★白人ポリスによる人種差別と黒人殺害問題。
黒人男の首を絞め上げ路上に引き倒し、「息が出来ない」と訴えたにも関わらず、死亡させたニューヨーク市警(NYPD)の白人警官とか、丸腰の黒人青年が白人警官に何発も撃たれ射殺されたミズーリ州ファーガソンの事件と合わせ、黒人に対するポリスの強圧的な態度に米国市民がデモを繰り広げている今のアメリカ。
これが米国のリアルですからね。
白人が有色人種を差別するというのは、米国では普通にあることで、だから法律を作って人種差別を禁止している。
小生、シカゴとLAに住んだことがあるが、LAはオープンな雰囲気だから、そういう嫌な雰囲気はなかったが、シカゴは古い街だからか、そういう差別は厳然として存在する。一方、お隣で同じ移民国家のカナダ・トロント周辺は、アジア系が多いせいか、人種差別はない。まあ、カナダの人は田舎の雰囲気の人が多いですからね。
★ニューヨーク・タイムズ。
12月4日の社説で、日本の右派勢力が慰安婦問題を否定するため、「脅迫キャンペーン」を展開していると批判したという。
「日本における歴史のごまかし」と題した社説は、アジアの戦地で女性を虐待する制度があったことに対して、安倍晋三が国粋主義的な熱情を煽り立て、歴史の修正を要求する勢力に迎合する「火遊び」をしているとして、中国と韓国からは批判され、米国では「不満の対象になっている」とな。
まあ、お笑いだな。
まず、ニューヨーク・タイムズの大スポンサーは中国共産党であり、在米華僑団体で、事実上の中華人民新聞です。
日本は慰安婦の存在を否定している訳ではなく、その強制制を否定しているだけだ。
それよりも、朝鮮戦争時とそれ以降の韓国の米軍慰安婦は囲い込み強制であり、今のパク姉さんの実父であるパク大統領が主導した国策であった証拠は揃っているのだが、米軍慰安婦については追及しないのか。
それにしてもNYT紙を読むと、右派勢力とか、国粋主義的とか、火遊びとか、共産主義かぶれの物言いだな。
★富田尚弥の戦い。
これから彼はどうなるのだろう。ある意味、サスペンスですね。
来年の1月12日に韓国で初公判が開かれるそうだが、富田サイドは原告の彼が無罪である事を立証する責任がある。しかし検察の証拠を覆すには、かなりハードルが高いのだが。
1) 富田は、そのブツ(カメラ本体)を宿舎のホテルまで持ち帰ったことを認めている。
2) そのカメラ本体は彼の部屋の彼のスーツケースの中にあった。
3) 防犯カメラには、富田がカメラをバッグに入れている映像が残っている.
その際には、怪しい第三者が映像に映っていない。
4) 韓国警察の取り調べにおいて、罪を素直に認めており、被害者のカメラマンにカメラを返却し、示談金も支払い、罰金も支払った。そしてそれを記した調書も彼のサイン付きで存在する。
う~ん、これだけのハード・エビデンスで固められているから、それらを覆すことは、太陽は西から昇るものだと主張するようなものではないのか。
さて、韓国人弁護士によると、原告の富田は法廷に立つのが原則だとする。
裁判官からの尋問がある訳で、原告が立たなければ、裁判官の心証を悪くする。それにしても、勝ち目のない法廷に出席する為に、飛行機に乗って、ホテルに泊まって、カネを使ってとなると、1月の厳寒の韓国は身にこたえるだろう。
(じゅうめい)