ごきげんようでござる!
今宵は奇しくもデストロン軍ヘリコプター兵士ネタ3連発で、最新の劇場版ディセプティコン商品、ブラックアウト(MD-01、ブラックアウト、3675円)でござる。
商品サイズは手ごろな大きさでござるが、劇場版の箱は開けにくいでござる!
それに、重ねにくく収納に難儀する箱でござる・・・
まあ、しかし商品のヘリコプターモードはリアルでござるな。
ローターブレードの回転ギミックや、付属のスコルポノック(ミニフィギュア)の収納、投下ギミックなど、ヘリコプター玩具としては合格点でござる。
どうやら、この商品の大きさが劇中での対比サイズでござるな。
付属のスコルポノック(ミニフィギュア)は非変形で、尻尾部分にバネが仕込まれており、投下時の手助けをするギミックでござる。
そして、別売りの、スコルポノック(MD-04、スコルポノック、2310円)を機体下部に合体させ、ローターブレードの回転ギミックに連動させ、スコルポノックのドリルピンチャー(腕)を回転させる事も可能でござる。
しかし、折角の合体ギミックも、合体用凸ピンが、細くて、すぐに抜け落ちてしまうでござるよ。
ブラックアウトにはマイクロンジョイント凸が2基装備されているでござるが、スコルポノックとの合体には使用せず、別の凸ピンを使用するでござる。
この凸ピンがマイクロンジョイントと同サイズなら、両面テープで補強する事はないでござるよ(笑)。
よそ様のブラックアウトのレビューでも同じ指摘が有る様なので商品上の欠陥でござるな。
ロボットモードへの変形も複雑で、説明書通りに変形させるよりも、一度ローター部分を外してから変形させる方が楽でござる。
商品は流石に劇場版のデザインを程よくアレンジ出来たと感心するでござるが、どうも拙者の購入した商品はオートモフ機能で起き上がる首の位置が若干下を向いている気がするでござる?
まあ、それはさて置き、ローターを背中に装備したロボットモードでは3点接地になるのでバランスよく立てるでござるが、ローターブレード部分は取り外して武器として使用できるでござる。 大型武器萌えの御仁には御勧めでござるな。
大型武器で在るために、バランスが取れないでござる・・・
説明書では左肩に担ぐようでござるが、脚部(股関節)が緩い為に上手く立てないでござるよ。
大型武器を持つなら、ドッシリと足を開いて構えさせたいでござるが・・・ 出来ない・・・
片膝を着いたポーズも可能でござるが、如何しても武器を持った方に倒れてしまうでござるよ。
ロボットモードでもロターブレード回転ギミックは使用できるでござるが、バランスを崩してしまえば意味が無いでござるよ。
割と可動範囲が広いだけにバランスが取れないのは致命傷でござるな。
一応第1期販売のディセプティコン商品の顔でござるから、最初に本商品を購入した場合、シリーズ全体のイメージダウンになる商品でござるな(?)。
でも、ブラックアウトの名誉の為に言っておくでござるよ!
6枚ローターブレードのヘリコプター変形ロボは珍しいし、関節と合体ジョイント以外は、中々に良い商品でござる。
劇場版のキャラクターを抑えるなら、必須でござるよ。
次回はスコルポノックを紹介するでござるよ!