タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

新ルートを開拓

2013年02月11日 | 山歩きから
昨日歩いた二郎杉ルート。その取り付き部分が急で、そのうえ99年の豪雨で荒れています。そしてそのうえ、、、、、間伐作業をする人が杉でもない木を伐ってそのまま放置しているので、ここを登るのは大変難しくなりました。

そこで今日相棒とそこを迂回するルートを探し、思ったより簡単に新ルートを拓くことができました。

   

これまでの尾根に登らないで、少しだけ沢をつめて、そのあと二郎杉の尾根に上がると言うわけです。このルートは倒木が邪魔をしているように見えましたが、作業を始めてみると、写真の倒木など手鋸で簡単に伐ることができました。

この倒木、またぐには高いし、下をくぐるほどの高さはありません。高くまいて行くには足場の悪いところを登る必要があるし、チョッと見たときは厄介な倒木だったのです。

このようなことをしながら尾根に登るルートを見つけることが出来ました。これでいままで以上に簡単に二郎杉の尾根を登ることができます。

   

この尾根を登りながら、尾根のすぐそばでこのような木のある森を見つけました。ルート作りも簡単にできそうです。いつもの道からほんの少しだけそれるだけですが、しかし、そこに行くとまったく違った風景を見ることが出来ます。

町を歩いても、ワンブロック違っただけでまったく違った町の姿を見ることが出来ますが、それと同じようなことなのです。

        

このような木を見ながら登るルートを拓くのは、来週出発するベトナム旅行が終わってからになりそうです。

裏山歩きの楽しみがまたひとつ増えました。あれだけたびたび裏山を歩いていても、まだまだ分からないところがあるのです。

裏山尾根歩き

2013年02月10日 | 山歩きから
明るい陽射しがもどってきました。その光を受けて裏山歩き。



今日の軌跡です。分かる人は分かるでしょうが、、、、とにかく尾根を歩くつもりで裏山に入りました。二郎杉の尾根から登り、国体コースを通って、、、、、

名前をつけていないところもあるので説明できないのですが、とにかく尾根にこだわって歩きました。下山は椿尾根、と何となく決めていたのですが、椿尾根を下りると最後は谷道を歩くことになります。それでは今日の趣旨に反するかなぁ、と思い直して引き返し、ゴロゴロ尾根を下りました。軌跡図の中央上に線が下がって見えるところが引き返した跡です。

  

二郎杉の尾根の間伐作業は終わったみたいですね。それは良いのですが、伐ったあとは放置されたままなので歩きにくくなっています。尾根への取り付きのところと二郎杉の下です。ここだけはルート変更する必要がありそうです。

 

二郎杉のまわりも間伐されたので明るくなりましたが、右の写真に見るようにここも間伐材は放置されたままになっています。

   

遠くに大峰山を見ながら、見覚えのある尾根を下りてさくらの里へ。

ここで5分休んで、また尾根コースへ。

   

そして西尾根を上がって、、、、



この尾根がぬかるんでいて難儀しました。でも、大展望が楽しめるのはここだけですね。



断面図です。「旅レコ」に乾電池を入れたときに誤ってスイッチを入れたようですね。そのため自宅からの軌跡が残されています。左のほうは車の軌跡と言うことです。

小刻みなアップダウンを繰り返していることが分かります。本日の歩数は16,600歩。思ったほど歩数は伸びていないようです。

12時ジャストに駐車場へ帰着。あの二箇所のルート工作を終われば仲間たちと歩くことが出来ます。

この時期、落葉樹の尾根を、横からの光を受けて歩くのは最高です。早々にルート工作をしないといけないようですね。





アッ、カメラを忘れた!

2013年02月09日 | 日々雑感
昨日と今日、1泊2日の予定で瀬戸内海に浮かぶ島、大崎下島、下蒲刈島方面に行きました。山仲間の有志たちとの観光旅行です。

瀬戸内に浮かぶこれらの島は、私たちの町よりは暖かくて、一足早く春の訪れを感じるつもりでしたが、、、、、、、

昨日は寒かった、寒かった!!! おそらく珍しいことでしょうが、雪も舞いました。時に激しく、、、、、。そして、それ以上に風が強くて、遊び心が一気に冷やされ、しぼんでしまいました。

そのこととは関係ないのですが、何としたことかカメラを忘れて行ったため、8日に行った御手洗の写真はありません。仲間のカメラを借りてシャッターを切ったので、その写真を私のパソコンに取り込んだら、あらためて御手洗の紹介をするつもりです。


  

下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、そしてその隣の岡村島までは、橋でつながれたので車で行くことが出来ます。私たちの団地から御手洗まで、ラッシュアワーをさければ2時間かからない日帰り圏ですが、今回は御手洗に一泊する超のんびりプランでした。

今朝の朝食は8時から。そのような遅い時間に朝食を頼むことはほとんどありません。しかし、今日の予定地である下蒲刈島の松涛園は9時からの開園ですから、それに合わせてのんびり出発したわけです。

   

松涛園に行ったことは「アタリ」でした。この写真の左端、復元された「蒲刈島御番所」では梅見茶会が行われており、私たちは最初の客として参加させていただきました。ラッキー、、、、、。

この茶会で使われている主茶碗は文化財級と言うのでしょうか、ン千万円もするものなので、茶室に入る前に腕時計や指輪などは取り外すよう支持されました。万が一にも傷をつけてはいけないと言う配慮なのです。

私たちが最初の客と言っても、突然の飛び入りで「正客」がつとまるわけがないので、そのような高価な茶道具などは間近に見るだけでしたが、、、、それにしてもラッキーでした。

着物美人がいっぱいの茶室には場違いな、ラフな服装の私たちでしたが、茶室の外の、咲き始めた梅とともにお茶を楽しませていただきました。その上ラッキーなことに、このお茶会は無料でした。本当に良いところにめぐり合わせたものです。

   

右から二番目の建物、旧有川邸は「御馳走一番館」と言い、朝鮮通信使資料館になっています。

鎖国をひいていた江戸時代、12回にわたって来日した朝鮮通信使が、日本では大変な歓迎を受けていたことを見せる展示がされています。館内は写真撮影禁止なので、カメラを持っていたとしても私の写真で紹介することは出来ませんが、ここに展示されている「三汁十五菜」の展示は圧巻です。

また、通信使の行列を紙人形で示している展示を見ると、近郷近在から集まった多くの人たちが通りを埋め、その最前列では弁当(と言うのかなぁ)を広げて行列を迎えているところが見えます。

鎖国時代の当時、外国人を見ることはなかったので、外国人を見ること自体が珍しかったのでしょうが、通信使の意味はそれだけではありません。一行の隊長とも言える「正史」は、江戸幕府や朝廷との交流と言う政治的な意味もあったのでしょうが、通信使全体で見ると書画の専門の人など多方面の人が多く含まれた「文化使節団」の性格が強く、それら「大陸文化」に触れたいと多くの人が集まってきたのです。

タカ長には専門的なことは何も書けませんが、要は、関係する藩は、この通信使が二年続いたら藩財政が倒れるのではないかとうわされるほどの大金を使って通信使を歓迎し、その通信使が持ってくる大陸文化に触れるために多くの日本人が彼らを訪ね、言葉の壁を越えながら交流していたと言う事実に注目したいと言うことです。

日本と韓国の間には、ご存知のような「不幸な時代」がありますが、時間的にはその不幸な時代よりはるかに多くの、幸福な時代があったことも心にとめておかないといけないと思うのです。

幸福な時代があるからと言って、不幸な時代のことが帳消しにされることではありませんが、最近は不幸な時代のことばかりが語られているようで、、、、、そのことは両国の人にとって良いことだとは思えないのです。

ここを訪れるのは初めてではないのですが、、、、、、訪れるたびにそのようなことを愚考しているタカ長です。



春は名のみの

2013年02月07日 | 山歩きから
暦の上では春になりました。しかし、寒さはいまが底。

今日の裏山には春は名のみの冷たい風が吹いていました。ときどき太陽が顔を出しましたが、、、寒い、寒い、、、、、。

   

当然のことですが、さくらの里のサクラの花芽はかたい、かたい。

しかし、小鳥たちの動きは活発でした。写真にも撮れないし、肉眼ではシッカリ確認できないくらい、忙しく動きまわっていました。
いくら歩くことを主体にしていると言っても、そろそろ双眼鏡を持って歩かないといけないようです。

   

新しく拓いた尾根道の、落葉樹の森には陽がさして、北風が当らない斜面ではチョッとだけ暖かく感じましたが、、、しかし、それも春とは言いがたいものです。

   

   

わが裏山にはこのような、小鳥たちが好みそうな荒地があるので、小鳥の出現をいつも期待しているのですが、今シーズンは不作でした。

この尾根を越えて杉林を歩いているとき、不意に「ホイホイホイ」と言う声が聞こえないかなぁ、、、、、と思っていました。

いくら何でも夏鳥には早すぎるのですが、ことしこそたくさんの夏鳥に来てもらいたいと考えているので、頭の中で「ホイホイホイ」と言うイメージが浮かんだのでしょう。

そろそろ寒さとはお別れしたくなりました。その寒さから逃げるために、明日は瀬戸内の島に行く予定ですが、冷たい風が追いかけてくるような予報が出ています。

春の訪れを感じることが出来るのはもう少し先になるのかなぁ、、、、、。


団地のフリーサロン

2013年02月06日 | 日々雑感
このところのタカ長、ネタ不足で困っています。

家でゴロゴロしているわけではありませんが、、、、、、しかし、何となくネタ不足なのです。

   

今朝はプライベートな野暮用をひとつ済ませたあと、団地の集会所で行われている「フリーサロン」に出かけました。このフリーサロンのことは紹介したことがあるかも分かりませんが、要するに「フリーサロン」です。

団地の人なら誰が行っても良いのです。時間内であればいつ行っていつ帰るのもフリー。

どんなことを話題にするかもフリー。団地の井戸端会議みたいなものです。

今日は時節柄、、確定申告の話がとびだし、それにともなって医療控除のこと、、と言うことは病気のことも、介護のことも話題になるということ。

そのようなかたい話ばかりではありません。旅行の話が出ると思えば、その旅行先の韓国の葬儀のやり方がどうだとか、、、、その韓国だけではないけど、海外ではホテル代がひと部屋の代金で、ツインのホテルに泊まって二人ぶんの代金を請求されるのは日本だけ???

要するに日本での旅行は何かにつけて高くつくと言う愚痴話。

そのようなことを話題にしているそばで、団地新聞の編集方法を相談したり、先月の「浜田の鮮魚販売」の感想やら、今月の鮮魚販売の情報やら、、、、、

とにかく色々なことが話題に上る楽しいサロンなのです。

 

                 この2枚は仲間が撮影したものです。

昼食時間になると、タカカノたちがこのような昼食をふるまってくれて、、、、

その上この代金もフリーなのです。

その代金がどこから出ているのか、タカ長にはうといのですが、それも要するにボランティア?

たとえばかす汁に使った酒かすは山のメンバーに世話をしてもらって安く仕入れたものです。その酒かすを手に入れるために車を走らせた費用のほうが高くついているのですが、そのガソリン代なども彼のボランティア。

このように色々な人が色々協力して楽しい「フリーサロン」が運営されているのです。

このようなことも私たちの団地の誇りなのです。


裏山っていいなぁ、、、、

2013年02月04日 | 山歩きから
昨日までの好天が一転して、今日は未明から雨。

昨日の山歩きで疲れたタカ長としては、ちょうど良い休養日になりました。団地新聞のヘンシュウチョウの仕事をしただけで、のんびりとした一日を過ごしました。



昨日の山ですが、広島市の東側にある蓮華寺山を仲間たちと歩きました。タカ長観察地から東に見える山のその向こうにある山です。準市街地の山といって良さそうなやまです。

JR安芸中野駅から歩きはじめて、JR瀬野駅までのコース。私たちにはちょうど良い一日コースと言うことでしょうか?

  

蓮華寺山までの道筋にはこのようが石仏が88体がある「仏の道」でもあり、たくさんの桜が植えられている「花の道」でもあります。と言っても私たちは花の季節に登ったことはありません。





また、蓮華寺山から高城山への稜線からは、はるかに広島の市街地が望まれ、またその尾根すじの道は、このような落葉樹の多い道でもあります。高さはわが裏山のほうが高くて、この山は400m級と言うのでしょうか?





この高城山の山頂で昼食を採るために、私たちのグループとしてはまじめに歩きました。マイペースで歩くと、山頂に着くのが12時過ぎになりそうだったので、チョッとだけ頑張って11時45分に到着しました。そのため最後の登りはつらかったのでしょうか、先頭を歩く私の耳には、いつものような仲間たちの雑談は聞くことが出来ませんでした。



この高低図の右が高城山。この山頂まで頑張れば、昼食後はひたすら下るだけです。

このようなコースですから、誰が行っても最高点で昼食にしたくなります。

  

昼食のあとはひたすら下って、団地の横からふもとの道路に降りて、瀬野駅にゴールしました。ふもとから見ると、お世辞にも高いとはいえない山ですが、でも私たちの足を疲れさせる山でした。

チョッと疲れた、、、、、と言っても、歩数は18,500歩です。わが裏山では普通に歩く歩数で、弁当持ちで歩く日は2万歩を超えるのが普通です。それだけ歩いても疲れを感じないのは、そこが「勝手知ったる裏山」だからでしょう。

マイフィールドを持つことは、そのような意味でも有難いことなのですね。


春の陽気に、、、、、

2013年02月03日 | タカの渡り
昨日は暖かい一日でした。まるで春のよう、、、、。

その春のような陽気につられて、、、、、

   

スミレの花が咲いたわけではありません。これは古い画像です。

昨日はタカカノの実家に墓参のために帰ってきました。春のような陽気で、もちろん高速道路のタイヤ規制などありません。その面ではラッキーでした。

タカカノのいとこが亡くなって一年になるのです。ノーマルタイヤしか持っていないタカ長、この時期何があっても田舎には帰れない(?)のです。

   

帰宅して、、、、パソコンで別の用事をしていたらブログの更新をする時間がなくなりました。

今日は仲間たちとの山歩き、相変わらず忙しいタカ長です。

それは良いのですが、、、、、昨夜は定例役員会を失念していて、、、、、、ダメだなぁ。

頭の中くらいはピリッとしないといけないのに、、、、、。


芽吹きの雨には早いけど、、、

2013年02月01日 | 山歩きから
午後から予報どおり雨になりました。

その雨の前に裏山歩き。参加者はいつもより少なくてひと桁です。やはりこの天気のせいでしょうか?





裏山の林道の一部に残雪はありますが、、、、、ほとんど雪が解けた状態になっています。

池の氷も解けてきました。残っている氷も薄氷、、、、、気温が上がっているのでこの雨は、裏山程度の標高では雪にはならないはずです。

立春間近ですが、しかし、いくら標高の低い裏山でもまだ春は来ないはずです。

  

そのような裏山を歩いて13,500歩。雨の前の軽めの裏山歩きでした。

鳥もいないし花もなし。ドラマのない、平凡な裏山。

  

軌跡図も平凡、何から何まで平凡。このような裏山歩きもあります。春になるとドラマも多くなるはずですから、この時期はこの「平凡」を楽しむことにしましょう。