タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山に泊まれば

2015年10月22日 | 山歩きから
石鎚山登山の話題です。

今回の泊まりは頂上山荘ですから、暮れてゆく山、明けてゆく山を楽しむことが出来ました。

きょうなその写真の紹介です。

    

10月16日、陽が傾くと二の森のほうの雲海が赤く染まり、、、

その風景を楽しみたかったのですが、その時間はちょうど夕食時間と重なり、、、、

    

その食事中に気づいたときは太陽は雲に沈む直前でした。

でもまぁ、とにかく一枚は撮れました。

    

太陽が沈んだあとも西の空は赤く染まり、、、、

    

写真も撮れないくらい暗くなるまで外にいました。

そして、、、、次の日の朝、、、、、、

    

当たり前のことですが、今度は東の空が赤くなり、、、、、

空の表情は刻々と変わってゆきました。

    

    

    

しかし、、、、、、なかなか太陽が現れないで、、、、、

シッカリと待たされた後、、、、、、やっと、、、、、、本当にやっと、、、、、

    

ご来光。この写真を撮るまでずいぶん長い時間が経過したようで、、、、、

本当に夜が明けるのか心配になるほどでした。

    

ご来光の瞬間を期待して待っていると、時計が進むのが遅く感じられるようですね。

待ちに待った太陽が現れ、、、、、、

    

山頂の神社では神事が行われ、、、、

タカ長たちも参拝しました。こうして10月17日が始まり、、、、、

私たちは朝食のあとゆっくりと下山を始めました。

10月17日は土曜日で、子どもをふくむ多くの登山者と行き違いましたが、このような風景を楽しんだのは私たちのグループと、あと少しの登山者だけでした。

登山者の中には成就社に泊まった人も多かったようですが、、、、、、、同じ泊まるのなら山頂のほうが良いのに、、、、、と、、、

人さまの都合など考えないで、自分勝手な感想を持ちながら下山しました。


いよいよ講座

2015年10月21日 | 山歩きから
昨日の裏山歩きも好天に恵まれました。

このところ天気予報をチェックする必要がないような日がつづいていますね。

    

いつものメンバーがいつものように裏山に入り、、、、

    

いつものコースを登りましたが、いつもと違うのは、足元の小石をとり除きながら歩いたこと、、、、

講座にどのような人が参加されるのかは分かりませんが、準備するほうとしては初心者を想定して、

足元のおぼつかない人が来られれても、小石で足をとられることのないようにしようという心づかいです。

    

タカ長たちは牛池を通って先に進みましたが、、、、

    

別働隊はいつもぬかるんでいて、足場が悪いところに先着していて、、、、

近くの木を使って簡易な木道(?)みたいなものを設置していました。

    

道具といえば手鋸くらいですが、それでもわがゼネコンはシッカリとした工事(?)を行い、、、、

そう、シッカリとした工事ですよ。どこかのゼネコンみたいなあやしい工事ではありません。

    

このような時はいつも「戦力外」のタカ長は、一段高いところで文字通り高見の見物、、、、

    

それでもアッという間に出来上がり、、、、

    

参加者全員が通り初め、、、、、

私たちの重みで足元は安定して、26日には楽に通過できそうです。

これで「さわやか健康講座」の準備は、、、、、少なくともハード面は完了です。

残るのはソフト面、講座ですからタカ長講師としては何か話す必要があるかも分かりませんが、、、

そのようなことは成り行き任せで、とにかく事故なく終わるようメンバー皆でがんばります。

山頂でのんびり

2015年10月20日 | 山歩きから
今回の石鎚山登山、山頂に立つことはもちろんですが、、、もうひとつ大きな目的は頂上山荘に泊まることでした。

これまで何度も登った山頂ですが、そのそばにある山荘には休憩のため立ち寄っただけで、これまで一度も泊ったことがないからです。

その願いは最高のかたちで実現しました。

天気は晴れ、標高約2000mの山頂(弥山)ですから気温はそれなりに下がりますが、風はほとんどなくて、、、、

    

山荘のサンダルをはいてノンビリトした時間を過ごすことが出来ました。

    

何故か山の上に犬の姿も、、、、、

いつもは何かと忙しそうにしている私たちのメンバーですが、このときばかりは他に行くところもないので、、、、

皆さん腹を決めて、だんだんと暮れてゆく山の風景を楽しまれたようです。

    

天狗岳に登って万歳したり、、、、、、

    

山の案内板を見ながら思い出の山を確認したり、、、、、

    

こうした時間は無為の時間ではなく、とても贅沢な時間だと思うのですが、、、、、

わがメンバーはどのような気持ちでこの時間を過ごしたのでしょうか?

    

タカ長の山歩きをふり返ってみると、このような時間はけっこうあったように思います。

大体、根が横着もののタカ長ですから、その日の予定が終わると何もしないでぼんやりと空を見たり、山の姿が時とともに変わっていくのを楽しんでいたのです。

    

山頂でこのような時間を過ごすことができるのは、近くに山小屋があるからで、、、、

今回はそのために、、、、、この山荘に泊まるために石鎚に来たといっても過言ではないのです。

    

これがもし天気が悪かったらこのような時間を過ごすことはできないのですから、やはり今回の山旅はラッキーだったと言えそうです。

山でノンビリとした時間を過ごす、、、、、

これっていいですね。本当に、、、、、。

    

そのようにして10月16日は静かに暮れてゆきました。

明日の天気を心配する必要のない夕暮れ、これもまた有難いことですね。


わが青春の瓶ヶ森

2015年10月19日 | 山歩きから
今日も快晴。安定した天気が続いています。

この天気ではわが裏山はカラカラに乾燥して、○○茸の楽しみなど望むべくもありません。

さて、石鎚山登山の話題です。昨日のつづきみたいなことかも分かりませんが、、、、、、

    

石鎚山のロープウエイ駅からみた瓶ヶ森(1896.2m)です。

青春のころ登った山なのでセピア色にしてみました。

昨日も書きましたように、タカ長が若いころの山登りは足で登るもの、車などで高度をかせぐことなど考えていませんでした。

この瓶ヶ森登山も同じで、、、、、、、当時は確か、、、、河口までバスで行き、そこから歩いたように記憶していますが、、、、

最近のガイドブックでは西之川までバスで行くように紹介されています。その西之川の標高が約400mですから、山頂までだと1500mを自分の足で登ることになります。

    

山頂に近いところに平らに見えるところがありますが、そこが氷見二千石原と呼ばれている笹原です。

その氷見二千石原の、この画像では左手前のほうに登りつくようルートが開かれていたように思います。

最近のルートは沢の崩落によって少し変わっているようですが、、、、、いつか3月に登ったときは沢の水が増水していて、そばを歩くだけで気持ちが悪かったことを今も記憶しています。

その沢筋から一気に1000m以上登らされるのが瓶ヶ森登山なのです。

その3月に登ったのは広島山岳会のメンバーとしての登山でした。テントを持参しての登山です。その時登ったメンバーの一人が最後にはバテましたが、タカ長はとにかく登りきりました。

登山者としては弱かったタカ長ですから、広島山岳会で活動することは少なく、、、、、退会といえばいいようですが、、、、、早々に落ちこぼれたのがタカ長の山歩きでした。

しかし、広島山岳会落ちこぼれのタカ長でもとにかく重いザックを担いで登ったことは事実なのです。

    

昨日も書きましたように、今は標高1300mまでロープウエイで行っても、石鎚登山がやっとの状態ですから、、、、

その自分が重いザックを担いであの急登を登ったのですから、、、、、、今となってはそのことが信じられないような気がするのです。

やはり、、、、、、若いって素晴らしいことなのです。

    

その瓶ヶ森へ登ったのはそのときだけではありません。

そのころは、当たり前のことですが本四架橋もなく、タカ長にとっては四国の山は「海の向こうの山」でしたから、それほど多くは行けませんでしたが、、、、

それでも別のメンバーと登ったこともあり、、、、、、テントだけではなく瓶ヶ森の小屋に泊まったような記憶もあります。

    

この画像は昨年撮影したものですが、氷見二千石原から見る石鎚山です。

タカ長としては岩ゴツゴツの石鎚山より、この風景のある瓶ヶ森のほうが好きでした。

そのためまず瓶ヶ森に登り、石鎚山まで縦走して面河渓に下りるというのがパターンでした。

    

そのような山歩きを思い出してみると、タカ長はアルピニストではなくて「アルキニスト」だったようです。

そのことは当時から自覚していて、自分はアルキニストだと思っていました。

その後子育て最中は山行きの回数も少なくなり、、、、、海の向こうまで遠征することがなくなりました。

次にこのあたりの山を歩くようになったのはスカイラインが開通して土小屋まで車で行けるようになってからのことです。

    

氷見二千石原から見る石鎚山。右のほうにロープウエイ駅らしきものが見えます。

いまはあそこから山頂まで歩くのが私たちの力で、それ以上のことを考えるとバテるかも分かりません。

加齢とともにいろいろなものが失われていくのは仕方ないことですが、、、、

青春のころあの急登をテントを担いで登ったことは間違いないことで、タカ長にとっては青春の記念碑といえそうです。

    

今回の石鎚山は頂上山荘泊まりですから時間は十分あり、、、、、

雲の上に暮れてゆく瓶ヶ森を見ながら、、、、、くどいようですが、、、、、標高差1000m以上を重いザックを担いで登ったことを、我ながら信じられない気持ちで思い出していました。


当たり前のことですが、、、、、

2015年10月18日 | 山歩きから
石鎚山から帰ってきました。

二日間とも天気に恵まれた山旅でした。そのため写真も撮りましたが、その整理はこれからです。

そのため今日は軽い話題から石鎚山の登山報告です。



この風景がみたくて行った山ですが、本当はもう少し紅葉の赤みがほしかったのです。

しかし、今年は季節の進みが少し早いのか、山頂あたりの紅葉は完全に終わっていました。

もう少し早く行けばよいことは分かっているのですが、私たちは町内会のグループなので、秋祭りが終わらないことには動きが取れないのです。

ということで、秋の紅葉を訪ねる山はこの時期からということになるのです。



それはよいのですが、、、

今回の石鎚山はタカ長にとっては初めての成就社からのコースでした。その成就社まではロープウエイを利用します。

若いころはロープウエイを利用して高度をかせぐなんて山ヤの恥みたいな気持ちがあって、このコースを歩いたことは一度もありません。

その後土小屋まで車道が出来ると、、、、そのころはもう若いころのようなパワーはないので、標高1492m(いよのくに)の土小屋まで車で行くようになったので、成就社コースのことなど考えたことがなく、、、

とうとう今日まで成就社コースを歩くことはなかったのです。

そのためこのコースのことは本で知るだけ、自分の足で感じたことはなかったのです。

しかし、ガイドブックで見るコースタイムなどを参考に考えると、成就社からの単純往復では少しもの足りないのかなぁ、、、、、

などと考え、、、、途中で二の森のコースに入って道草をしたり、、、、

土小屋コースを歩いたことのない人もいたので、少しだけでも寄り道をして、東からの石鎚山を見ることも頭に描いていたのですが、、、、




実際に歩いてみると、そのような考えはまったく不要でした。

今の私たちの脚力では成就社からの単純往復で十分、それ以上のことは出来ないことがわかりました。

タカ長は若いころからこの山には何度も登っているので、ついついそのころのことが頭をもたげ、、、、

あれもこれもと考えてしまうのですが、、、、、

当たり前のことといえば当たり前のことですが、だれも若いころと同じように体は動かないのですね。

そのことをあらためて実感した石鎚山登山でした。

石鎚山登山を前に

2015年10月15日 | 山歩きから
タカ長たちは明日から1泊2日の予定で石鎚山に行きます。

石鎚山には青春のころから何度も登っていますが、当時はふもとから足で登るのが当たり前のことでした。

そのため河口から瓶が森に登ってテント泊、それから石鎚山に縦走し、下山は面河渓というのが私たちのパターンでした。

その後土小屋まで車で行けるようになると、その頃はもう若いころのような体力もないので、土小屋まで車で行き、そこから石鎚山を往復するようになりました。

そのような登山をしていたので成就社から登ったことは一度もないのです。

この先何度も行くことがないような気がするので、今回は初めてロープウエイを利用し成就社から登ることにしています。

もう一つの楽しみは山頂にある山荘に泊まることです。これも初めてのことです。

    

今朝ネットで見た石鎚山の天気予報です。

ここ何日かはずらりとAがならんでいますから、快適な登山が出来そうです。

最新情報が知りたくて山レコの石鎚山を見ると10月11日とか12日の記録が紹介されていました。

この連休はCマークだったの登山される人は苦労されたようですが、その後天気は回復しているようです。

        

今日の画像はその山レコから借用したものですが、10月12日現在まだ山頂部の紅葉を見ることが出来るようです。

しかし、明日16にちはどうなっているか、それは行ってからの楽しみですね。

    

山頂部の紅葉は終わっていても、成就社から山頂に行く途中は見ごろのはずです。

これは夜明峠からみる山頂方面ですが、まさに見ごろの感じですね。

今年初めての紅葉登山はいい感じの登山になりそうです。そして、、、、、、

               

17日の朝は、、、、、このような紅葉は望めないようですが、山頂でのご来光は期待しています。

その石鎚登山のため16日と17日はブログの更新は出来ませんが、携帯からの投稿はするつもりでいます。

どのような山頂風景を紹介できるか、楽しみです。


薮こぎの山

2015年10月14日 | 山歩きから
16日からの石鎚山登山を前に相棒と裏山を歩きました。

トレーニングの仕上げ、というわけではありません。強いていえばこの夏からはき始めた登山靴の調整、ということでしょうか。



何度もお見せするわが裏山の地図です。

右側の運動公園がスタート、ゴール地点で、、、

下に牛池と水苔池、左の後畑にアルカディアビレッジの建物マークが見えています。

上には昨日行った大杉。その右下の617m峰の左に71番鉄塔。

そこから下(南)に主稜尾根。その東側が面白いのです。

地図で見ると4本くらいしか尾根がないようにも見えますが、この地図をよく見るとそれ以上の尾根が東に下りており、、、、

実際に歩いてみると地図に現れないような小さな分岐がいろいろあり、、、、、、

その尾根に迷いこまないように地形を見ながら下りてゆくのが面白いのです。

        

少しご無沙汰すると倒木が増えていたり、木が繁っていたり、、、それに落ち葉の堆積もあり、、、

初めての尾根を下りる気分になることがあります。しかし、尾根をはずさないように下りて行くと、、、

ところどころ見覚えのある地形や、特徴のある木があり、それらを拾いながら行くと、迷うことなく想定した地点に下りてゆけます。

と口で言うのは簡単ですが、このような時はこれまでの永い山経験が生きていることを実感します。

要するに落ち着いて行動していると言うこと、そして道を見ないで地形を見ながら行動していると言うことです。

    

今日歩いたのはその中のやさしいルートだったと思いますが、、、、

それでもところどころ、、、、チョッとだけですが、、、、薮こぎをするところもあり、、、

楽しく歩くことができました。

真夏の薮こぎは短いルートでも嫌ですが、今はそれほど苦になりません。

このようなところにも秋の到来を感じます。

書き忘れましたが、今朝いつもの駐車場でジョウビタキをみました。

枝先に出てくれなかったので写真には撮れませんでしたが、今期初認です。



光の秋?

2015年10月13日 | 山歩きから


天気が回復してきました。

この連休に登山を予定していた人は天気に泣かされたはずですが、タカ長たちの石鎚山は16日、好天のもとを歩けそうな予報が出ています。

その石鎚山登山まえの裏山歩き。

このように晴れても、太陽の光はずいぶんやさしくなったように感じます。

    

木の実を撮っても、、、、

    

    

花を撮っても、花が白トビすることが少なくなったように感じます。

同じような感じは、、、

    

    

このような風景を撮っても感じます。

下の写真などそれらしいモデルを使えばもっといい写真になるのに、、、、、

などと思ってしまいます。夏の頃の写真と違って山の緑が緑として写っているように感じるのです。

タイトルのように「光の秋」とか言う言葉もないでしょうし、歳時記を見てもそのようなものは紹介されていません。

タカ長の感覚から言っても「光の春」と言うことはあっても、「光の秋」と言うのは違和感を感じるのですが、、、

そのようなことを言ってみたくなるような今日の山歩きでした。

    

それにしてもこのママコノシリヌグイ、

もう少しいい名前をつけられなかったのでしょうか?

この花を見るたびに同じようなことを思うのですが、、、、、、、、。