらだなぁ」
 「本当だよ、食べ残しも何もかも持って帰るなんて、人の風上にも置けねえやつらだなぁ」
 「そうだよ、本当に腹の立つやつらだ」

 と騒がしく飛び回りながら泣いていました。

 泣きたいのはタカ長ですよ。何かタカが飛ぶのを期待していたのに、、、、お前等だけしか飛ばないのだから。



 ぶつぶつ言いながら山を下りるとタカの仲間が飛んでいました。

 何だ、これかよぉ。これを見て喜ぶのはトビ吉おじさんだけなのだぁ。