タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

韓国から~5月11日

2012年05月11日 | 韓国情報
まぁコーヒーなど一杯いかが、、、?

韓国のコーヒーは美味しくない、、、、、と言うか、日本のコーヒーとは別物だと言う印象を持っている人は多いと思います。

最近のプサンには喫茶店が増えて、かつての日本を思わせます。その喫茶店をめぐり歩く時間はないので断定的なことは言えませんが、この店だけは間違いなくこだわりの美味しいコーヒーを飲ませてくれます。

その店とは、タカ長たちが泊まっているホテルに近いこの店、、、、

         

美人のママがいるこの店は間違いありません。この店にいって味が悪かったらコーヒー代はタカ長が負担してやる、と公言しても良いくらいです。日本の専門店に負けないコーヒーを飲ませてくれます。

         

         

今日もいろいろあったタカ長たち、一日の締めくくりをこの店で、、、、、。

本格的なコーヒーを飲んで、頭がシャキッとしたところでブログの更新をしています。

         

今朝は太宗台の観察地から対馬を見ることができました。風は残っていましたが、、、、、、、、写真で見るように海上全面に白波が立つほどの風ではありません。

しかし、なぜか飛ばないものは飛ばないのです。カラス1羽飛ばない感じでした。

と言うことで観察は早めに切りあげ、地下鉄とバスを乗り継いで通度寺(トンドサ)に行きました。その目的は背後の山を見ることです。

         

今日は天気が悪くて山頂は見えていませんが、、、右側のピークは鷲が棲む山と書くのです。鷲棲山(チソサン)。

何しろ今回の相棒はイヌワシ研究のベテラン、と書けば格好が良いですが、本当は頭にキ印をつけたいような人なのです。

その彼のために(?)予備調査と言う名目で行ったわけです。

それにしてもなぜ渡らないのか、、、、分からないですね。どこかの老人大学で「ハチクマ心理学」とか言う講座があったら、多少の費用を使っても受講してみたいと考えている今日のタカ長です。


韓国から~5月10日

2012年05月10日 | 韓国情報
完全に期待はずれの観察でした

昨日の観察を終えたときタカ長が確認しただけで20羽以上の滞留個体がいました。そのため今日に期待していたのです。

いつもより早く観察地に着いてみると、、、、思いのほか強い風が吹いていました。しかし、渡れないほどの風ではないと思ったのですが、、、、。結論から言うとなぜか渡りませんでした。

6時前に3羽が一気に海に出て行き、数は少なくてもとにかく渡って行ったので一応期待していたのです。

しかし、その後はまったく飛ばなくなりました。7時を過ぎて風は少しだけおさまった感じもしたのですがそれでも飛びません。確かに海上には白波が立っていましたが、しかし、全面白波と言った状況ではないのです。

それなのに何が気にいらないのか、その後はまったく何も飛ばなくなりました。完全に期待はずれの観察でした。

        

         

        

いずれも海上に出たあと引き返してくるハチクマです。一度に7羽出て期待を持たせたのですが、全部引き返してきました。真ん中の写真で見るように、海の中の岩にくだける波は大きくはないのです。しかし、渡らないものは仕方ありませんね。

        

        

カラスにモビングされるハチクマや、ハヤブサとミヤマカケスのワンショットなど撮れたので、観察地に出かけた意味がまったくないわけではありませんが、それでも期待はずれであったことは間違いありません。

このホテルには全自動の洗濯機があります。

これは助かります。ブログのための写真を処理している間に洗濯が終わりました。これだけでこのホテルを選んだ意味があります。

長期滞在するものには洗濯は欠かせませんから、、、、、。


韓国から~5月9日

2012年05月09日 | 韓国情報
だんだんそれらしくなってきたようです

今朝は5時20分には出勤していました。観察地に着いて、夜の雨でぬれてしまったベンチを拭いて、キンパを食べて、、、、、

観察準備をしていたらいきなり出ました。それも次々と出て、、、、、、29羽。まだ太陽が昇る前のことです。カメラの準備もしていなかった、のではありませんが気持ちの準備は出来ていません。

近いところを飛んでくれるのはありがたいのですが、数を数えて写真を撮って、、、、と言う作業をするには時間が少なすぎるのです。近いと言うことはあっという間に飛び去ることですから。

どさくさにまぎれて連写しただけの写真を紹介します。いくら露出補正をしても太陽が昇る前の時間ですからきれいには撮れない???

        

        

その29羽を皮切りに早朝は忙しい時間が続きました。7時13分までに今日のハチクマの83%が渡って行きました。9時半を過ぎるとほとんど渡らなくなり、、、それでも1時間以上辛抱して、、、、、、それでも渡らないので場所をかえたら良いことが起こりました。

時間が時間だからでしょうか、ハチクマは渡りをしないのですが、、、、その渡りをしないハチクマが海上に出て引き返してきます。多いときは目の前に19羽の柱ができ、、、、、そのうちの何羽かがタカ長のすぐ近くを通って背後の松林に帰って行ったのです。

決定的なチャンスがたくさんあったのですが、タカ長カメラが「ジージー」とピントを探している間に撮り逃がしてしまったほうが多かったのです。

それでもタカ長が、ハチクマの目ン玉まで写したのはおそらく初めてのことです。このようなチャンスに恵まれるから、この観察地は良いのですね。

        

        

        

        

今日の結果は下記のホームページをご覧ください。

                 http://www5b.biglobe.ne.jp/~raptor/Korea2012spring.html

ハチクマが三桁を記録しました。そのほかのタカも現れてにぎやかになりました。

プサンの観察地はだんだんそれらしくなってきたようです。


韓国から~5月8日

2012年05月08日 | タカの渡り
タカカノたちは今朝帰国しました。10日に仲間が来るまでつかの間の「独身生活」(?)が始まりました。

今朝も4時前に起床して観察地へ向かいましたが、、、、、影島に入ると霧でした。太宗台に地区近づくと霧はいっそう深くなりタクシーも徐行する始末、霧のために3日間観察できなかったことがあったことを思い出しました。

しかし、タクシーに乗った以上太宗台へ行くしかありません。タカカノたちがチェックアウトした後、午後のチェックインの時間まではタカ長の帰るところはないのです。

タクシーを降りて、、、深い霧の中を重い足取りで観察地へ行きました。観察地も霧の中です。

しかし、1時間もすると霧も少しずつ晴れてきて、30mか50mしかなかった視界が500mくらいに回復してきました。海面も見え始め、高空の白い雲の流れも見え始め、渡り観察も期待できるようになりました。

        

観察地の下からハヤブサの声が聞こえてきます。昨日も今日も、太陽が昇る前から鳴いています。

そのハヤブサを撮るチャンスがきました。枝先に出てくれたのです。

        

タカ長カメラではこの程度が限界ですが、、、、何とか証拠写真が撮れたので渡り観察に戻りました。

ハチクマは7時前に1羽現れましたが、観察地の上まで来てすぐに引き返しました。しかし、それからしばらくして1羽が霧の中を対馬方向に向けて飛び出してゆきました。

今日は19羽記録しましたが、その中で一番近かったのがこの個体です。270mmのノートリ画像です。

        

本当はもう少し近くを飛んだハチクマもいるのですが、タカ長のウデとカメラではゲットできなかったのです。この観察地は視界が狭いのでタカ長カメラのようにピントが来るまでに時間がかかると、近い個体はゲットするまでに建物の影に消えてしまうのです。

そのような中で次のような写真が撮れたのはタカ長としては上出来ですね。

        

        

        

超初心者のタカ長でもこの程度の写真が撮れるのですから、だからこの観察地は良いのですね。

  

観察地のまわりでは今日もサンショウクイやカケス、イソヒヨドリなどが飛びまわっています。それらを見ることが出来るので、いつやってくるかわからないハチクマを待つ気持ちを持続することが出来ます。

タカ長の無責任な予感では明日あたりから渡りが本格化するような、、、、、、。仲間がやってくるころから忙しくなりそうな、、、、、。

来週は韓国の仲間も来てくれる、と言う情報もあります。観察態勢が整ったときにドカッと出てくれることを願っているタカ長です。




韓国から~5月7日

2012年05月07日 | タカの渡り
渡り調査を始めました

5月7日晴れ。渡り調査を始めました。

早朝4時起床。そして観察地への到着は5時30分前。

到着してみるとハヤブサの声がしていました。観察地の下のいつものところを見ると、、、、、いました。

        

見覚えのある木に止まっているハヤブサの幼鳥です。と言うことは今年は繁殖に成功したのでしょうか?

カメラのアングルを変えて、赤く光る海をバックにハヤブサを撮ってみましたが、気持ちだけが先行して、頭に描いたような写真にはなりませんでした。当たり前ですね。逆光でハヤブサをシルエットにしないで、おまけに赤い海を写すなんて出来るわけがありませんね。

        

渡りは6時を過ぎて突然始まりました。しかし、観察地の前の松林から飛び出して一気に海に出てゆくだけの渡り。味も素っ気もない渡りでした。しかもハチクマが出てくる方向はすべて逆光になる方向でした。

そのようなわけで今日は写真らしい写真は撮ることができませんでした。そのため(?)今日は小鳥の写真を紹介します。

  

  

珍しい鳥は1羽もありませんが、、、、、、しいて言えば左上のカケス。こちらで見るカケスはミヤマカケスです。北海道の人には珍しくないのでしょうが、本州では珍しい鳥といっても良いのかも分かりません。

そのカケスが何羽も観察地のまわりを飛びまわっています。

今日の観察結果は下記のホームページをご覧ください。


                http://www5b.biglobe.ne.jp/~raptor/Korea2012spring.html

プサンでの生活

2012年05月06日 | 韓国情報
5月6日17時ころチェックインをすませプサンでの生活が始まりました。

プサンの繁華街のひとつ、ナンポドンのロッテ百貨店にほど近い、表通りを数メーター入っただけの小さなホテルが生活の拠点になります。

繁華街のホテルですが、5階の部屋は静かなもの、窓を開けても町の騒音はほとんどしません。ツインで約4000円、一人当たり2000円で滞在できるのですから安いものです。

このホテルをベースにして明日から渡り観察、忙しい日が始まります。

ホテルの周りの写真を紹介します。

        

        

        

        

明日早いので夕食の後すぐにホテルに帰りました。銀ブラをするのはもう少し先になりそうです。


韓国からこんにちわ

2012年05月06日 | タカの渡り
無事プサンにはいりました

       

予定通り月出山に登り、今朝ふもとの町を出て、途中スンチョンマン(順天湾)に寄って、先ほどプサンのホテルにチェックインしました。

月出山温泉ホテルではネット環境が整っていなくて、その上なぜか携帯電話が使えなくて、一時的に情報難民になりましたが、順天に来るとそれもなくなりました。

その間いろいろ経験しましたが、その話題は随時、、、、、と言うことにさせていただき、とりあえず順調に旅を続けていることをお知らせします。

突然ブログの更新が止まり心配された人もいらっしゃると思いますが、みんな元気で旅をしていますから、他事ながらご安心ください。

明日から渡り調査にはいります。

タカ長観察地などの情報を見ると今年のハチクマは昨年より早いのかも分かりませんが、プサンから楽しい情報を送れることを楽しみにしています。


kankokukara-ohayougozaimasu

2012年05月05日 | 韓国情報
kankokukara ohayougozaimasu

saishutou kara uochurusan ni kimashita. sikasi, kono hotel ha IT kankyou ga seibisareteimasen.

keitai denwa mo nazekasira koushin dekimasen.

totuzen blog no koushin ga tomatte shinpai sarete irukamo wakarimasen ga

zenin genkidesu

hotel no kyouyou PC o tukatte koushin siteimasu.

shasin o harituketai nodesuga subete kankokugo nanode tega demasen.

tonikaku genkide irukoto o renrakusitakute migurushii kiji ni shimashita

韓国からおはようございます

2012年05月01日 | 韓国情報
とにかく山に登りました

4月30日。雨でした。しかし、午後からは回復する予報でした。

予定通り先着していた仲間とオリモクへ。タクシーで12000wくらいかかりました。

現地は霧雨状態でしたが強い風が吹いていました。そこには国立公園の管理センターやビジターセンターなどがあります。なかなか立派なものですから、ここにいれば雨が来ても大丈夫です。

そこで天気の様子を見ながら自分たちの行動を決めます。まずはビジターセンターを見学。

そのうち天気が回復。ハルラ山に登る道などを歩き、、、、鳥を見たり花を見たり、、、、。

午後、風も収まってきたのでビジターセンターの背後にある山に登りました。

         

山頂は晴れていました。ご覧のとおりです。中央にV字型におちている谷の向こうにハルラ山の山頂があるのですが、写真に撮れるほどには晴れませんでした。

もし今日ハルラ山に登っていたら、、、、、オリモクでもあれだけ吹いたわけですから、森林限界をこえたハルラ山の山頂部は相当な強風がいたはずです。雨もあったはずです。そのため登ることができなかったでしょう。山は天気、その天気をアテることは難しいですね。

登った山はオスンセン岳(1169m)です。それなりの山のように見えますが、センターから登ると30分で山頂です。

時間がたっぷりある私たちは花を楽しみながら1時間半かけて登りました。この山は花が多いのです。

                    

山頂からの展望は雄大でした。八ヶ岳からの展望、、、、、阿蘇山からの展望、、、それらとどこか似ている風景でした。火山の山はどこか煮たところがあるのでしょうか?

        

夕方にはすっかり晴れました。しかし、、、、、、

仲間が懇意にしている済州大学の先生に迎えに来ていただき夕食に行くとき先生に聞くと、、、

済州大学は終日雨だったとか。済州島は大きな島ではありませんが、天気はたくさんあるそうです。済州市の自宅から大学までに6回くらい天気が変わることもあるとか、、、、。

その面では私たちはラッキーでした。





その先生に刺身をご馳走になりました。

海辺の食堂の窓から見る済州島の北側の海は、まるで冬の山陰、、、、を思わせるものでした。

山の晴れとふもとの雨、私たちには想像できないものでした。とにかく私たちは天気には恵まれた、と言うことのようです。