6月10日は時の記念日でござる。
そこで今宵は腕時計ネタでござるが・・・ 今回のブツは変形ロボット玩具に分類してよいものか悩む一品でござる。
1998年にバンダイより販売されたTOKIMAでござる。
今回の商品はTOKIMAのバリエーションでトキマ スチームヘッド(9800円)でござる。
そう、玩具ではなく実用品でござるかな?
TOKIMAは1983年にポピー(現、バンダイ)より、デジタルロボ・トキマ(4800円)として実際に使えるデジタル腕時計がロボットに変形する商品で、その後バリエーションを展開したヒット商品でござるな。
1984年にはタカラよりTOKIMAのコンセプトをパクったウオッチQなる商品が多数販売されでござるが、コチラはファッション性もなくプラスチック製で安価な為に玩具扱いでござるよ。
なお、海外ではウオッチQの1部がトランスフォーマーとして販売されたでござる。
本商品は1983年に販売されたトキマの復刻版のハズであったが、初代トキマと違い、ワードトーク機能(時計、カレンダーと連動して、時間、日時によりメッセージが流れたり、ユーザー呼びかけ等)やLEDライトやストップウオッチ、カレンダー等を搭載した為に大型化したでござる。 ・・・それって復刻版でござるか?
復刻された(?)商品は初代トキマと同デザインのタイプとスチームヘッドでござるが、それぞれベルト部分がラバー製(9800円)とステンレス製(12000円)のバージョン違いが販売されたでござる。
商品はベルトより外して本体部を変形させるでござる。
このレトロチックなゴツイデザインが魅力でござるな。
しかも、ダイキャスト製でござるから、重いでござる!
実用腕時計だから、重いでござるよ!
そう! 拙者、購入当時は仕事上、チャチな時計を着けられなかったでござる。
高価なブランド時計の代わりにトキマを実用していたでござるよ。
御蔭で客商売には良いネタに成ってでござるが、なにせ重いし、デカイ! そこらじゅうに、引っ掛けたり、ぶつけたり・・・ 防水には気を使ったりと・・・ 実用性重視のダイバーウォッチが有り難いでござるよ。
初代トキマや復刻版(?)トキマ以上に大きいスチームヘッドを実用に使用したモノズキは幾人居た事やら・・・
デカイ! 防水が不安? いざ、時間を見るさいに、メッセージが流れているとウザイ!
しかも! 時計としては決定的な欠陥が・・・
カレンダー機能が、うるう年に対応していなかったでござるよ・・・ 御蔭で、カレンダー機能が狂い日付と曜日が合わない日々が続いたでざるよ・・・
とりあえずは、電池が切れるまで使用したでござる。
今になって思えば、販売開始より半年もたたないのに、2980円で販売されていたのは、欠陥が見つかり回収(?)処分されたでござるな。 今更バンダイにもクレームの付けられない事実だったりするでござるな。
それと今回写真に収めるべくケースから出したときにラバー製ベルトが切れたでござる・・・ 縁起悪い
実用で酷使していたでござるからなあ・・・ とりあえず別のベルトで代用して写真に収めたでござるよ。 いわばカスタム品でござるかな?
今は~♪ もう~♪ 動かない~♪ 電池切れの~時計~♪