皆さんこんにちはtatuakicadoです(*´з`)
お元気でしょうか?1月も最後の金曜日になりましたね。私のほうは仕事の休みをもらって下呂市の金山と言うことろにある温泉かれん(道の駅も含む)へ行って温泉に入り食事をしてきました。とても気持ち良い温泉で食事もおいしかったです。温泉に入った後宴会場で食事をしました、私は寿司定食をいただきました。1200円ととてもリーズナブルでしたね。
ところで温泉に入るとき貴方は先に風呂に入ってから体を洗いますか?私は温泉の効能が消えないよう先に体を洗ってから入ります。
さて、帰った後レコーダに保存していた昨日録画したフランケンシュタインの誘惑を見ていました。
舞台はアイオワ大学のウエンディジョンソンと言う人物です、ジョンソンは子供のころ吃音があったりしました。アメリカではプレゼンテーション能力が大変重要とされます、ジョンソンは吃音に悩まされていました。
進学してからは吃音にあまり関係ないスポーツをしますが体を壊してしまいます。大学では吃音を研究していた教授の下で自ら実験台に立ち脳波測定など色々な実験に自ら協力します、しかしそのどれもが意味があるのかとジョンソンは思っていたようです。
そこで仮説を立てました、それが「指導吃音説」です。これは親などが子に吃音があると注意すると吃音になってしまうという説でした、これを実証するために何と孤児院の子供を利用して実験して証明しようとしました。
彼は女性の助手を孤児院に送り子供たちを4つのパーティに分け吃音のない子に「あなたは吃音がある!」とわざと指導すると言う実験をしたのです。
最初助手の実験は成功したように見えました、しかし専門家に最終的に吃音になったのか?と言う診断をさせたところ吃音ではないと言う結果を導き出したのです。
ジョンソンはこの報告を聞いて「そんなはずはない」と思い助手が書いたこの論文を黙殺して大学内の本棚にしまってしまいました。
ジョンソンは指導吃音説の本を書き世間で有名になりました、それは簡単に受け入れられる内容であったため指導吃音説は世間に広められました。
しかし、一部の研究者の間にあの黙殺されて図書館内に保管されていた否定論文の存在が知られていました、その研究者の間ではモンスタースタディと呼ばれるようになったのです。
しかも実験で使われた孤児に精神的苦痛をも与えてしまいその後の人生を狂わせられた人もいたのです。
ジョンソンの死後、新聞にモンスタースタディの被害記事が載り話題になりました。
苦痛を与えられた元孤児の人は市と大学を訴えて和解して数億の賠償金を払うことになりました。
しかし近年これに近い残酷な実験をしようとする動きがありました、ニュージーランドで虐待の子供による影響を調べるためいくつかの子供を選定して虐待報告があっても黙殺してその後の経過を見ようとする実験を行おうというものです。当然倫理違反なので開始直前になって白紙撤回されました。
以上ざっと今回覚えたことを書きましたが、最後の虐待の実験はびっくりしました。一体子供の人権はどうしたら守れるのでしょうか?
犠牲が必要だと言っていることと等しいと思います、やはりお医者さん同士による倫理規約は非常に必要であると思いました。
まあ、いろんな問題を社会が抱えていますが困っている人はごく一握りの人なので少数派は黙殺されやすいのでしょうね。私はこんな社会になってほしくありませんが。
さて、この後節分が待っています。
冬を楽しみましょう。
そりではよい金曜日を。
そりでは<(_ _)>