ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

今日から講義

2007年04月09日 22時55分18秒 | 大学
今日から講義
月曜日は、京都の大学で、4コマ目の「障害児教育の教育課程論」の講義。
この大学は、障害児教育の概論をやっていないので、障害児教育の教育課程論は、障害児教育の制度から始めないと行けないという状況。また、講義への参加者の問題意識が、教育学的なら教育課程論ができるが、どちらかというと臨床への問題意識を持っている人が多いので、指導論に傾斜した講義の構成になる。
今日集まった学生さんは7人。まだ、登録期間でないので、様子見だが、なかなか、難しい。

今日は、特別支援学校(養護学校)の免許制度を若干説明して、講義の位置づけを説明。あわせて、自己紹介。だれもが、障害児教育をはじめから志しているというわけではないことを、自分の学部時代の遍歴を紹介しながら、話をした。でも、今は、学び方をまちがえたなあと思っている。その時は、一所懸命やっていたとは思うのだが、自己流のやり方で、もっと教えを請うておけば良かった。講義にも真面目に出て、講義ノートをつくっておくとか、外国語を継続的に学習するとか、外国に行くとか…。そのような、反省を、学生さんたちに伝えておきたい。

この大学の特別支援学校教員免許のカリキュラムは、本年度から全面的に変わっている。本来なら、年次進行でかえていくのだが、そうではないようだ。旧カリキュラムと新しいカリキュラムの関係など、教務はわかっているのだろうか?

不思議だ…

障害者に関する世論調査(内閣府4月7日発表)

2007年04月09日 09時08分26秒 | その他
障害者調査:差別や偏見、8割強が「ある」
 内閣府は7日、障害者に関する世論調査の結果を発表した。社会の中に障害者への差別や偏見があるか聞いたところ、8割強が「ある」と回答。若い世代が特に敏感で、20~40代はいずれも9割を超えた。内閣府の障害者施策担当者は「非常に高い値だ。意識の問題だけに根が深い」と話している。

 調査は2月、全国の成人男女3000人を対象に面接方式で実施。1815人(回収率60.5%)から回答を得た。

 障害者に関する世論調査は87年以来5回目だが、04年の障害者基本法改正で、障害を理由にした差別や権利利益の侵害禁止が初めて法律に明記されたのを受け、今回は初めて差別や偏見についての意識を探る質問を設けた。

 「世の中には障害者に対して障害を理由とする差別や偏見があると思うか」との質問に「少しは」の31%も含め82.9%が「ある」と回答。「ない」は15.1%だった。

 「ある」と答えた割合を年代別にみると、▽20代=97%▽30代=95.3%▽40代=96.2%で、それ以降は年代が上がるごとに▽50代=87%▽60代=75.2%▽70歳以上=58.2%と減っている。

 また、法改正で差別などの禁止が明記されたことについては、「知らない」が59.3%で「知っている」の40.7%を上回り、十分に浸透していないことがうかがわれる。

 差別や偏見に関する設問は、回答者自身の意識ではなく、社会の状況をどう見るかを聞いた。「面接調査でもあり、自分を客観視した回答は難しく、一般論で聞いた方が実態に近い結果が出ると考えた」(内閣府の担当者)ためという。【渡辺創】

毎日新聞 2007年4月7日