なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

光格子時計が単位を変える(Newtonより)

2024年06月19日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです( ^o^)ノ
お元気でしょうか?今日は下呂市も雨の日でした、ようやく梅雨入りでしょうか。今日は朝は20度と肌寒い天気でした。
さて先月のNewtonには光格子時計の話がありました、この話は興味深いです。
世の中には色々な単位がありますが、それは物理学を正確にするための重要な言語です。
フランスでメートル法が定められました、その後基準となる国際キログラム原器が作られました。
アメリカマイケルソン・モーリーの研究により光はどこで速度を測っても一定であるということを発見しました。これは相対論に関する有名な実験です。
これはどんな場所でも光の速度は一定であると考えることができます、これを逆に単位の基準にすれば非常に正確な基準となります。
今はメートル原器などは光に変わり廃止となっています。
光格子時計はセシュウム原子時計と一緒で原子が特定の波長の電磁波を吸収放出する性質を利用した物です。
光格子時計はレーザーを利用して空間中に格子を作りそこにストロンチュウムの原子を閉じ込めます。
その原子の電磁波を測定します、これは今までの物よりも正確なんですね。
実はこの光格子時計は桁違いに正確なため早ければ2030年にも国際会議で秒の定義が現在の物から変更される可能性もあります。
この様な正確な時計があるなら時空のゆがみを測定できると思われます。
どんどんと正確な時計ができるんですねえ、NASAが今までポンドとインチを間違えて設計した話など載っていましたが。宇宙の遠くへ探査機を運ぶには正確な単位や測定が必要と理解できます。
人間が土星に行くだけでも大変なことだと思いますね。
さて明日は木曜日です。
良い一日を。
そりでは<(_ _)>
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする