勉強進んでいますか。
今回は権利関係を取り上げてみたいと思います。
問11肢1です。この問題は、ケース①と②の二つのことを聞いています。
実質2問分の問題です。
・・・・・・
甲土地につき、期間を50年と定めて賃貸借契約を締結しようとする場合(以下「ケース①」という。)と、期間を15年と定めて賃貸借契約を締結しようとする場合(以下「ケース②」という。)に関する次の記述のうち、民法及び借地借家法の規定によれば、正しいものはどれか。
1 賃貸借契約が建物を所有する目的ではなく、資材置場とする目的である場合、ケース①は期間の定めのない契約になり、ケース②では期間は15年となる。
・・・・・・
この肢は、賃貸借契約の目的が建物所有ではなく資材置場であるので、民法しか適用されません。
民法の賃貸借の存続期間は、今年から50年を超えることができず、契約でこれより長い期間を定めたときは、その期間は50年となります。
したがって、ケース①では、期間が50年となるのであって、期間の定めのない契約にはなりません。
この時点で×ですね。
ケース②では、期間が15年であり、問題ありません。
このブログがお役に立ちますように。
では、また。
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1 賃貸借契約が建物を所有する目的ではなく、資材置場とする目的である場合、ケース①は期間の定めのない契約になり、ケース②では期間は15年となる。
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この肢は、賃貸借契約の目的が建物所有ではなく資材置場であるので、民法しか適用されません。
民法の賃貸借の存続期間は、今年から50年を超えることができず、契約でこれより長い期間を定めたときは、その期間は50年となります。
したがって、ケース①では、期間が50年となるのであって、期間の定めのない契約にはなりません。
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