タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

連日の猛暑ですが、、、、

2012年08月08日 | 山歩きから
あの風は吹かない、、、

 連日の猛暑。そろそろ雨がほしいと願っても、その気配さえ見せない今日の天気。

 山に登れば、、、間違いなく涼しい風が吹いているはずですが、、、

        

 あの森から吹き下ろす風は涼しいのですが、、、しかし、そこへ行くまでの暑さ、そして下界に下りたときの猛暑。

 連日裏山を歩くことがためらわれる猛暑が続いています。

        

        

 山の上の緑。そこにはまだあの風が吹かない。あるのは草いきれだけ。


 あの風、、、、、暑さの苦手なタカ長が、この時期もし好きなものがあるとしたらあの風。

        

 一日中暴れていた夏将軍(と言う言葉があるかどうか知りませんが、、、、)の凋落を予感させるような、、晩夏の午後に吹いてくる風。

 その風が吹いてくるのはおそらく今月末、あるいは来月の初め。あの風が吹いてくるころの山はすきです。

 古の人が歌った風、、、秋きぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる(藤原敏行)、、、、

     この歌に歌われた風が吹くころの山はすきなのです。


夏祭りのことです

2012年08月07日 | 日々雑感
 今日も裏山を歩きました。毎度同じコメントですが、、、、、暑い、暑い。まるで我慢大会のようです。

 しかし、今日も14名が参加しました。そのうち男性は10名、と言うことは、女性軍はババ稼業(?)が忙しい???

     

 さて、4日の土曜日に行われた団地の夏祭りのことです。年々歳々参加者が増えて、最近では近在の人にチョッとだけ自慢したいような夏祭りになっています。

     

 夏祭りの趣旨から言えば踊ることが第一ですが、ハッキリ言ってしまえば「夜店」のほうが人気があるのがタカ長団地の夏祭りなのです。

 タカ長団地はいまや高齢化団地になっていますが、そのことは、言葉を変えればジジババが多い団地になったと言うことです。平素はジジババばかりりが目立つ団地ですが、夏祭りにはそのジジババのもとにお孫さんがやってきて、その人たちが夏祭りに参加されるので、参加者が増加傾向を示しているのです。

     

     

 タカ長たち山グループの担当は例年通り清涼飲料水を売ることでした。このところ猛暑続きで、天気予報も晴れだったので、例年より仕入れを増やしたのですが、それでも完売しました。その面から見ても参加者が多かったことが分かります。

 それは良いのですが、私たちの店の裏のほうでは開店前から、、、、、

               

 このようなものが出てきて、、、、。ちなみにこの銘柄は富山県の「立山」と言って、富山県出身のメンバーが取り寄せてくれたものですが、冷で飲むと下戸のタカ長でも難なくのどを通り、、、。

 タカ長はほかにも仕事があるのでたくさんは頂きませんでしたが、上戸の人にはこの冷酒だけでなく、隣ではタカカノたちの店でビールを売っているので、一杯が二杯になり、二杯が三杯になって、、、、、

    

 格調高い(?)タカ長ブログで紹介するのははばかられるような光景が出現し、、、、

 タカ長ブログにはこの程度の写真しか紹介できませんが、本当はもっともっと楽しく盛りあがり、、、、、夏の一夜を楽しむことが出来ました。その様子は仲間たちが撮った写真にも記録されていますが、それを紹介すると「嫁入り傷」になると抗議されるかも分からないので、写真紹介はこれだけにします。それもこれもタカ長の武士の情け???。

 それにしても私たちのグループもヒラケタものです。酒を楽しむようになったのですから、、、、。ほかのグループでは普通のことでしょうが、私たちのグループではこれでも画期的なことなのです。

 その夏祭りが終わって何日もたたないのに、、、、「来年は冷酒を売って儲けよう」と言ったようなことが話題になっています。例によっていつもの冗談なのか、、、、、それともその冗談が本当になるのか、、、、タカ長は下戸ですがそのような話題は大好きなのです。

 さてさて来年はどうなるか?いまから楽しみですね。




今日は原爆忌

2012年08月06日 | 日々雑感
 今日は原爆忌。あれから67年の時間が流れています。



 あの時タカ長は6歳、小学校へ入学前の夏のことです。大昔のことですが、あのときのことは鮮明に覚えています。

 廣島市の上空で光った閃光をハッキリ記憶しています。あの瞬間空一面に衝撃波が走り、その波紋が私たちの村の上空にも広がったとき、轟音ととも障子が破れ、家具が倒れ、、、、、、。

 その後しばらくして廣島の空から焼けた紙くずみたいなものなどがたくさん降ってきました。いま思えばあのゴミの中には放射能が含まれていたのでしょう。

 廣島から非難してくる人のことも覚えています。隣のうちで休み、水をほしがっていた老婆もいました。しかし、火傷に水は良くないと言うことで母たちがキュウリを求めて近所を走りまわっていました。

 記憶はたくさんあります。その中で一番だったことは、、、、、

 あの一発の原爆で6歳の少年が「心の病気」になったことです。当時はそのようなことは言われていなかったので、心の病気の治療もカウンセリングも受けていませんが、あれは間違いなく「心の病気」だったはずです。

 夜寝ていると大きな暗闇が胸を押さえ、息苦しくなって目を覚ましたことが何度もあります。飛行機が攻めてくる夢もたびたび見ました。そのようなことを何度も何度も経験しながら、人はやがて死んでいくのだと言うことを心に刻みました。

 心の病気は長く続きました。そのようなくらい夢を見なくなったのは、それから何年もあとのことです。自分で立ち上がらざるを得なかったのでしょう。

 私は時間を薬に心の病から開放されたはずです。私の少年のころは、心の病気のことを聞いたことはありませんし、もちろんその治療を受けた記憶もありません。

 語り始めればキリがない原爆体験。

 その多くを語りませんが、何はともあれ、あのような悲劇が繰り返されることの無いよう祈りたいものです。  合掌。

       


団地の夏祭り

2012年08月05日 | 日々雑感
座ソーラン・この笑顔がすべて

 昨夜は団地の夏祭りでした。広報担当のタカ長は写真係。連写でバンバン撮ったらン百枚になってしまって、そのほとんどがピンボケで、何とか使えるものを選び出すために今日一日使う羽目になりました。デジカメ時代も良し悪しですね。

     

 最初のプログラムはこの「座ソーラン」The ソーランンの間違いではありませんよ。椅子に座って踊るソーラン。団地の人気プログラムです。

 子どもたちはもちろん椅子ではありません。普通に踊ります。会場中央のやぐらをかこんで、お年寄りたちと子どもたちが一緒に踊りました。最初の写真は一曲終わったときの撮影です。

 この「座ソーラン」はお年寄りのプログラムですが、前のほうで少し若い人が座っています。彼女たちはいわば先生役。写真には写っていませんがタカカノもリーダーの一人として、皆さまの前に立って踊っています。その先生役も生徒役も、一曲踊りきって笑顔、笑顔。

 この笑顔がすべてを語っていますね。肖像権の問題もあるかもわかりませんが、皆さまの笑顔がとても素敵なのでそのまま紹介します。

    

    

        

        

 今回初めての試みですが、同じ曲を2回流し、それにのって踊りました。激しい踊りなので若いお母さんから「きつかった」と言うコメントも出たようですが、子どもたちはもちろんお年寄りたちも元気いっぱいで2曲こなされました。椅子に座っているので下半身は使いませんが、それでも上半紙の動きは激しいものです。体力的には確かにきついものもあるのでしょうが、小さな子どもたちと一緒に踊れば、疲れなど感じないのかも分かりませんね。

 私たちの夏祭りに参加する人は年々増えているようです。これだけの人が集まるようになるのなら公園をもう少し大きくしておけば良かった、と思われるくらいです。いまさら言ってもどうなるものではありませんが、いまのように活動が活発なら、中央公園だけでなく集会所もひとまわり大きなものが欲しいのです。もちろんこれもいまさらどうすることも出来ないのですが、、、、、、。

 私たちの団地は三十数年前の「新興団地」です。何もなかったところに新しい町を造ったのですから、そこに入居してきた人たちのつながりは昔からの市街地とは違うのでしょうか?何だかんだと言っても、町の人たちとは違って地域社会のまとまりは良いようです。そのためこのような素晴らしい夏祭りも出来ますが、、、、、、その住民も高齢化がすすみ、次の世代がどうなるか、そのあたりの心配はあります。

 ともあれ、チョッとばかり外部の人に自慢したいような、楽しい夏祭りは昨夜無事に終わりました。

 この夏祭りの話題は明日に続く予定です。




暑さに負けず、、、、

2012年08月04日 | 山歩きから
 前回、8月2日に書いた裏山での事故、行方不明になった女性は自力で下山されたようです。地方紙がそのように報じていたと友だちが話していました。

 山の中で2夜すごしたことになります。脱水症はおこさなかったのかチョッと心配ですが、大事にいたらなくて良かったですね。昨日友だちが話していたところによると、同じような事故は過去にもあったとか、同じ山を登るものとして注意したいですね。低い山だと言ってもそこは「非日常世界」です。安易な気持ちで行くと思わぬ落とし穴にはまることもありますよ。

        

 昨日も仲間たち14名で裏山を歩きました。通いなれた裏山の道ですが、私たちの場合はラスト(最後尾の人)がいつも気を配っていますから、目的地に着いたら一人足りなかったと言うようなポカミスはないはずです。

 今回の事故や、今年2月に死亡事故を起こした例のように、二人とか三人とかの、気のあった同士のグループが、案外危ないのかも分かりません。気を許しあった同士のフレンドリーなパーティは良いのですが、フレンドリーすぎて緊張感がまったくなくなってしまうとしたら、やはり何か問題がありそうです。

        

        

 緑の中の道を歩き、水量の少ない沢を渡り、いつものように歩きましたが、、、、

 暑い、暑い、、、、、。しかし、私たちは歩きます。継続することが大切、と言うことを仲間たちは分かっていますから、いまは低山を歩く時期ではありませんが、毎回10名以上のメンバーが集まっています。

 いつもより若干少なめですが、それは暑さを嫌ってと言うことではなくて、夏休みに入って「ジジ・ババ業」が忙しいメンバーがいるからなのです。

 継続は力。暑さに負けず裏山歩きを続けます。と言っても、、、、、暑いなぁ、本当に。


今日の裏山~8月2日

2012年08月02日 | 山歩きから
 相変わらずの暑さですが、負けてはおれません。

 今日も元気に裏山歩き、、、、、と言いたいのですが、本当は腰が重くサボりたかったのです。ところが仲間から電話が入り、ついつい裏山へと言うのが本当のところなのです。

 その電話と言うのは、一昨日裏山に登った78歳の女性(あえて老女とは言いませんが、、、)が行方不明になったと夫(78歳)から110番通報があったと地方紙に出ていたと言うことでした。

 その新聞の情報によると、31日の午前8時半頃夫の友人と3名で登山を開始し、11時ころ夫と友人の二人は山頂に着いたが、後ろを歩いていた女性の行方が分からなくなった報じられていました。彼らが登ったコースなど詳しいことは書かれていませんが、私たちが「裏山」と言っている極楽寺山(693m)の東面ではなく、正面登山道がる南面で行方不明になったのではないかと推察しています。

 情報が少ないのでその後のことは分からないのですが、大事にならなければと思っています。

 そのようなことを仲間と電話で話をしていたら何となく登る気になって、、、と言うのが今日の裏山歩きです。別にその女性を探しに行ったわけでもありません。山の中は静で、誰かを捜索しているような様子はまったく見えませんでした。昨日無事に保護されたものやら、山で2夜寝たことになったのか、何も分かりません。

 はっきり言えるのは、このような低い山でもうっかりするとそのような事故を起こす、と言うことだけです。

        

 今日は一応マジメに歩きました。暑いからと言ってコースを短縮することもなく歩いたので、歩数は15700になりました。この時期これだけ歩けばいいでしょう。

 これと言った特記事項のない今日の裏山、紹介するものがないのでキノコを紹介します。

    

 キノコの名前は分かりません。上の写真はシロハツかも分からないし、、、、右の写真はイグチの仲間のような????

    

 夏キノコは種類も多い、と聞いたことがあるようですが、わが裏山では今年キノコが少ないように感じています。この様子では秋の松茸も期待できないのではないかと危惧しています。今年も1本くらいは食べたいのですが、無理なのかなぁ???

       

 タカ長としてはキノコより花ですが、こう暑くてはじっくりと撮る気になれません。ただただ一日でも早く猛暑が去ってくれることを願っているのです。


興味ある話題

2012年08月01日 | タカの渡り
 久しぶりにタカ長の本業(?)の話題です。

 鳥友が面白い情報を寄せてくれました。

       

 この画像は文一総合出版から出た本の画像をスキャンして、その画像にタカ長が別の目的のために手を加えたものです。

 そのベースになっているのは東京大学の樋口広芳博士らの、衛星を使ったハチクマの渡り経路の研究結果です。

 日本で繁殖しているハチクマは東南アジアから渡ってきていることはこれ以前から言われていましたが、そのことを私たちの目に見える形で示してくれた画期的な研究結果です。これ以降も樋口先生たちの研究グループではハチクマに発信機を取り付け、その航跡を追う研究を続けておられます。

 その航跡がタカ長たちが韓国で観察を続けているところを通っていたので嬉しく思ったこともあります。

 その樋口先生がこの9月から面白いことを始められると鳥友が言ってきたのです。

 その情報は先生自身のホームページ

     樋口広芳 Hiroyoshi Higuchi   から「折々の記録」7月24日をご覧下さい。

 先生自身が「乞う、ご期待!」と書かれていますが、先生に言われるまでもなく、どのようなことが公開されるのか興味津々のタカ長です。

        

        

 実はタカ長たちも面白い情報を持っていて、その情報の確認としたいと思っているのですが、、、、

 こちらのほうはタカ長の一身上の都合で詳細を公開できない状況です。

 タカ長たちが持っている情報を確認して、その結果を発表したら、少なくともタカの渡りに興味を持っている人にはチョッとしたニュースになるはずですが、、、、

 残念ですが現段階では公開できないようです。