なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

2024年ノーベル化学賞(Newtonより)

2024年11月20日 | 本と雑誌
皆さんこんにちはtatuakicadoです('ω')ノ
お元気でしょうか?
今日は下呂市は一段と寒くなりました、皆さんも風邪をめしませんよう体に気を付けてください。
それにしても紅葉綺麗ですね(;'∀')
さて今年のノーベル化学賞にAIでタンパク質の研究をした、デイビットベイカーさんとデミスハサビスさんとジョンジャンパーさんに送られることになりました。
タンパク質は生命には欠かせない存在です、生物を研究するためにはタンパク質を知らなければいけません。
自然界に存在していないタンパク質の形を設計してコンピューターにどのようにアミノ酸の配列にすれば目的のたんぱく質を作ることができるかこの計算にROSETTA(ロゼッタ)というプログラムにベイカー博士は計算させました。
このプログラムはよくできており正確に目的のアミノ酸の配列を計算することができました。
つまり目的のアミノ酸を作り出すことができるという道具を人類は手に入れたことになります。
タンパク質の働きを調べるには立体的な構造を知ることが必要です、そこで囲碁の世界トップ棋士をやぶったAlphaGoを開発したデミス博士はタンパク質の構造予測AI
  AlphaFold(アルファフォールド)を開発しました。
しかし精度が低かったためジャンパー博士がタンパク質の知識をもとに全く新しい構造予測の方法が考案されました。
AlphaFold2にそれは採用されました。
実際にマラリアのワクチン開発に活かされました。
こういうのはDNAにも同じことが言えるでしょう、これからの研究開発には欠かせなくなるかもしれません。
しかし皆さんに覚えてほしいのはAIでも間違いの予測をすることが0パーセントではないということです。
皆さんも最近のAIに振れればそのすごさと便利さに驚くでしょう、しかしそれをうのみにするのは危うさが潜んでいます。
さて水曜日です。
どちらさんも良い水木を。
そりではm(__)m
コメント
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