★錦織圭。
勝負事というのは不思議なもので、「優勝を目指して頑張ります」はいいが、「優勝できるかも知れない」と一歩踏み込んだ発言をすると、勝利の女神はスルリと手の平から逃げていくものだ。
それがローラン・ギャロスでの錦織の発言だった。
まだATP1000シリーズでの優勝経験もないのに、グランドスラム(ATP2000)に優勝できるかも、という姿勢はまだまだ甘い。
昨日も述べたが、ベスト4を賭けたフランスのツォンガ戦での圭は、メンタル崩壊、さらに言えば、テニス人生の終わりかとも危惧されるような動揺を顕わにしたのは、何かのトラウマがフラッシュ・バックしたせいなのかと恐れる。
ある意味、たかがテニスの試合(失礼)、勝負は時の運、勝てば嬉しいし、負けても爽やかにコートを去る、それがスポーツの真髄なのではないか。
世界チャンピオンの無敵ジョコビッチだって負けることはあるし、世界2位のフェデラーだって格下で同じスイスのバブリンカに0対3で負けてしまった今回。そして圭の場合、スコアだけを見ると2対3のフルセットで負けたのだから、恥ずかしくはない成績だ。
ところが試合の内容が惨敗と言えるほどひどかった。しかも最悪の危機から救ったのは、実力ではなく「運」、しかも神がかり的な奇跡とも言える「運」だった。
あの突風、一陣のあの風が吹かなければ、圭自身も言っていたように、「試合はもっと早く無残に終わっていた」
突風が吹いて、大きな金属プレートが落下、数人が軽いケガを負った。そして突発的な40分間の試合中断、そこで圭はコートを離れバスルームに閉じこもり、息を吹き返したのだ。マイケルチャンから叱咤されたと伝わるが、携帯で日本にいる母親と話をしたと漏れ聞こえてくる。
ツォンガは試合後、こう語った「前半の圭は、なぜか激しく動揺していた。しかしあの40分後、なぜか平静になった。そしてゲーム運びが変わった」と。
圭よ、たかが試合、プロである以上、そこに人生を賭けるのは当然だが、生命まで賭ける必要はない。一言の英語も喋れない13歳の少年が、米国フロリダのプロテニス養成所のIMGに留学し、外国の子供らと一緒に寮生活を送った圭、年に1回日本に帰省し、父親と一緒に寝たある夜、暗くなった部屋の布団の中で、圭は父親に米国での生活を一人語り始め、そして涙を流したという。
さあ圭よ、よみがえれ、夢はまだはるか遠い、夢が一杯詰まったリュックを背負って、栄光という明日に向かって突っ走れ。
★世界剣道選手権。
3年に1度の剣道世界大会が5月31日に武道館で行なわれた。
日本は男女とも、団体及び個人戦で優勝し、完全制覇を成し遂げた。
しかし、やはり困ったチャンが現れた。それは韓国。
韓国の新聞スポーツソウルは「韓国剣道が不公平で汚れた判定を受けたニダ」と噛み付いた。
実は私、剣道が好きで、この男子団体決勝戦(日本対韓国)をテレビのライブ中継で観ていたのだが、日本は2対1、引き分け2で韓国に勝った。
不公平な判定どころか、確か次鋒戦だったか、両者同じような動きに見えたが、日本人選手が攻撃に積極的でないという理由で、反則1回を取られている。もちろん他の試合でも不公平な判定などないし、3人の外国人審判で判定するから、日本に都合の良い判定など下せる訳がないのだ。
日本の武道は、礼に始まり礼に終わるを道とするが、韓国の武道は無礼で始まり、喧嘩で終わる。
韓国朝鮮人、日本への入国禁止。
★韓国のMERSウイルス。
今や千人を越える人が隔離状態になっているという。
初動防衛の失敗、杜撰(ずさん)な防疫体制の韓国。
そりゃあそうだろうなあ。前の口蹄疫のときは、韓国では牛、豚を生きたまま土に埋めて知らん振りしていたから、海や川や土壌が汚染される訳だ。
日本では、口蹄疫問題の際は、注射で抗菌剤を打ち、薬殺してから土に埋めた。抗菌剤を打たず、生きたまま埋めると菌が増殖して、環境汚染をもたらす。
韓国など、ドローンで空から抗生剤を大量に散布して、殺菌するのが一番。
★年金機構へのサイバー攻撃。
理事長の水島藤一郎というのは一橋大出の三井銀行出身、68歳。
だからパソコンとかネットとか何も分かっちゃいない。
しかし高禄を食む官僚機構の理事長である以上、ネットワーク・システムの仕組みは知らなければならない。ましてや公的機関へのサイバー攻撃は中国、北朝鮮、韓国からのものが多いという報道を常に目にする訳で、国民の大事なカネと個人情報を管理している年金機構の責任者が、怠慢で能力無しなら、即刻辞任することが求められる。
★フィリッピンのアキノ大統領。
参院本会議で演説し、「日本が戦後フィリピンに大規模な政府開発援助(ODA)を行ったことに触れ、日本は過去を癒やす義務を果たす以上のことを成し遂げ、真に利他的な意志を持って行動した」と日本に謝意を明らかにした。
まあ、ユスリとタカリの韓国朝鮮とか中国とは全く違いますね。
アキノさんは日系だそうだが、日系とは関係なく、人間性とか政治家として器が大きい。その後、宮中晩餐会に出られ、美しい佳子様から歓迎のお言葉をかけられたそうな。
(じゅうめい)