★いよいよ総選挙。
各メディアが自民党単独で300議席を超えると予想して、自民党は高ぶり、野党は消沈してしまった。
もしこれが本当なら、安倍さんの奇襲解散は大成功だったということになるが、こういう時は揺り戻しがあるものと相場は決まっているから、14日にならなければ、どうなるか判らない。
いずれにせよ、自民党は地方で圧勝する。民主党など暴れ馬一頭で蹴散らされるだろう。民主党は正論を吐くが、もはや選挙民には信用されていない。特に意識の高い無党派層には拒絶感が強い。その理由は今まで述べてきたから、ここでは省くが、民主党はかつての社会党のように、役人の労働組織である自治労や大企業の労働組合の利益代弁者になっており、自民党に対抗できるような国民政党からかけ離れてしまった。そして、これからもますます旧社会党化していくだろう。誰でもが行き交う大通りから、狸や狐しか通らない獣道を進むことになる。
正論を吐くが虚構の民主党か、スカスカだが義理と人情の自民党か。
最後は官僚帝国が笑う。
★ケント・ギルバードの慰安婦論。
著名な米国人ジャーナリストのマイケル・ヨンが発表した記事を、日本語に翻訳して皆さんに紹介するとケント、
日韓問題:
第二次世界大戦中、韓国人男性が臆病者だったとでも言うつもりか。
第二次世界大戦中、大日本帝国陸軍が20万人もの韓国人女性を強制連行して、性奴隷にしたという問題について、裏付けの取れない主張が現在も拡大し続けている。それらは主に韓国からの主張である。
一方、慰安婦たちの主張を裏付ける証拠を求めて、米政府は3000万ドルの費用を掛けて調査を行った。約7年の歳月をかけて、大勢の米政府職員や歴史学者が過去の公文書を徹底的に調査した結果、有力な証拠は何一つ見つからなかった。結局3000万ドルが無駄に費やされた。
裏付けが取れない数多くの主張が韓国から次々と出されている。しかし韓国人の主張は、裏目に出てしまうのが普通だ。
その当時の韓国は日本の一部だった。
日本軍には韓国人の兵士がたくさんいた。だから日本軍が20万人の女性を強制連行したのであれば、韓国人兵士が韓国人女性の強制連行に加担していたことになる。これはやっかいな現実であるが、しかし、事はもっとややこしくなる。現在、韓国の大統領であるパククネは、日本が大勢の韓国人女性を強制連行したと何度もしつこく責め立てている。
パククネ大統領は日本が数十万人の韓国女性を、性奴隷にするために強制連行したと言うが、彼女の父親はその当時、日本軍の陸軍将校だったのだ。しかし韓国人男性が日本軍の行為に反抗して戦ったという記録と証拠は何も残っていない。韓国人女性20万人を奪ってレイプしようとしたら、辺りは間違いなく血の海になるだろう。つまりパククネ大統領の話は必然的に、それを黙ってみていた韓国人男性は、臆病者の集団だったと言っていることになってしまうのだ。
この件について日本軍の立場からも考えてみよう。日本は米国、オーストラリア、イギリス、中国、さらに連合国とも戦争していた最中である。
20万人の女性を強制連行して、彼女たちを監視し、移動させ、食べさせる目的に軍事資源を費やす軍隊があるとすれば、どんな種類の馬鹿なんだろうか。わざわざもう一つの戦争を作っているようなものだと気付くはずだと思うが。日本人は独自に潜水艦や航空機、空母まで製造していたのだ。真面目かつ非常に賢明な民族でなければ出来ないことだ。
米軍と連合軍の攻撃がのど元まで迫ってきているのに、日本軍の大将たちは貴重な資源を女性の強制連行に費やすはずがないのだ。
軍人であれば、20万人の女性を強制連行することの愚かさを常識として理解するだろう。そんなことをしたら朝鮮半島で新しい戦争を生み出してしまう。朝鮮半島は日本の陣地である。そして韓国人は米国を相手に戦争をしていたのだ。韓国人は我々(米国人)の敵だったのである。
ということは、韓国人男性は韓国人女性を守ろうとこぶしを振り上げる人間が一人もいないほど臆病者なのだと我々は信じればいいのか。数多くの女性が強制連行されるのを黙って許したのであれば、確かに韓国人男性は臆病者であり、その息子である現代の韓国人男性は、臆病者の父親を持っていたことになる。
しかし現実は、韓国人はとても勇敢な民族だ。そうすると、実際には何が起きたのか。資料を見ても、猿でも分かる常識で考えても、大規模な強制連行が行われた事実は無かったということだ。全部が嘘だったのだ。誰かがどれだけ日本を憎んでいようとも関係がない。嘘は嘘であることに変わりはない。
(ケント・ギルバード)
(じゅうめい)