トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

パワーアップしました?

2007-06-09 07:04:42 | トランスフォーマー・マイクロン伝説

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はい! 今回はホットロッド(MC-03、ホットロッド、1980円)がパワーアップした、ホットロッドS(MC-13、ホットロッド・スーパーモード、1980円)でござる!

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イメージ元となったホットロディマス(C-78、ホットロディマス、1600円)のカラーリングを再現(?)した成型色変更品でござる。

箱の方も後期販売品(パワーアップ版)商品はヘッダー付ウィンドーBOXより、イメージイラストを前面に押し出したヘッダー付BOXに変更されているでござる。 パッケージデザインの変更は、コスト削減の為か(?)、色変え商品を誤魔化す為の処置か謎が残る処でござる。

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本来タカラの商品は、同一商品でも色が異なれば別人と見なすオヤクソクが存在し、トランスフォーマーにも受け継がれていたでござるが、2000年のトランスフォーマー・カーロボットに置いて、色変えパワーアップの前例を作ってしまったでござるな。

その後、お手軽なパワーアップは米国にも広がり、バリエーションを増やす悪例となり今に続いているでござる・・・

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赤は3倍!とか怒りのレッドモード!とかはパワーアップの定番色でもあるでござるな、ホットロッドSの場合はカラーリング反転パターンでもあり、TVアニメでは色指定だけを変更する作画に優しい(?)パワーアップでござるが、せめてパワーアップの演出はドラマチックに、33話、34話のグラップ(MC-04、グラップ、1980円)並にしてくれれば良かったでござるが、43話では5人まとめてパワーアップだわ、色変えキャラのオンパレードだわ、ウルトラマグナス(MC-14、ウルトラマグナス、2980円)は行き成り登場するなど酷い演出でござる・・・ 所詮色変えキャラなぞ一山幾ら?でござるか・・・

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でもホットロッドSは、同時期販売された色変え商品に比べれば恵まれていたのではないでござろうか。 まあ、塗装パターンが変更になった弊害か、エンジン(ジョルトビームガン)とか、チェンソーカッターの塗装が削除されているでござる。 残念!

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相棒のパートナーマイクロンであるジョルトも同一金型であるために、カラーリングが反転して黄色くなったでござる・・・

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名前もスパークジョルトと呼ばれる様になったでござるが、TVアニメでの登場は希で、印象が全く無いでござる。

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両碗部の塗装部分も省かれ、随分と優しくなったでござるな(誰に?)。

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  TVアニメではパートナーマイクロン達の出番が殆どなく、パワーアップの意味も商業的でしかないのが残念でござる。

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エボリューション!

TVアニメでは観られなかった勇姿でござる。

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Photo_3427 散々色変え品と書いてきたでござるが、実は頭部は新造形でござる。

キリッとした顔立ちは、ホットロディマスでござる。

パワーアップ商品ではなく、別人キャラクターでも十分通用する商品なんでござるよ。

ただ、残念なのはバイザーが無可動に成った事でござる。 何故に?

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マイクロンギミックや右腕の発光ギミックは継承しているでござるが、TVアニメではパワーアップしたところで、ギミックは活かされず、スターセイバー(MM-02、エアディフェンスマイクロン、980円)も振り回していないでござる。

ただ、印象に残るシーンは、45話にて単身で武装しデストロン基地に乗り込んだ事でござるな。 しかし、このシーンもマイクロンギミックは活かされていなかったでござるよ。

そこで、イメージしたのが↓の写真でござる。

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ホットロッドSは、重武装が似合うキャラクターでござるが、手持ち武器が無い等という決定的な欠点があり、もっと武器系マイクロンを重視するべきではと思ったでござる。

拙者は、TVアニメ版のマイクロン伝説は色々な意味で失敗作でったと思うでござる。