ごきげんようでござる!
前回ホットロッド(MC-03、ホットロッド、1980円)に触れたので、今回はホットロッドの魅力を紹介するでござる。
ホットロッドを一言で表現するならば、「丸くて黄色い主人公」でござる。
スピード自慢と自負するものの、そのデザインは丸く早さを追求したデザインと言い辛く、何処か不器用で愛嬌のある好感が持てるデザインでござる。
トランスフォーマー・ザ・ムービーのホットロディマス(C-78、ホットロディマス、1600円)の性格にG1のバンブル(11、バンブル、500円)のデザインコンセプト・・・ 否!魂を融合させたキャラクターとなったでござる。 もっとも、バンブルのデザインコンセプトは同じくマイクロン伝説版コンボイ(MC-01、コンボイ・スーパーモード、6000円)のパートナーマイクロンであるプライムが引継がれたでござる。 TVアニメの作画はバンブル似だったでござるが、活躍がイマイチだったでござる。 しかも、バンブルの名前な、ストリートアクションマイクロンチーム(MM-01、ストリートアクションマイクロン、980円)の合体後の日本名として引き継がれたでござる。
さて、商品でござるが、他のマイクロン合体型トランスフォーマーと異なり、ヴィークルモードは普通状態のスポーツカーと付属パーツのエンジンをボンネットに装着したレースモードに成るでござる。
更に、マッハGO!GO!GO!世代には嬉しい!エンジンを押す事によりチェンソーカッターが開き攻撃モードが完成するでござるが、コレはマイクロン合体(連動ギミック)とは関係ないギミックでござる。
この攻撃モードでエンジン部にジョルトを合体させた姿がトランスポートモードでござる。
ロボットモードのデザインも以下にも悪ガキっぽく、下膨れの顔と開いた口がバンブルのデザインティストを引き継いだ証でござるな。
頭部のバイザーも可動するでござるが、デザインがダサイところも魅力でござる。
肘の可動は良いでござるが、肩の可動が制限されるのが辛いでござるな。
本来なら付属のエンジンパーツは手持ち武器(ジョルトビームガン)として使用するのだろうが、商品では持てなく胸部に取り付けて、フルアクセルモードとして完成させているでござる。 TVアニメやコミック版では武器として描かれていただけに残念でござる。
エボリューション!
マイクロンと合体する事により、背部のミサイルバズーカが展開し、ミサイルを発射するでござる。
2段階の発射ギミックには開発者の拘りを感じるでござる。
↑の写真のジョルトの合体位置は、天地逆に合体させているでござる。 実はコノ状態だとジョルトに引っ掛かりミサイルバズーカが起き上がらないでござるが、ビジュアル的にコットの方がカッコ良かったかな?と、思ったでござる。 無論他のマイクロンでも合体は可能でござるが、引っ掛かる場合もあるでござるよ。
「君だけの合体を探し出せ!」
では、パートナーマイクロンのジョルトの紹介でござる。
ジョルトはヘリコプターに変形でき、陸上型のトランスフォーマーにとっては、空陸運用ができ理想的なパートナーといえる存在でござる。
商品ではホットロッドのエンジンを搭載する事が可能でござる。
ロボットモードでも実にヘリコプター系トランスフォーマーぽくローターが回転するものの、実はエンジンパーツはジョルトの武器として持たせる事が可能なんでござるよ。
そう、ジョルトビームガンとは、ジョルト専用武器だったでござる(笑)。
←写真がトランスポートモードでござるが、大変前方視界が悪そうでござる。
↓の写真がターボモードで短距離飛行とか、水中航行等も行なったでござるな。
バランス的には一番良い合体パターンでござろう。
ジョルトとホットロッドは互いに大事なパートナーであるのだが、TVアニメでは描ききれていないのが残念でござる。 コミック版の様に普通に会話できたらアニメ版も違った形になったでござろうな?
最後に忘れちゃイケナイ日本版ホットロッドのギミックは右手に発光ギミックが仕込まれている事でござる。 海外版には発光、音声ギミックが内蔵されているのに、日本販売版はコスト等から削除される場合があるでござるが、ホットロッドは逆に日本販売版に装備されたでござるよ。 だから、別売りの最強剣スターセイバー(MM-02、エアディフェンスマイクロン、980円)を持たせれば発光させる事もできるでござる。
↑の写真はアニメカラー版スターセイバー(EDテーマCD付属、エアディフェンスマイクロン、1500円)を使用。
なお、ホットロッドとエアディフェンスマイクロンのセット販売版(MS-01、ホットロッド&エアディフェンスマイクロン、2900円)も販売されたでござるが、内容は単品販売版と同じでござる。