1991年度販売のトランスフォーマーは前年に引き続きマイクロトランスフォーマー中心の展開となったでござるが、日本では独自の展開トランスフォーマーZの物語を引き継ぎ、スカイギャリー(C-360、スカイギャリー、3800円)を隊長とした、ザ☆バトルスターズが雑誌展開によるシリーズが開始されたでござる。
海外でも同じマイクロトランスフォーマー(海外名、マイクロマスター)が4体チームで販売されたでござるが、日本販売版は更にマイクロトレーラーとセットで販売されたでござる。
本日紹介するのが、超馬力マシーンによるサイバトロン切り込み部隊、ビッグトラックチーム(C-361、ビックトラックチーム、1200円)でござる。
商品には個々の個人設定が記されていないでござるが、パッケージイラストの法則に従えば、モンスタートラックに変形するビッグホーラーが、チームリーダーという形になるでござる。 一応役割は怪力戦士となっているでござるよ。
ドラッグカーに変形するのが、ヘビートレードでござる。
マイクロトランスフォーマーチームは何故か4人中1人だけ、毛色の違うメンバーが存在するでござる。 個体差を出すつもりだろうが、イマイチ纏まりがないような・・・まあ、チーム単位だと別個の状況対応が可能かもしれないでござる。
3人目はレッカー車に変形するスローポークでござる。
拙者的には彼のカラーリングは好きでござる!
4人目が4WDに変形するハイドロリックでござる。
彼ら4人は、バトルスターズの先頭に立ち、どんな障害物も押しのけ突き進む強者でござる。
さて、ここでマイクロトレーラーについて語るでござる。
マイクロトレーラーは車輪が無く転がし走行すらできないでござるが、内部にマイクロトランスフォーマーを収納し射出(カタパルト)ギミックを有するでござる。
別売りのスカイギャリーに搭載されたり、グランダス(C-371、グランダス、4500円)やスターコンボイ(C-372、スターコンボイ、6800円)と連動した基地遊びに特化した商品でござる。
更には、コンテナ開閉が不可能となるでござるが、前後連結が可能となるでござる。
そして、左右に連結すれば、無限連結も可能でござる!
別売りの基地アイテム付属のタラップとも連結でき、基地(?)として使用可能でござる。
そして、マイクロトレーラーの連結ジョイントは凸凹でござるが、実は凸ジョイントには用途不明の穴が開いているでござる。
そう、この形はマイクロンジョイント!
連動ギミックは無いでござるが、合体可能でござる。
2002年にマイクロンが販売される12年前に、既にマイクロンジョイントが存在していたでござる。
これぞ正にオーパーツ! 12年越の真実でござる。
コレだからトランスフォーマー研究は止められないでござるな。