タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

山を歩き続けるために

2018年05月19日 | 山歩きから
昨日の投稿も「とりあえず90歳まで山歩きを続ける」と言うようなことで締めましたが、、、、

この言葉は冗談ではないのです。100%本気かと問われるとちょっと腰が引けそうですが、、、

どこかの国の総理大臣よりはウソ率(このような言葉があるかどうか知りませんが、その意味はお判りいただけますね)は低いと思っています。

90歳だろうが100歳だろうが、言うだけなら簡単なことです。

しかし、言うだけなどこかの総理大臣よりウソ率が高くなるので、横着者のタカ長も多少は努力している、、、、と言うか、、、努力することにしているのです。

            

登山中に水分補給が必要なことは言うまでもないことですが、タカ長はこれまでお茶とスポーツドリンクで水分をとっていました。

とりあえず90歳まで歩き続けると公言してから、必須アミノ酸をとるためにこのようなものも飲むようにしました。そして、、、、

         

アミノバイタルとかいうものも必要に応じて飲むようになりました。

疲れをとるために良いとされるクエン酸は昨日届いたばかりですからその効果は未定ですが、、、、

これまでサプリメントとかこの種の飲み物とは無縁だったタカ長ですが、、、、自分の口に入れるものにも少しは関心を持ってみたかったのです。

      

歩き続けるための勉強も少しはするつもり、、、、、、という気持ちはいつも持っています。

そうしたらこの本の新聞広告が目に留まり、さっそくワンクリックしました。

昨夜届いたばかりなので読むのはこれからですが、この本からヒントをもらって自分なりのトレーニング(と言うほどのものではありませんが、、、、、)をするつもりです。

    

トレーニングの面で継続しているのは腰割りとスクワットです。

毎朝洗面所で行うこのトレーニングは完全に習慣づいて、今では歯ブラシをすると自然に腰が上下するようになっています。

せっかく習慣づいたこのトレーニングをベースにして、、、、生活の中のチョッとしたところでできる小さなトレーニングを加えていくつもです。

この本に紹介されている、椅子に座って行う「つま先上げ・かかと上げ」はさっそく実行、、、パソコンの前に座ってこの記事を書きながら、つま先を上げたりかかとを上げたりしています。

    

昨年の10月に2週間たらず入院した時の心配事は、、、、、退院したら筋力が落ちていて山が歩けないのではないか、、、、と言うことでした。

そのためベットに寝ているときに両足を少し上げる運動をしたり、、、、エクササイズバンドを足にかけて足を屈伸したり、、、

とにかく、小さなことですが、トレーニングの真似事だけはしていました。

数メートル先のトイレに行くのも車椅子、と言う生活をしながら、、、、、トイレまで歩くよりはきつい「両足上げ運動」をするのはおかしなものですが、、、この運動は主治医の先生の了解を得て行っていたのです。

ベットの上での生活を余儀なくされている者の、この程度の運動にどの程度の効果があるのか、本当のところはタカ長には分かりませんが、、、、

退院後の生活に違和感を感じなかったのはあのトレーニングの成果だったと思っています。

    

トレーニングをすると言えば、、、、ジムに行って、、、、と言うようなこと考えていたらタカ長のような横着者は三日坊主になること間違いナシです。

それよりは、タカ長が入院時にしたような小さなトレーニングを生活の中で行うほうがより効果的、よりタカ長的だと思うのです。

そして、、、、言うまでもないことですが、、、、山歩きのための一番いいトレーニングは山歩きをすることです。

ここでは仲間がいることが大きな力になります。

仲間に引っ張られたり、、、、仲間を引っ張ったりしながら、皆で山歩きを継続するつもりです。

その目的は言うまでもないことですが、、、、、要するの健康寿命を延ばすことです。

この本で樋口先生は自立寿命と言うことを提唱されています。

高齢になれば体のどこかに不具合が出てくるのはある面当たり前のことですが、、、、、、

体の不調と上手に付き合いながら、長期にわたって周囲に面倒をかけず、日常生活も制限されずに、可能な限り「自立した」生活を送っている人はたくさんいます。

そうした現実を踏まえれば、検査の数値を基準にして健康であるかどうかというより、むしろ自立した生活を送れているかどうかのほうが問われることで、その意味で健康寿命というより「自立寿命」と言ったほうが適切ではないかと思うのです。


樋口先生のこの言葉はとても現実的で私たちの気持ちに合うように思います。

    

とりあえず90歳まで山歩きを継続できれば、日常の生活の場でも何とか自立できるのでは、、、、。

その時に必要なのは地域社会とこかかわりだと思われます。

山仲間を含む身近な人たちとの関わり、助け合い、、、、、。

そのようなことを考えながら、とりあえず90歳まで山歩きを継続することを考えているタカ長です。








キリの中を

2018年05月18日 | 山歩きから
タカ長の「タカの渡り観察」の季節は終わりました。

今日の山歩きから通常運転に戻ります。その山歩きは弁当持参の「月例」でしたが、天気がハッキリしないので「弁当持参」は「弁当不要」に代わり、、

山上の豪華レストランに行きたいという人もいなくて、昼には下山しました。

そろそろ梅雨の走りを思わせる天気、、、、何よりも気温が上がるのが嫌ですね。

    

牛池に登るのも汗だく、、、、

体が暑さになれていないからか、体の切れが悪くて疲れます。

    

牛池の先の登りも、、、

    

山頂部の森の中もキリ、、、

キリの中を歩くのはいつもと雰囲気が違って面白いのですが、、、、登りはやはりきついですね。

佐世保に帰っていて前回欠席した民泊クロ兵衛の親父も「いつもよりきつい」を連発。

と言いつつ、、、おしゃべりしながら急登をこなすのですから、、、、まぁ、問題ありません。

    

山上の古刹もキリの中、、、

いつもの売店に行って女性たちは野菜などの買い物、、、タカ長は子どものころから好きな「にっけ味の羊羹」を買います。

にっけ味に関しては子どものころからまったく進歩していないタカ長です。

    

蛇の池もキリ。

夏には水連がいっぱいの蛇の池もこの時期はさみしいものです。

訪れる人も少ないのか、水辺に近づくと鯉が近づいてきました。でも、鯉には悪いけど鯉の餌は持っていません。

    

今日の記事はとりとめなくて、ボヤキ調になっているようですが、、、、

タカ長にとってはボヤきたくなる暑い季節の到来なのです。

だからといって夏休みをしていたら、、、、、本当に歩けなくなりそうで、、、、、

毎回、毎回ボヤキながらとにかく山歩きを継続するつもりです。

とか何とか言いながら午前中に18,000歩あるいたのですから「合格」ですね?



    

山で死んではいけない

2018年05月17日 | 日々雑感
新潟県の父子が山で消息を絶って10日が過ぎていますが、依然として消息は不明ままになっているようです。

過去の遭難事例をみると10日以上が経過したあと生還した人もいますが、今回は子ども連れなので絶望なのでは???

将来ある子どもことを考えると言葉を失います。

今日の記事はこの遭難事故とは関係ない、タカ長の山への思いです。

    

登山に死は付きものだ、と言ってしまえばそれまでですが、、、、、

若いころの登山を思い返してみると、自分たちの登山のすぐそばに「死」があったから登山が充実し、登山が面白かった、という側面は確かにあります。

きつい思いをしながら山に登っても、、、、こと安全面に関して、  そこに、、自宅周辺を散策する程度しかスリルが無かったとしたら、その登山は充実したものになりません。

少なくとも若いころの登山は、すぐそばに死が口を開けているから面白いし、その口に落ちないために全身全霊を傾けて山を向き合っているところに登山の意味があるのだと思われます。

    

しかし、山で死んではいけません。何があっても死んではいけません。

タカ長の山歴など人さまに誇るものは一つもありませんが、、、、それでも若気の至りと言えば若気の至りですが、、、、

今になって思えば、、、、一歩間違えればあの世へ一直線、、、というような登山をした経験はあります。

その時は真摯に山に向き合っていたつもりですが、、、、そこで一歩間違わなかったのは自分の実力だと考えるのは間違い、それは思い上がりであることも分かっています。

それは神か仏の加護があったからこそ、、、、タカ長がやってきたようなささやかな登山でも、、、、そこには人智をを超えた世界があるのです。

    

もしあの時、何かが少し狂っていたら、、、、

哀れタカ長の人生は20代で終わっていたかも分かりません。

もし、20代で人生が終わっていたら、、、、

その後の山人生はありません。仲間たちと雲のわきあがる尾根を歩くともありません。

そして、、、、

    

仲間たちと歩く高齢者登山の楽しさを知ることもできませんでした。

幸いなことに一歩間違うこともなく、後期高齢者になっても登山を継続できているのは、、、、お蔭さま、、、何かの助けがあったからだと実感しています。

    

お蔭さまで、、、、何はなくても友だちには恵まれ、、、、

時には先日のように、バラの花さく庭に招かれ、、、、

    

手作りのバラジャムを頂きながら談笑する時間を頂くこともあります。

    

    

バラの花の下でのひと時、、、、

このような至福の時間を仲間たちと共有できるのは、人生の午後の時間、それも夕暮れに近い時間を生きているものの特権みたいな気がします。

このような日々の小さな幸せ、、、、、。早く死んでしまってはこの幸せを知ることが出来ません。

   

山には危険があるから登山が面白い、、、、という側面は確かにあります。

でも、何があっても山で死んではいけません。

過去には山での死を美化するような風潮があったように記憶していますが、、、、、そのようなことは山を愛する人がすることではありません。

山はそこがどんなに小さな山でも何らかの危険はあります。

そのことを片時も忘れないで登山を継続してゆきたいと考えています。とりあえず90歳まで、、、、、。

   

鷹の峰から~9

2018年05月16日 | タカの渡り
今シーズンの渡り観察は昨日で終了、今日は完全休養日です。

本当に何もしないで昨日の画像だけチェックしました。

その結果は、、、、言うまでもないことですが、駄作のオンパレードです。

いつも思うことですが、タカの写真を撮ってもパソコンで見るまでが楽しみ、、、、、ですね。

    

    

頭ぼんやりなので、、、コメント抜きで昨日の写真の紹介です。

駄作の中では良いほう、、、、、なのでしょうか?

    

    

    

明日も休養、、、明後日から通常の生活の始まりです。

暑くなってきたので大変ですが、先ずは仲間たちと裏山を歩いて、、、、

と言うことになります。

急に暑くなると困るのですが、お天道様のことを言っても仕方ありません。

タカ長には嫌なシーズンの始まりですが、、、、気持ちで負けないよう頑張るつもりです。


鷹の峰から~8

2018年05月15日 | タカの渡り
今日も鷹の峰に登りました。

晴れていましたが空気はもやっていて視界良好とは言い難い天気でした。

しかし、到着早々目の前からサシバが上がってきて、、、、幸先良い観察を思わせました。

でも、全体から見たら、、、可もなし不可もなしの観察だと言えそうです。

本当はほとんどが近くを飛んでくれたのですが、新幹線のこだまが停車する駅で新幹線を見ているような観察でした。

つまり、、、たまには止まる新幹線もありますが、ほとんどの新幹線があっという間に通り過ぎて行く、、、、と言うイメージです。

その新幹線も、、、高いところから見ているイメージ、、、、

多くのタカが高度を上げることもなく足もとを一気に流れて行きました。

    

これはサシバですが、、、、

低いところを流れていったタカが観察地の横で高度を上げてくれるとこのような写真を撮るチャンスもあるのですが、、、

そのようなラッキーもほとんどありませんでした。

    

観察地をめがけて飛んでくるハチクマも一気に背後の山に、、、、、

本当に帆翔の少ない日でした。

そのような中で撮った数少ない、タカらしい写真を紹介します。

    

    

と言っても写真の整理はほとんど出来ていません。

本当のことを言うと疲れがたまってきたので、、タカ長の「渡り観察2018年春」は今日をもって千秋楽とすることにしました。

例の病気とは関係ありませんが、8日間に7回の登山は疲れます。タカ長も人の子ですから、、、、、、。

    

これが千秋楽結びの一番です。

観察を終わるころ12羽のハチクマが流れてきて目の前で帆翔を始めました。

11日の再演、、、、とは言えませんが、そのミニ版としては十分でした。

そのようなショウをシッカリと見ることが出来たのでその決断ができました。

鷹の峰では多くの写真を撮りましたが、その整理はこれからボツボツということになります。

何はともあれ、、、トラブルもなく山通いが出来て、近くを飛ぶタカをたくさん見ることが出来たのでラッキーでした。

山の神様かタカの神様か知りませんが、、、、、とにかく神様に感謝、感謝ですね。




鷹の峰から~8

2018年05月15日 | タカの渡り
今日も鷹の峰に登りました。

晴れていましたが空気はもやっていて視界良好とは言い難い天気でした。

しかし、到着早々目の前からサシバが上がってきて、、、、幸先良い観察を思わせました。

でも、全体から見たら、、、可もなし不可もなしの観察だと言えそうです。

本当はほとんどが近くを飛んでくれたのですが、新幹線のこだまが停車する駅で新幹線を見ているような観察でした。

つまり、、、たまには止まる新幹線もありますが、ほとんどの新幹線があっという間に通り過ぎて行く、、、、と言うイメージです。

その新幹線も、、、高いところから見ているイメージ、、、、

多くのタカが高度を上げることもなく足もとを一気に流れて行きました。

    

これはサシバですが、、、、

低いところを流れていったタカが観察地の横で高度を上げてくれるとこのような写真を撮るチャンスもあるのですが、、、

そのようなラッキーもほとんどありませんでした。

    

観察地をめがけて飛んでくるハチクマも一気に背後の山に、、、、、

本当に帆翔の少ない日でした。

そのような中で撮った数少ない、タカらしい写真を紹介します。

    

    

と言っても写真の整理はほとんど出来ていません。

本当のことを言うと疲れがたまってきたので、、タカ長の「渡り観察2018年春」は今日をもって千秋楽とすることにしました。

例の病気とは関係ありませんが、8日間に7回の登山は疲れます。タカ長も人の子ですから、、、、、、。

    

これが千秋楽結びの一番です。

観察を終わるころ12羽のハチクマが流れてきて目の前で帆翔を始めました。

11日の再演とは言えませんが、、、、そのミニ版としては十分なものでした。

そのショウを近くで見ることが出来たのでその決断ができました。

鷹の峰では多くの写真を撮りましたが、その整理はこれからです。

何はともあれトラブルもなく山上の観察地通いが出来たのですからラッキーでした。

山の神様かタカの神様か知りませんが、、、、とにかく神様に感謝、感謝ですね。

鷹の峰から~7

2018年05月14日 | タカの渡り
今日も観察地に出かけました。

昨日の天気予報を見るとお日様マークがづらりと並んでいたので安心していたのですが、、、

今朝起きてみたら曇り、まわりの山は見えない状態でした。

しかし、、、、タカ長の渡り観察はあと少ししかないので、予定通りで出かけました。

    

今日は女房殿も同行してくれました。

山に登り始めてもキリ模様の天気、急いで登る必要もないのでゆっくりと登って行きました。

    

そして、、、、現場に着いたらそこは深い雲の中でした。

しかし、天気は回復傾向なので、、、、少し待っていればいいことが有ることを願って待つことにしました。

    

10時を過ぎたころだったでしょうか、少しずつ視界も開けてきましたが、、、

鳥はまったく飛ばなくて、、、、待って、魔ってカラスが1羽、、、、の状態でした。

何も飛ばなくても13時半まではねばるつもりでいたので、空を見ながらタカカノと駄弁っていたら、、、、

    

わが裏山の方向から1羽の鳥が流れてきました。

とりあえず写真を撮って確認したら、その鳥はハチクマでした。

今日は鳥の世界の休日なのか、タカだけではなくトビもカラスも飛ばなくて、、、そして小鳥類の動きも少なかったようです。

そのような日で、本日確認したタカはハチクマが7羽だけでした。

その7羽もすべてが一気に流れて行く個体で、目の前で帆翔してくれるタカは1羽もいませんでした。

そのためタカをカメラのファインダーにゲットするのが難しくて、、、、撮れた写真もピンボケばかりでした。

    

ということで証拠写真だけ紹介します。

この写真を選んだのは、、、ハチクマの先に見える家並がわが団地のはずれだからです。

    

このハチクマ、、、、成鳥オスだけがゆっくり流れて行ったので横から撮ることが出来ましたが、、、

他のハチクマは本当に一気に流れて行ったので、撮れたハチクマは後追いの姿でした。

    

昨日の雨が上がって、今日は大きな渡りが見られることを期待しましたが、、、、、

見事「ハズレ」でした。

今日ハズレだったら、、、、、明日は「アタリ」だと考えるのがホークウォッチャーの習性みたいですが、、、、

タカ長もその例にならって明日も出かけます。

そして、、、、、明後日があるかどうかは、、、、明日次第と言うことにします。