1984年ミクロチェンジ商品がトランスフォーマーとして新たな道を歩み始めたとき、双眼鏡ロボスコープマンはトランスフォーマーとして転生は叶わなかったでござる。
時は流れ、2007年の劇場版にて新たな双眼鏡ロボが販売されるに至ったでござる。
それが、オートボット戦士ロングビュー(MA-08、ロングビュー、1260円)でござる。
ロングビューは、今風の双眼鏡らしいスポーティなデザインで黄色のボディが他のリアルギア商品に比べ目立つものの、色のチープ感が購買意欲を削いでいる気がしなくもない商品でござる。
商品サイズはオペラグラスより小さい為に、拙者では両目で覗く事ができないでござる。
もう一回り大きければリアル感がでていたと思うでござるが・・・
どうやら、この双眼鏡はデジタル機器内蔵でカメラ機能が付加されたデジタル双眼鏡のようで、液晶画面(?)が展開し、操作ボタンも彫刻されているでござる。
画面はシール処理で、バンブルビーが映し出されているでござるが、このシールは日本販売版のみのシールだそうだ?
コンパクトな双眼鏡から変形したロボットモードは、何ともシンプルでスパルタンなデザインでござる。
ロボコップを思わせるヒーロー的な主構えに、胸部に赤く輝くオートボットマークも他のリアルギアとは異なるポイントでござるな。
ランクが7と設定されているため、彼がリアルギア部隊の隊長なのかもしれないでござるな? あと、何故か彼のみ、名前の後にナンバーが付かないのも気になったポイントでござる。
ロボットモードでの可動範囲は広く、昇竜拳のポーズも再現可能(笑)でござる。
他のリアルギアにはない、格闘が得意そうなデザインでござる。
胸部のパネルを開いて操作をする工作員(?)的なポーズもとれ、中々に侮れない商品でござる。
双眼鏡ロボのオマージュではないにしろ、小型である事が残念な商品でござるな、一回り大きければ、双眼鏡としての機能と電子ギミックを内蔵できた、なりきり玩具の地位も与えられたと思うでござる。 いや、残念!
如何しても、黄色の商品はチープ感が残るでござるが、配色のセンスとキャラクター性により見方が変わるでござる。
ロングビューの劇場版での印象的な出番が有る事を祈りたいでござる。