武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

警官を撃った警官。  日本の幼稚な防衛大臣。

2018年04月13日 | 人生の意味

★警官を撃った警官。
警官が警官を拳銃で撃った殺しとは。
しかも机に向かって椅子に座っていた41歳の警官を、背後から頭と背中の2発で仕留めた犯人は、警察学校を出たばかりの19歳の警官だったという。

「罵倒されたので、頭にきて撃った」と弁解しているそうだが、揉み合ってとっさに銃で撃ったというならまだしも、殺された警官は机に向かって座っていた訳で、見方によっては若い警官は、ある意味、冷静だったと言えるかもしれない。
ゲーム感覚でリセットが利くシューティングゲームのように。


しかし腹が立ってブチ切れたにせよ、銃で撃ち殺すとは何の因果か。

本人はもちろん、これで人生終了だし、親兄弟も不幸に巻き込んで、覆水盆に返らず、とはこのこと。単にコップの水なら「やっちまった」で済むが、人ひとりの命と自分自身の人生を台無しにして、もはや巻き戻しは利かぬ。
普通の感覚なら、例え相手が悪くても、決して銃など抜かぬものだ。
銃を持たせるからこういう事件が起きると批判しても、こういうブチ切れる男は銃があろうがあるまいが、殺す時は殺すだろう。


今後の教訓?
何もない。ただあるとすれば、死を持って償うしかあるまい。
人を殺した者は死刑に処す、という刑法199条を適用して、一罰百戒の雷鳴をとどろかせる。


さて、警察組織の上位組織である警察庁は驚天動地だと漏れ聞こえてくる。
この警官同士の殺人事件を受けて、警察官僚は心理学者や精神分析官に依頼し、19歳警官の心理分析や家庭環境、学校時代の素行を綿密に調査することになる。
そしてその結果から導き出される結論は、「どういう家庭環境と素行と成績なら、その若者を採用して良いのか悪いのか、その判断基準を新たに作ることになる。

 

★自衛隊の日報。
存在しないとか、紛失したとか、ふざけたことを言うから、話がややこしくなる。
イラク戦争下での自衛隊の日報は必ず作成しなければならないし、当然にある。
しかし、それは軍事情報であるから公開できない、の一言で終わる。
自衛隊は国際的には軍事組織であって、自警団でもなければ、警備隊でもない。
年間5兆円も使う軍隊なのだ。

戦前、日本軍は血みどろの戦闘をやったあとでも、その戦闘状況の詳細、及び死傷者の氏名、及び、どういう状況で戦死したかの戦闘日報を必ず作成しなければならなかった。
そうでなければ、銃後の守りにつく家族に戦死公報を届けることは出来なかったし、そのことで家族に不利益が生じることを防いだ。

田舎のおばさんファッションの稲田さんも、バカボン小野寺も、どこかの薄らナントカから防衛大臣に任命された訳だから、総理の任命責任は重い。


(じゅうめい)

コメント
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