光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

トミーナインスケールのDD13 旧国鉄色

2024-10-25 05:45:24 | 車両・ディーゼル機関車
 帰省往路での予定外散財のはなしから。

 今回入線のモデルの中ではヴィンテージ度は随一の車両です。

 トミーナインスケールのDD13、国鉄旧塗装の仕様です。
 この型のDD13はTOMIXになってからも暫くリリースされていたのですが、TOMIX時代は新塗装の仕様だけになっているので旧塗装はそれなりにレアではあります。
 (KATOやTOMIXの新モデルにも旧国鉄色はまだ出ていないと思いますし。そういえばマイクロにはあったかな?)

 造形は今の眼で見れば思いっきりラフで大雑把(特に激太な手すり類は人によっては拒絶反応が出そう)に見えるかもしれませんが、この趣味に入った時に新塗装のDD13を転がした思い出のあるものからすれば、旧塗装の仕様はそれなりに琴線を刺激されます。
 ナインスケールのDD13は昔のおんぼろバスの様なノイズと大雑把かつ豪快な走り(でもスローが意外に効く)というイメージがあるのですが、それは今回のモデルでも変わりません。

 やっぱりガラガラした走りで繊細なスピード調節とは無縁な感じなのに、MAXがそれほど速くない代わりに「じりじりしたスロー」を見せてくれる時もあります。
 
 さすがに今どきのモデルと並べると見た目が相当にしんどいのも確かですが、一方で何か妙に憎めない雰囲気も持ち合わせているのがこのDD13の面白いところではないでしょうか。
 模型というには細密さが足りず、玩具と斬って捨てるには模型らしさの方が強いという絶妙な立ち位置故にこのDD13の存在感は意外に大きいものがあります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。