なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

フランケンシュタインの誘惑「ドクターデス」より

2016年10月28日 | サイエンス

皆さんこんにちはtatuakicadoです(;゚Д゚)

最近豚の草なのかコメの花粉なのかくしゃみが止まりません。いえいえヒノキ花粉なんてとんでもない(;^ω^)秋の花粉症です。

さて、昨日放送されていたNHKBSフランケンシュタインの誘惑で安楽死を提案したジャック・キボキアンをやっていました。今回も怖い特集です(;・∀・)まあ、死は誰にでもある事なんで。

キボキアンはアメリカで天才少年として育ち医師になります。当時大学で研修医として働いていた時、患者の死に出会います。患者の死の直前を観察して死の三十分前が判定できる、つまり死の後目の血管が見えなくなると言う論文を発表しました。

そしてキボキアンは死刑の時の電気椅子ではなく薬の静脈注射が一番効果があり死刑囚にこれをテストするべきだと言う論文も書いています。

彼は病院を追い出され生活保護で暮らす時期もありました、そして死の機械、つまりスイッチを入れて自動的に薬剤を注射する装置も作りました。これは最初生理食塩水を注射し麻酔を注射してその後薬剤を注射、最後に患者は心臓麻痺で死亡すると言う物でした。

キボキアンは新聞に公告を出し、末期患者で自殺したい人などを集めこの機械を利用して自殺をほう助するようになります。それを手助けしたのは彼の姉でした。姉は遺族会も作りキボキアンの演出とも言える頭のいいマネージャーであったと言われます。

しかし、キボキアンは裁判で訴えられてしまいます。しかし、今のような自殺ほう助の罪は無く度たび無罪になりました。決め手は死の機会は患者自身がスイッチを押すことです。

だが等々医師会から医者の免許をはく奪されてしまいます。そこでキボキアンは一酸化炭素による死亡に切り替えました。

しかし彼をサポートしていた姉が突然他界、キボキアンは自暴自棄になります。

そして彼の立ち合いの無いまま自殺の手助けが行われてしまったり、TVで難病患者の安楽死の様子が流されそこでとんでもないことをやらかします。患者自身のスイッチを入れる行為ではなくキボキアン自身が注射をしてしまいました。

これで殺人罪で逮捕され懲役刑が下ります。

仮釈放してきて暫くしてから腎臓がんを発症、キボキアンは病院の世話になりたくないと言いますが容体は悪化、医師の延命治療により他界しました。

最後は自分自身で死を選ぶことは出来ませんでした。

現在日本では延命治療を取りやめたりすることはあるのですが、直接キボキアンのように死まで誘導する薬を与えると言う事はありません。

なにせがん治療でも医者が示すのではなく患者に選ばせるのが今の日本の現状であると言います。

そして、キボキアンはナチツドイツによる人体実験などは同意の上であれば人道的に反しないと言っていました。

医療とは人を助けるものですが、何故死だけに凝り固まるのか?そこにはいったい何があったのか?考えてしまいました。

キボキアンの時には無かったIPS細胞など再生医療などが検討研究され、死どころか今は長寿命になる傾向がありますね。勿論毎日ファストフードでは早死にですけど金持ちがいい食材の健康的な食べ物を金を出して食べ、低所得者がジャンクフードを食べている気がします。

まあ、命の二極化でしょうね。

社会全体として皆が健康でいられる社会を目指さないといけませんよね。

そりでは皆さん、もう10月は終わり。ハロウインは適度に楽しみましょう。

そりでは良い金曜日を。

そりでは<(_ _)>

 

コメント
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