光山鉄道管理局・アーカイブス

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「偉大なる凡庸の系譜・2024」EF58編

2024-07-05 05:46:19 | 車両・電気機関車
 今年の上半期は先日入線のTOMIXの仕様、春に入線したKATOの初代青大将の仕様とふたつのEF58の記事を上げたのですが、どちらもコメントでの反響が思いのほか大きく、記事を上げた私も驚いています。

 その折のコメントでも上げましたが、当鉄道のEF58は「偉大なる凡庸」の称号が似合う位に在籍数が多いロコでして過去それをネタに二度ほど記事を上げています。もちろんその度に在籍数も増えている訳ですが、二度目の記事を上げた以降も今回のを入れて4両増えた事になりトータルで14両くらいになった勘定になります。

 まあ、一部を除いてどれもが中古かジャンクで格安に入線した物ばかりという共通点がありますがw

 前回の記事以降に増えたのは「大窓」と「TOMIX」の仕様。
 実は数は大いに増えたEF58なのですがその大半は「小窓のひさし付き」の仕様でして大窓や小窓でもひさし無しの仕様はあまり無かったのです。
 例えばNゲージの58の初期の代表格だったエンドウなどは4両中3両までがひさし付き。それどころか後にレストア用に買い入れたASSYのボディまでもがひさし付きだったのですから偶然なんてものではありません。

 エンドウの58はひさし付きの方が200円くらい高かったと記憶していますが、これはおそらく「子供や孫のプレゼントにNゲージを買おうとしたお父さんおじいちゃんが『少しでも高そうに見える方を』とか言って選んだものが多かったのではないかと思えます」
 (バブルの頃のクルマの世界ではこういう購買パターンを「一番高いのくれシンドローム」とか呼んでいましたがw)

 事実、エンドウのNゲージは名古屋の三越とか盛岡のニチイなんかでも売っていたので「デパートで買えるテツドウモケイ」の代表格でしたからw

 KATOのモデルが小窓ばっかりというのは、これは単に偶然だと思います。
 
 ですが前回の記事から何年か経ち、その間にかねて欲しかったTOMIXの大窓仕様やこればっかりは当分入線しないだろうと思っていた青大将仕様まで入線し、当鉄道のEF58のバラエティも随分賑やかになりました。

 あと忘れちゃいけないのはカツミ模型店の「EB58」と称するHOのショーティモデル。NのEF68のどれよりも古いモデルなのですが、走りはきちんとテツドウモケイしていますし58のディフォルメとしてはなかなかいい線を言っているモデルだと思います。

 このところ機関車を中心にリニューアルが進むNゲージの世界、EF58も現行の仕様が出てから大分経ちますし、二大メーカーもそろそろリニューアルの時期ではないかと思います。
 出来ればそれに合わせてデッキ付きの旧仕様のモデル化もそろそろあっても良いのではないでしょうか。
 ・・・って、これ2017年の時にも書いたぞ(!)


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