ごきげんようでござる。
前回タイガーハンターを引き合いにだしたので、今回はタイガーハンターの紹介でござる。
最初に断わって起きたいでござるが、ビーストフォーマーをトランスフォーマー商品と見なすか、どうかでござる。
彼らの登場は、1987年のトランスフォーマー・ザ・ヘッドマスターに登場したビースト星を舞台にしたサイバトロンビーストとデストロンビーストの戦いを展開し、トランスフォーマーとクロスオーバー商品と言えばカッコイイでござるが、早い話、便乗商品でござるな(笑)。
海外ではバトルビーストと呼ばれ、別作品でござる。
しかも、1988年度の商品展開は、トランスフォーマーとは関係無くなっているでござるよ。
1987年販売分をトランスフォーマー商品としても、1988年商品は別とするのが、多くのトランスフォーマーコレクターやファンの意見ではないでござろうか?
ビーストフォーマーの世界観、キャラクター関係など、後のビーストウォーズに影響を与えた事も事実なので、拙者は1998年展開のレーザービーストを含め、トランスフォーマー関連商品として扱っていきたいでござる。
タイガーハンターはバトルドリルとセツトになった、ビースト星最大の対決セット(2800円)が販売され、後に単品販売版(密林機動戦車 タイガーハンター、1280円)が発売されたでござるが、セット内容以外の本体には違いは無いでござる。
単品版にはプラチナタイガー1体が付属するでござるが、セット版はビースフォーマー3体が付属するでござる。
タイガーハンターは、ヘッドハンターと呼ばれる伝説のヴィークル(?)で、内蔵の2段階スピードギアによるプルバック走行で、ゆっくりと走り出し、途中よりダッシュを行いトラの口が上下するギミックを有するでござる。
タイガーハンターは操縦する者の能力を1000倍に増幅しパワーの源とする怖ろしいマシンで、攻撃能力が高く、どんな物でも噛み砕くジョーズ攻撃にすぐれているという設定でござる。
ビースト星の三賢人により、「あなおそろしやの洞くつ」に封印されてあったタイガーハンターを勇気有る3人のビーストフォーマーが発見したというのが、セット版の設定でござる。
付属のビーストフォーマー達は単品販売版も存在するでござるが、基本的には同じモノでござる。 では、3人について紹介するでござる。
先ずは、プラチナタイガー(50、名誉戦士 プラチナタイガー、200円)
サーベルタイガー族の戦士で、天文学、神秘学の博士で武道家でもあり、サイバトロンビースト総司令官のホワイトレオ(1、総司令官 ホワイトレオ、200円)の武道の師匠でござる。
能力としては、全ての武道(?)に精通し念の使い手で、プラチナスォードを武器とするでござる。
初期販売のビーストフォーマーは武器がランダムに封入されていた為に専用武器を入手するのも一苦労だったでござるよ。
スターウォーズで云えばヨーダ的なキャラクターにあたるでござるかな(?)。
そして、ゴールダー(3、陸上参謀 ゴルダー、200円)でござる。
ゴールダーはタイガー族の戦士で、ホワイトレオとは、同じ訓練を受けた親友で、陸上戦闘の専門家でござる。
武器はバトンゴール ・・・なんだか餅が突けそうなデザインでござる。
本来ならタイガーハンターの操縦者にはタイガー族のゴールダーが選ばれそうでござるが、師匠の手前、年功序列でござるかな? 何故かヘッドハンターの操縦者は、モチーフとなった動物と異なっていたりするでござる。 何故に?
残念ながら、ゴールダーの商品は塗装が簡略化されている為、縞模様が再現されていないでござる。 だから、猫みたいに見えるにゃ~
3人目が 、イエロージラフ(18、情報戦士 イエロージラフ、200円)
キリン族の哲学者で、サイバトロンビーストの最年長者。 百科事典並の知識と温厚な性格で、仲間の悩み等をを聞く長老的存在でござる。
使用方法が分からない武器でござる?
イエロージラフも塗装が簡略化の為、模様は再現されていないでござるよ。
もし現代でも本商品が販売されていたら、トイザらス限定バージョンなんかも販売されていたかもしれない商品でござるな。
先のビースト星の内乱は終結したものの、新たにタイガーバーン(81、地底国大帝 タイガーバーン、250円)率いるレーザービースト軍団とのビースト星を巡る攻防戦は別の機会に語らせてもらうでござる。