タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月12日

2009年03月12日 | タカの渡り観察
はじめチョロチョロ、、、、、、、だけでした



 今朝の観察地です。爽やかに晴れて、適当に雲があって、観察には最高の条件でした。

 トビ吉おじさんがヤボ用でお休み、そのためタカ長は朝の裏探をキャンセルして観察を始めました。そのヨミがあたって9時前からノスリが飛び始めました。

 シメシメ。

 と思ったのは最初だけ、9時30分を過ぎると暇になってしまいました。

「はじめチョロチョロ」はあったのですが「なかパッパ」はありませんでした。

 そのような状態ですから終盤はまったくナシ。トビ吉おじさんも心安らかにヤボ用を済ませることが出来ました。

3月12日   晴

   観察者     タカ長 カメ吉
   観察時間    8:00-15:00

     ノスリ            15
     ハイタカ     西向き  8
     ハイタカSP   西向き  3

タカ長観察地の花情報です

 タカ長観察地の桜の芽も少しずつ動き始めたようです。まだ開花するには時間が必要なようですが、今月末までには開花するはずです。







 月末にサクラとタカを同時に楽しむことが出来ると最高ですが、ノスリの渡りが例年より早く推移しているので、月末まで見られるかどうか不安になっています。

 その頃例年より早くサシバが渡って来てくれると嬉しいのですが、例年の状態ではタカ長観察地ではサシバに大きな期待をかけることが出来ません。

今年はどのようになるのでしょうか? 気になるところです。

09年の渡り~序盤の結果は

2009年03月11日 | タカの渡り観察
今春のノスリは明らかに早く渡っています

 09年春の渡り結果をトビ吉おじさんに整理してもらいました。これがそのグラフです。



 緑の棒が今年の結果。赤が去年のものです。

 解説不要。一目瞭然。去年とはまったく違ったパターンになっています。


 同じグラフの前半部分を大きく表示するとこのようになります。

 明らかに違いますね。

 昨年のシーズントータルが  689羽
 今年は今日の段階で  450羽

 今年はすでに昨年の65.3%が渡ったことになります。

 今年は昨年より総数が増えて1000羽以上の渡りを記録できるのならこれから大いに期待できますが、昨年と同じ程度しか渡らないとしたらこれから先はあまり期待できないことになります。

  昨年の結果、それまでの結果から見るとこれからが春本番ですが、総数がこれまでと変わらないとしたら、今週末を期待されている週末ウォッチャーの方にはあまり歓迎されない情報を出したことになりますね。

 しかし、本当のことは誰にも分からないのです。昨年の倍増を目指してタカ長観察地に足を運んでください。

 観察結果は目の数に比例して増えることは確かですから、、、、、、。

今日の渡り~3月11日

2009年03月11日 | タカの渡り観察
三桁の渡りは見たけれど、、、、、、

 観察前の裏山での探鳥(略して「裏探」)でも小鳥たちの動きが少しずつ活発になってきたようです。まだ、夏鳥は記録していませんが、ウグイスの囀りもカラ類の動きも、キツツキの仲間のドラミングも聞こえ、近くではコジュケイが鳴いて、、、、楽しい季節になってきました。

 その裏探から観察地に帰るのとほとんど同時に渡り始めました。タカ長はまだ化粧前(つまり準備が整っていない、と言うこと)でした。

 A山のほうからノスリが流れてきます。カメラの準備も出来ていない状態でしたが、本当に頭の上に流れてきたので後追いとは思いながら1枚写したのがこの写真です。



 バックには雲もなくて面白くなかったのですが、結果的にはこれが今日一番近い(低い)ノスリでした。



 一度に6羽とか5羽とか出たのですが、どれも遠かったり、黒い雲をバックにしていたりして「風景の中の1枚」と言える写真も撮ることが出来ませんでした。この写真でも5羽くらいのノスリが写っていたら、それなりの写真にはなるのでしょうが、なかなか思うところに飛んできてくれません。

3月11日   晴のち薄曇

  観察者      トビ吉 タカ長
  観察時間     8:45~16:00

     ノスリ           122
     ハイタカ     西向き  2
     ハイタカSP   西向き  3
     ツミ        東向き  1

 数的には満足しなくてはいけないのでしょうが、全体に高かったので数の割には印象の薄い今日の観察でした。

トビ吉おじさんと二人だけで良い思いをすると、週末に「キョージュ」や「ガミーネ」が来てくれないので、、、、、

 今日は遠くからそっと楽しませてもらいました。

 それにしても今日は、昨日タカ長が行った障子岩のあたりから流れてくるのが大半でした。今日登っていたらタカ長ひとりが良い思いをさせてもらっていたのに、、、、。

   抜け駆けは許してもらえないようですね。

今日の観察~3月10日

2009年03月10日 | タカの渡り観察
天気は回復したけれど、、、、、

 観察地に春の光が帰って来ました。昨日と比べたら月とスッポン、楽に観察出来ましたが、思ったほどは出ませんでした。やはり次のヤマは今週末になるのでしょうか?

 3月10日  晴

  観察者   トビ吉 タカ長
  観察時間  8:45-16:00

     ノスリ            15
     ハイタカ     西向き  1
     ハイタカSP   西向き  1
     ハイタカSP   東向き  1

 タカ長とトビ吉は少しガッカリ。週末組にはニンマリの結果ではないでしょうか。


障子岩 カケス一羽で 盛り上がり

 タカ長は半日、山の仲間と裏山歩き、と言いたいのですが途中からわがままを言わせてもらって、障子岩で1時間半以上観察しました。

 障子岩で仲間と別れる前に100mくらい先なのでしょうか、杉(?)の木の先にカケスが止まっているのを誰かが見つけました。

 「あそこの木の上」
 「アッ、陽のあたるところに出た。きれい」
 「アッ、飛んだ。まだ見える」
 「今度は日陰になった、、、、」

 仲間たちの実況放送(?)のにぎやかなこと。一羽のカケスのためにすっかり盛り上がってしまいました。


 仲間たちが去ってタカ長ひとりが観察していたらカケスが近くまで来て大騒ぎしていました。私は無視されているのでしょうか???

  仲間去り カケス3羽が 大騒ぎ

 山に登る途中でも、何羽かのカケスがギャーギャー騒いでいたり、おそらくカケスが物まねをしているのでしょうが、聞いたことのないような鳥の声(?)を出して騒いでいました。

 今日の山はカケス・デーだったようです。




 タカ長だけ残って観察していたら、この斜面の向こう側から2羽のノスリが現れて、帆翔しながら高度を上げていきました。(10時18分)
 「観察地の南を見て、、、」 とトビ吉おじさんに電話しましたが、結局この2羽は見つけることが出来なかったようです。
 
 次の2羽は、視覚的にはこの写真の海の上を手前に流れて来て、いったん「町抜け」になって見失った後、再度海抜けになって帆翔しながら高度を上げていくのを見つけてトビ吉おじさんに電話。この2羽は前に見える宮島の山抜けになるまで高度を上げて流れて行きました。(10時31分)
 この2羽はトビ吉おじさんもゲットしたようです。

 標高600m弱の障子岩で見ていても8倍の双眼鏡で見るのがやっと、と言うような高度を流れていったノスリもいました。この高度を飛ばれるとタカ長観察地では絶対にとらえることはできません。

 当たり前のことですが、いろいろな高さを飛んでいるのですね。

障子岩での結果

 観察時間   9時30分~11時20分

    ノスリ          8
    ハイタカSP  西向き 1

 終了間際にカラス6羽の柱(?)が立ちました。びっくりさせるなぁ。


 

今日の観察~3月9日

2009年03月09日 | タカの渡り観察
元気なのはマヒワだけ???

 終日雲に覆われた観察地、今日はまったく飛びませんでした。今日は鳥の世界の休日なのでしょうか?本当に静かな一日でした。

 空抜けに飛んだのは、、、、カラスが1羽ずつ2回とキジバト2羽が1回、そしてハヤブサが1回飛んだだけです。本当に静かなものです。



 一人(?)気を吐いた(?)のはマヒワだけ。数十羽の群れが観察地の周りのヤシャブシの木に止まっり、観察地の周りを飛び回っていました。



 タカ長観察地では珍しくないマヒワですが、それにしてもほとんど終日つき合わされると面白くありません。と言うようなことを言ってははいけませんね。

3月9日   曇 無風

  観察者   タカ長 蜘蛛ハカセ トビ吉
  観察時間   9:00-15:00

     タカの渡りを認めず

 それにしても何も飛ばない一日でした。こんな日は疲れます。


小鳥の離乳食(?)

 あまりにも何も飛ばないので携帯電話の設定をいじっていたら久しぶりに蜘蛛ハカセ(漢字で書かないところがミソです)が来られました。

 空を見上げながら蜘蛛ハカセと交わした雑談の一部です。

 蜘蛛ハカセは写真を撮られるのですが、写真を撮ると肉眼で見るだけでは気づかないことに気づくことになるようです。そのひとつが小鳥のエサ。

 ハカセの話によると、サンコウチョウなど小鳥が最初に雛に与えるえさは蜘蛛だそうです。母乳で育たない小鳥類に離乳食と言う言葉を使うのはおかしなことですが、人間にたとえて言えば、野鳥たちにとって蜘蛛は離乳食みたいなモノになるのでしょうか?

 何事にもボンヤリとしているタカ長としては、このような経験にもとづく話にはとても興味があります。

これからも多くの人が観察地に来られ、いろいろな経験談を聞かせてくださることを願ってやまないタカ長です。

今日の観察・3月8日

2009年03月08日 | タカの渡り観察
タカ長に替ってトビ吉が報告します。

 今日のノスリの渡り総数は昨日ように三桁ではないものの、81羽になりこの観察地ではかなり多い数でした。

 ほとんどのノスリが14時半までに出て、総数の約53%をA山の左側(海側で南の方向)で確認しました。

 この割合は昨日もほぼ同じでした。 また、約40%はA山の稜線で汎翔し滑空するものでした。

 そして、ハイタカ属の西行き渡りの数が増加する傾向になっています。


  観察日  3月8日 晴れ後曇り
  観察者 トビ吉、ガミーネ、キョージュ、タカ長、カメ吉、カンヌシ
  観察時間 9:00~16:00
       ノスリ    81羽
       ハイタカ  西  15羽
       ハイタカsp 西  5羽
       ハイタカsp 東  2羽

今日の観察・3月7日

2009年03月07日 | タカの渡り観察
タカ長に替ってトビ吉が報告します。

今日の定点観察地はほどほどに日照があり、近くでウグイスとシジュガラが
さえずり、声のみを聞けば春でしたが、北風が吹き肌寒い日でした。

渡りは10時半頃までほとんどなく、その後にノスリが数多く渡り、結果的には
ノスリの日でした。

ノスリは、11時台に26羽、12時台に37羽、13時台に34羽、14時台に27羽の数で
16時までの合計が144羽でした。

そして、10羽程度のタカ柱が4回ありました。

昨日の雨で止まっていたものが一度に出たのでしょうか・・・
明日はどうなるか楽しみです・・・・。

 観察日 3月7日 晴れ時々曇り、北風(風力②)
 観察者 トビ吉、キョージュ、コリ吉、カンヌシ

    ノスリ  144羽
    ハイタカ 西  5羽
    ハイタカsp 西 3羽
    ハイタカsp 東 1羽
    ツミ    西 1羽
    ツミ    東 2羽

今日の観察~3月6日

2009年03月06日 | タカの渡り観察
ただいま特訓中です

 この週末、タカ長は家庭の都合で観察に行けません。このブログの更新も難しいかも分かりません。タカ長の個人的なブログですから仕方ないで済ますことも出来ますが、渡りの結果を速報することを考えると、私一人では対応できなくなります。

 そこでタカ長の都合の悪いときはトビ吉おじさんに更新してもらうことにしました。先日のテスト更新に続き、今日の更新もトビ吉おじさんにお願いしました。

 今日のブログはフォントも黒一色で味気ないものですが、明日はチョッと勉強してもらってカラーの字が出てくるはずです。

このようにして速報体制をととのえて、その日の結果はその日のうちにお知らせするようにします。

 つたないブログですがこれからもご愛読いただきますようお願いいたします。

今日の観察・3月6日

2009年03月06日 | タカの渡り観察
タカ長に替わってトビ吉が報告します。

本日は11時頃から雨があがりました。 家にいても、タカの渡りが気になるため

観察に出向きました。

上空は北風がかなり強いのか、ハイタカ属が風にあおられながら渡りました。

期待したノスリの渡りはありませんでした。

  3月6日 雨後曇り時々晴れ、北の風(風力②~③)

  観察者 トビ吉、タカ長

  観察時間 13:00~15:00

    ハイタカsp  西  1

    ハイタカsp  東  1

今日の観察~3月5日

2009年03月05日 | タカの渡り観察
天気の変わりは早いけどノスリの出方は順調です。

 朝は一点の雲もない快晴状態でしたが、昼前には厚い雲が全天を覆ってしまいました。今日の天気予報はアタリ。天気はめまぐるしく変わっている感じですが、ノスリの数は順調に(?)に増えているようです。タカ長観察地としてはこの時期に100羽を超えるのは珍しいと言えそうです。

3月5日   晴のち曇

   観察者    タカ長 トビ吉
   観察時間   8:30-14:15

     ノスリ          13
     ハイタカ     西   6
     ハイタカSP   西   6
     ツミ        西  1

  雨が降り始めたので予定より早く14:15に撤収しました。