光山鉄道管理局・アーカイブス

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偉大なる凡庸の系譜・京王5000系(元)

2012-09-09 07:46:53 | 車両・私鉄/民鉄
 今回は少し毛色の違う「偉大なる凡庸」を。

 これは実車が「結果としてそういう存在になった」と言う特殊な経緯を持つ編成です。
 物は京王5000系。

 昭和38年頃のデビュー以来一貫して京王帝都の京王本線を中心に活躍した京王の顔です。
 京王の本線は軌道線からスタートしている為ゲージが1375ミリです。この為現役時代は京王線沿線以外で観る事がなく方は知られていても決してメジャーではない形式でした。

 ところが引退後、18m級3扉の比較的コンパクトな車体に冷房を標準装備していた事もあってあちこちの地方私鉄からオファーが集まり今では地鉄のスター並みのメジャーな形式となりました。

 現在では高松琴平電鉄、伊予電鉄、一畑電鉄、富士急行でそれぞれ主力車種となっています。

 更にこの形式をメジャーにしたのが鉄コレでした。

 第12弾で上記の4私鉄の車両がそれぞれモデル化され、それとは別に富士急行が事業者特注でカラバリを追加、今年の初めにはオリジナルの京王仕様もリリースされる盛況ぶりです。
 又、5000系自体は以前にエンドウやGMからも製品が出ている上にGMの仕様は後に譲渡車のバージョンもキットが追加されています。

 当レイアウトでは富士急と琴電の比率が高いせいもあって殆ど(元)5000系天国の様相を呈しています。 
 琴電ではGM仕様のカラーリングの奴まで入線する羽目になりました(汗)

 こうなるとこの形式も当鉄道上では立派に「偉大なる凡庸」たる資格があると思います。

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 HPです。

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