ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

午前中、講義でピンチ

2007年04月20日 23時56分26秒 | 大学
午前中、障害児教育方法学と肢体不自由教育方法論の講義。
昨日は、飲み会があったので、準備が十分でないので、ピンチだった。

障害児教育方法学の講義は、先週の講義の内容をおさらいしながら、これまでの障害児教育の概要を、全国特殊教育研究連盟が作成した「心身障害児の理解のために-我が国の特殊教育」のビデオをみせて、その解説を行う。来週から、視覚障害から始まって、障害別での教育実践の紹介をしていくこととする。資料として作った「発達障害の概念について」は使わなかった。

肢体不自由教育方法論の講義は、少人数の特別専攻科での授業なので脱線が続いた。「肢体不自由の歴史と概念」ということで、就学猶予・免除制度の経緯と「不具」の概念について、そしてその批判としての「肢体不自由」の用語(高木憲次)に関して説明。「身体障害」の概念と「肢体不自由」の概念の関係で、身体障害者福祉法などの障害児者関係の福祉法の説明をしているうちに、重症心身障害施設の話となり、びわこ学園の話になり、糸賀一雄、田村一二、池田太郎の話になり、だまされて障害児教育をやりはじめて、それで深みにはまるという人生に及び、人生の不思議を話したりした。
来週は、肢体不自由教育の実践の概要を講義し、次から、学生さん達の経験をまとめて話をしていただくようにした。教育実習後に、特任の先生に2回ほど講義をお願いすることとした。なんとなく、講義としては進んでいけるような感触をもっている。

午後、事務処理で書類をつくって、事務へ。その後、コピーをしたり、なんやかんやで、5時を過ぎて帰宅。

食事をしたあと、疲れて、寝てしまう。