タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

癪にさわるなぁ

2018年12月12日 | 山歩きから
日曜日に折敷畑山に登ったことは紹介しました。

その帰りにバス便が悪くて、最寄り駅からタカ長団地の近くまで歩いて帰ったことも紹介しました。

そのときのことです。

       

駅前の信号を女学生らしい人と同じ方向に歩き始めました。

彼女もタカ長も同じように、普通に歩いていました。ところが、、、、彼女との距離がだんだんと開いて行きます。

どうみても、彼女は急ぎ足ではないのです。タカ長ものんびり歩いているわけではないのです。

しかし、彼女との距離はひらいて行きます。

同じ日に同じようなことが他でもありました。

町の中で同じように歩き始めた若い男性との距離が、同じように開いて行きました。

    

このような経験はよくあることで、その日だけではありません。

同じように歩いているように見えるのに、若い人に置いて行かれる、、、その距離がだんだんと開いて行く、、、、、、。

癪にさわるけど、これも若い人との脚力差なのでしょうか?

       

先日このような本を買って何度も読み返しています。

この本でも加齢による体力の低下を意識するように指導されています。

タカ長のように、高齢者ばかりで歩いていると、加齢による脚力低下を意識する機会がないけど、自分が意識しないいだけで、本当は60歳になれば20歳のころより半分に落ちている、ということです。

60歳で半分ですから、タカ長のように80歳直前のものはそのまた半分になっていてもおかしくないはずです。

平素、高齢者ばかりで生活していると、、、、登山などしない同級生から見るとタカ長など「バケモノのように元気」だと見られてしまい、、、本人もその気になっていますが、、、

その「バケモノ」の体力、脚力は若いころの何分の1しかないのです。

    

この本で指導されているのは、自分が登る山を選ぶときに、その現実を冷静に見つめるように、ということです。

タカ長もそのことは分かっているつもりで、「登りたい山と登れる山は違う」と仲間たちにも話しています。

そして、自分たちが登る山を選ぶとき、そのことは意識しているつもりですが、、、、、

平素、自分が年寄りだと思ったこともないので、ついつい欲張りなことを考えてしまいます。

その現実を自分では冷静に見ているつもりですが、、、、

町の中の、さりげない生活の場で、若い人たちとの脚力差を見せつけられると、、、、

やはり、、、、、癪にさわるなぁ、、、、、。