★正義感と嫉妬心
腹黒じゃなく黒川検事長と産経新聞の記者の賭け麻雀を密告したのは、同じ産経新聞の人間だったそうですね。
義憤にかられてかどうかは知らぬが、マムシの文春に垂れ込んだ。
それを正義感というか嫉妬心というか。
黒川検事長、「私の行動は緊張感に欠け軽率でした」と安倍官邸に辞表提出。
いやいや、軽率じゃなく、あなたは刑法185条に該当する賭博犯ですから、しかも常習賭博犯。
しかも、東京高検検事長は総理任命、天皇陛下の承認という大役ですから、逆臣となる。
漫画家の蛭子能収が歌舞伎町の雀荘で新宿警察に踏み込まれたとき、蛭子、「こんな安いレートでやっていて逮捕されるなら、西武ライオンズの有名プロ野球投手は懲役刑だろうなあ」と語ったことがあったが、黒川グループの賭け麻雀は一晩で軽く10万円は動いていたというから賭博です。
そして森雅子法務大臣が黒川さんに「訓告」の処分を言い渡し、辞表を受理した。
訓告?(笑)
公務員の処分規定は次の通り、
免職
停職
減給
戒告
―――――
訓告
厳重注意
上から戒告までは法律上の処分だが、訓告は法律上の処分ではなく、ただの注意であって痛くも痒くもない。従って、口頭で行われる。
この森雅子大臣、まるで場末のスナックのママですね。
ぶっとび厚化粧で、二日酔いのようにロレツが回らず、気だるい声で喋る。
自民党は人材枯渇です。
さて、本題の黒川検事長の処分は、違法賭博と公務員倫理規定違反で懲戒免職が相当です。
退職金は没収です。
ただ、年金は出るから生活はできるし、どうせヤメ検弁護士になるだろうから、仕事はあると思うぞ。
一方、これは安倍さんの大きな失点ですね。
法律を無視して黒川さんの定年を延長したが、彼は常習賭博者だったとは、安倍さんの政治余命は長くないだろうなあ、もっと行き詰まって辞職退任ということも考えられるし、少なくても4選はない。
長期政権で人心が膿んでいる。
★大阪の吉村洋文知事。
甲子園の中止が決まったことについて、「やってほしかった。高野連はリスクをとるべきではないか。考え直してほしい」
いや決定した以上、決まりだが、この際、朝日新聞と袂(たもと)を分かって、別の甲子園大会を開催したらどうか。
無観客でカネが入らないなら、トヨタの豊田社長に行って頭を下げ、100憶円のスポンサー料をお願いすればいい。
豊田社長なら出してくれると思うぞ、株主も大賛成だ。
トヨタは現金で8兆円を持っている。国家予算の8%。
それを高校球児に還元する。将来、高校球児は90%、トヨタ車を買うだろう。
残りの10%? 広島や神奈川の球児もおるやろ、マツダ、日産があるからな。
★韓国、慰安婦問題。
すでに故人となった元慰安婦の娘宅にムン与党関係者が来て、「先の選挙で当選した議員らは5月30日に免責などの議員特権が得られる。そうなれば巨大与党として不正をもみ消す法改正もできるからそれまで何も言わず、黙っておれ」と要求。
これが韓国です。
韓国を助けるな、教えるな、関わるな。
★ゴーン逃亡の余波。
ゴーンの国外逃亡を主導した米国人の元米軍特殊部隊のマイケル・テイラーと息子のピーター・テイラーが米国FBIによって逮捕された。
逮捕された場所は、ボストン郊外の森の中にある瀟洒なアメリカンスタイルの邸宅だった。
良くも悪くも、彼らは戦争の犬だからなあ。
緊張とスリルの中、サバイバル技術と銃器のスキルを武器に作戦計画を練り、そして目的を達成する。
ただ今のテクノロジー世界では、監視カメラとGPS、メール、電話、クレジットカードによって、無人島に住んでいない限り、捕捉されるということです。
(じゅうめい)