なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

別の見方で相対論解釈(初級者向け)

2007年08月26日 | うんちく・小ネタ

えー

  メガネ何買おうかなあ、まよっちゃうよねー

  メガネだけにメガネにめがねえ~

(TдT;ナンナンダソリャ?

久しぶりに猛暑が下呂市にぶり返してきたので今日の冒頭ギャグは、

まあ、そんなところです(゜д゜;ソウナンカイ

あ、新幹線でキセル乗車するのではなく新幹線の喫煙席で煙管を使ってタバコを吸う副会長がやらしていただきます( ̄ロ ̄;ソノギャグハヤメロヨ!!

(新幹線一回しか乗った事ありませんので今どうなってるのか分かりません(^^;ご勘弁を)

私の冒頭ギャグ以上に人気があるエントリーが、

「簡単に説明した相対性理論」

があります。

夏休みの人もごらんになってもいいよー(^^;

今回はその第二段です(昨日のサイエンスゼロが再放送なので今回のエントリーはこの内容です)

かのガリレオガリレイはこう言ったと伝えています。

「われわれの運動は全て相対的に物を見れる」

例えば、宇宙遊泳をしているとしましょう。

宇宙でぷかぷか浮いてます。

宇宙で移動するためにはどうしたら良いでしょうか?

そう、平泳ぎ・・・・・・ってそんなことしてもまえにすすみゃーせんです(^^;

こういう場合は宇宙銃で逆噴射してやるんでしたよねー。

貴方は宇宙船にのってここまでやってきました。

貴方が動きます、宇宙船は静止しているのですか?

こうは考えませんか?

ひょっとしたら動いているのは宇宙船かもしれない、自分は静止している。

宇宙船から見ると静止しているのは外で宇宙遊泳している貴方かも。

何となく見えてきましたか?

ニュートンやガリレオは、船の中を例えて、

「船が動いていようが、静止していようが物理法則は変わりない」

と言いました。

そんなモン当たり前じゃん、そう思うかもしれません。

でも考えてください、動いている船に乗っている人がボールを下に落とそうとした時。

落とした後船は動いている、そうしたらボールは真下に落ちないのではないか?

でも、実際に電車に乗っている時何か落としたことって無いですか?

自分の真下に落ちますよね。

これは船に例えると船と同じ速度でボールが運動しているからです。

ガリレオやニュートンが活躍した後アインシュタインが出てきますが、

ニュートンさんは、ガリレオの相対運動思想をよく理解しておきながら、

「まあこの世はガチガチの機械仕掛けなのよ。

      絶対に静止している物が宇宙にはあってそれが光を伝えるエーテルちゅうもんなんですよ」

と言い放ちました。

その前にニュートンの思想について非難した人を紹介します。

エンストマッハさんです。

マッハさんはこう言いました。

「ニュートンさんのよお、絶対静止空間とか絶対時間とかほんとうにそうなんですかいのー?

時間なんて動物の寿命が違うようにまちまちでないの?」

(゜д゜;そんな口調で言うわけありません、誇張です。

それとエーテルを発見しようというマイケルソン・モーリーの実験(今でも行われています)で

「エーテルなんて発見出来なかったジョ!」

という科学史背景からアインシュタインは相対性理論を発表しました。

ガリレオの相対的、

マッハのニュートン非難、

マイケルソン・モーリーの実験。

(この他に、マイケルファラディとマックスウエルがいますが)

と色々好条件がアインシュタインに重なったのでしょう。

マイケルソン・モーリーの実験はどんな運動をしていようが、

「光速は一定」

と言う驚くべき発見でした。

光速が一定、光速がどんな運動をしている人でも一定になる。

アインシュタインはそれに似合うよう物理法則を変えてしまおうという大発想の展開だったのでした。

コメント
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