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先日、2月に続いて今年二度目となるHOゲージのレンタルレイアウト探訪を行いました。
ただし、今回の訪問の目的は多分に実用上の必要からでして(汗)
この間の上京でホーンビィのユーロスターの中間車が何両か都合され長編成化が可能にはなったものの、それを走らせるスペースが自宅にはなかったため試運転を兼ねて問題点の洗い出しをしたいというのが直接の目的でした。
またグランシップでは最近入線著しいHO、16番のモデルを持ち込む予定だったのでそれらのチェックも兼ねています。
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で、帰宅した今、真っ先に思ったこと
「近所にHOのレンタルレイアウトがあってよかった!!!」
つまりそれくらいに今回の試運転では様々な問題が露呈したという事だったのですが(大汗)
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まず、先日動力化を完了したPLUMの小湊鉄道キハ200。自宅での運転は直線線路の往復だけだったので気付かなかったのですが、レイアウトのエンドレスを走らせたら「ステップが台車の首振りに干渉して大径カーブでも曲がれない」事実が判明(涙)
先日入線のホーンビィのファウラークラス2は「フランジが分厚すぎてポイントで干渉しショートと脱線が頻発」(但しこれより新しい1072の方は問題なくクリアしました。同じメーカーでも製造時期が違うと車輪などのディメンションも異なる様です)
そして問題のユーロスターの10連は「なぜかポイント部分で脱線が頻発」
今回持ち込んだ車両のどれもが何らかの走行上の問題を露呈したのです。
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このうちユーロスターの方は中間車のユニットの連結間隔が物によって異なっていたため短い連結部がポイント部で干渉していた事が判明。急遽エンドレスをクリアできる様に編成順を入れ替えた固定編成化(つまり無暗な中間ユニットの入れ替えをしない)でポイントはともかくエンドレスはクリアできました。
こうして10連化が成ったユーロスターですが台車の転がりが非常に良いせいもあって、平坦線ならば先頭車の2軸動力のみで十分快走できることも判明。
あの迫力ある走りを見るとこれが二軸動力で走っているとは思えないほどです。
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また、日本型とはカプラー高が異なるホーンビィのロコについては、ベーカー型なら連結を可能にできる事がこの場で判明して胸を撫で下ろすという一幕も(笑)
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Nゲージでなら自前のレイアウトやお座敷のエンドレスでもこうしたチェックは容易なのですが、HOともなるとある程度の規模のレイアウトを走らせないと走行性はわかりませんし、殊にレンタルレイアウトならばある程度その場で対策を考える事も可能なわけですからHOのレンタルレイアウトの御利益は非常に大きいものがあると思いました。
わたしにとってHOのレンタルレイアウトはある意味鉄道模型版のニュルブルクリンク(注)みたいな存在になりつつあります。
(注)ニュルブルクリンク・・・バブルの前後、日本車に高性能車が次々にリリースされた時期、国内のテストコースでは対応しきれなかったためにそれらのテストによく使われていたドイツのサーキットコース。通称「日本のスポーツカーの代理母」とある本で呼ばれてたりして(笑)