昨日からの雨はほとんど上がりました。
明日は曇り予報、仲間たちと裏山を歩くことが出来そうです。
7月も中旬にはいりましたが、梅雨明け宣言が出る雰囲気はなく、気温の低い状態が続いています。
昨年の今ころは連日35℃超の猛暑日だったはずです。それに比べたら、タカ長には楽な夏になっています。
暑さ嫌いのタカ長には有難いことですが、これだけの異変があると農業などへの影響もあるはずです。そのようなことを考えたら、能天気に喜んではおれません。
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若いっていいなぁ、と言っても、青春時代のことを記事にするわけではありません。私たちの山グループを立ち上げてからの話です。
あれから24年が過ぎました。早いといえば早かった24年です。
チョット考えることがあって、昨日「山のグレーティング」をあらためて見ました。その時に感じたことです。
山のグレーティングは、主要ルート固有の特徴について、必要な体力度と技術的難易度を評価したものです(無雪期・天候良好時を想定)。登山者が力量にあった山選びをするための基準として、2014年、長野県が最初に発表しました。
山のグレーティングはこのように説明されています。山に関心のある人なら誰もがご覧になったはずです。
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ここに書かれているように、この山のグレーティングは山選びの基準にするものであって、唯一絶対的なものではありません。
だから、自分の実体験とこのグレーティングが何となく合わないような感じがしてもおかしくないはずです。
これを見ると、私たちの山グループが登った最高グレーティングは体力度7でした。新穂高温泉から双六岳に登り、三俣蓮華から鷲羽岳に登った登山です。
それほど体力を使った登山とは思わなかったのは、いまより13歳若かったからでしょうか?
合戦尾根を登った日は体調がすぐれなくて、ものすごく慎重に登りました。そのためタカ長の感覚では「体力度6」ですが、山のグレーティングでは「4」になっています。
南アルプスの山は図太くて疲れる、と言うのがタカ長の印象ですが、これを見ると、草すべりコースを登る北岳が「体力度5」になっています。
これはタカ長の感覚には合いません。
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そのような経験から見ると、私たち山グループの体力度は5だったと考えられます。といっても、それはいま現在のものではありません。今より若かった時のことです。
それは分かり切ったことですが、私たち山グループの過去の記録を見ると、「若いっていいなぁ」と思います。
年年歳歳、体力や脚力が落ちてきていることを意識することはありませんが、自分たちが実際に登った山をこのグレーティングに当てはめてみると、間違いなく右肩下がりになっています。
これが現実なのです。
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私たちは地方の、マイナーな山を中心に歩いているので、その山のグレーティングから外れた登山者を目にすることは少ないのですが、、、、
しかし、ゼロではありません。自分の登れる山を自分で決めることが出来ない登山者は多いようで、そのためにこのグレーティングが作成されたはずです。
それは大変いいことですが、そのグレーティングなど考えない登山者が後を絶たず、そのことが遭難事故の多発につながっているのでしょう。
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仮の話ですが、来月北アルプスに登るとしたら、どのコースを選ぶべきか?どの山をどのように登ると北アルプスの山頂に立てるか?
そのように考えると、選択肢が少なくなっていることに気づかされます。
燕山荘に泊まって、赤沼さんの話を聞き、燕岳に登るのは良さそうですが、そのコースの体力度は4だから、無理???
八方池から唐松岳に登り、剣や立山が眼前に見える喫茶室でコーヒーを楽しむのが体力度3だから、これが限度かなぁ???
そのように考えると、80歳より75歳、75歳より70歳、、、、
5歳でも10歳でも若いっていいなぁ、と思ってしまいます。でも、そんなことを考えても何にもなりません。
何といっても「今日が一番若い」のだから、その若い日に出来ることをしたいと、山のグレーティングを見ながら思ったのです。
明日は曇り予報、仲間たちと裏山を歩くことが出来そうです。
7月も中旬にはいりましたが、梅雨明け宣言が出る雰囲気はなく、気温の低い状態が続いています。
昨年の今ころは連日35℃超の猛暑日だったはずです。それに比べたら、タカ長には楽な夏になっています。
暑さ嫌いのタカ長には有難いことですが、これだけの異変があると農業などへの影響もあるはずです。そのようなことを考えたら、能天気に喜んではおれません。
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若いっていいなぁ、と言っても、青春時代のことを記事にするわけではありません。私たちの山グループを立ち上げてからの話です。
あれから24年が過ぎました。早いといえば早かった24年です。
チョット考えることがあって、昨日「山のグレーティング」をあらためて見ました。その時に感じたことです。
山のグレーティングは、主要ルート固有の特徴について、必要な体力度と技術的難易度を評価したものです(無雪期・天候良好時を想定)。登山者が力量にあった山選びをするための基準として、2014年、長野県が最初に発表しました。
山のグレーティングはこのように説明されています。山に関心のある人なら誰もがご覧になったはずです。
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ここに書かれているように、この山のグレーティングは山選びの基準にするものであって、唯一絶対的なものではありません。
だから、自分の実体験とこのグレーティングが何となく合わないような感じがしてもおかしくないはずです。
これを見ると、私たちの山グループが登った最高グレーティングは体力度7でした。新穂高温泉から双六岳に登り、三俣蓮華から鷲羽岳に登った登山です。
それほど体力を使った登山とは思わなかったのは、いまより13歳若かったからでしょうか?
合戦尾根を登った日は体調がすぐれなくて、ものすごく慎重に登りました。そのためタカ長の感覚では「体力度6」ですが、山のグレーティングでは「4」になっています。
南アルプスの山は図太くて疲れる、と言うのがタカ長の印象ですが、これを見ると、草すべりコースを登る北岳が「体力度5」になっています。
これはタカ長の感覚には合いません。
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そのような経験から見ると、私たち山グループの体力度は5だったと考えられます。といっても、それはいま現在のものではありません。今より若かった時のことです。
それは分かり切ったことですが、私たち山グループの過去の記録を見ると、「若いっていいなぁ」と思います。
年年歳歳、体力や脚力が落ちてきていることを意識することはありませんが、自分たちが実際に登った山をこのグレーティングに当てはめてみると、間違いなく右肩下がりになっています。
これが現実なのです。
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私たちは地方の、マイナーな山を中心に歩いているので、その山のグレーティングから外れた登山者を目にすることは少ないのですが、、、、
しかし、ゼロではありません。自分の登れる山を自分で決めることが出来ない登山者は多いようで、そのためにこのグレーティングが作成されたはずです。
それは大変いいことですが、そのグレーティングなど考えない登山者が後を絶たず、そのことが遭難事故の多発につながっているのでしょう。
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仮の話ですが、来月北アルプスに登るとしたら、どのコースを選ぶべきか?どの山をどのように登ると北アルプスの山頂に立てるか?
そのように考えると、選択肢が少なくなっていることに気づかされます。
燕山荘に泊まって、赤沼さんの話を聞き、燕岳に登るのは良さそうですが、そのコースの体力度は4だから、無理???
八方池から唐松岳に登り、剣や立山が眼前に見える喫茶室でコーヒーを楽しむのが体力度3だから、これが限度かなぁ???
そのように考えると、80歳より75歳、75歳より70歳、、、、
5歳でも10歳でも若いっていいなぁ、と思ってしまいます。でも、そんなことを考えても何にもなりません。
何といっても「今日が一番若い」のだから、その若い日に出来ることをしたいと、山のグレーティングを見ながら思ったのです。