ごきげんようでござる!
前回は劇場版ラチェット(MA-02、オートボットラチェット、3675円)を紹介したので、今宵はマイクロン伝説版サイバトロン・副官ラチェット(MC-02、ラチェット、2980円)の紹介でござる。
2003年にTV放送されたトランスフォーマー・マイクロン伝説は、2001年にコレまでのトランスフォーマーの世界観をリセットし、別世界の新たなるトランスフォーマーの物語でござる。
当然ラチットもG1の初代ラチェット(TFS通販、ラチット、1700円)を意識したキャラクターでござるが、マイスター(06、マイスター、1800円)とプロール(09、プロール、1800円)を一緒にしたキャラクターとして設定された節が有るでござる。 が、海外名はレッドアラートでござるよ・・・
未だにG1の偉功を引きずるトランスフォーマーを作り直した功績は称えるべきで、劇場版トランスフォーマーにも多大な影響を与えた作品でござるな。
しかし! ・・・日本版マイクロンは普通に会話できないとか、日米で名前が異なるとかの愚行も忘れてはいけない事実でござる。
マイクロン伝説版ラチェットはオフロード仕様の救急車(レスキュー車)に変形し、初代ラチェットとは異なる、ベテラン戦士で現在でも最前線でも医師として科学者として活躍するナイスなオヤジキャラクターで、「とっつあん」の愛称で呼ばれ愛される人気キャラクターでござる。
本商品はマイクロンとの連動アクションが売りの為に、パートナーマイクロンである、フックを合体(エボリューション)させ、電子音(サイレン)を鳴らせたり、キャプチャーミサイルを発射するポイントブラスターを出現させたり、フロントバンパーよりエナジーブラスト(ディスク)を発射するギミックを搭載したマイクロン伝説の玩具を代表する名作でござる。
また、フックと合体した事により、よりレスキュー車ぽいデザインとなるのが面白いでござる。 TVアニメ19話(休日 ーVACATIONー)が印象深いエピソードでござる。
フックはクレーン車に変形でき、クレーン部分は折畳み可能で、上下、旋回も可能でござる。
ロボットモードの顔のデザインは無表情なのは、残念でござるが、ラチェットと同じく目がゴーグル風なのがパートナーらしいでござるな。
因みに、フックの海外名はロングアームでござるよ。
無論別売りのマイクロンとの合体も可能でござる。
マイクロン伝説(海外名アルマダ)初期のキャラクターはキャラクター分けが明確で、シルエットで判断できるのが嬉しいデザインでござる。
ロボットモードのデザインは細身ながらマッシブで、全身タイツのアメリカンヒーローを思わせるベストデザインでござるな。
「とっつあん」と呼ぶよりも「おじ様!」と呼びたい体型でござる。
でも、後ろから見るのはNGでござるかな(笑)。
無論ロボットモードでのマイクロン合体が可能で、エナジーブラストの発射やポイントブラスターを肩より外し右手に持つ事も可能でござる。
重武装の医者とはコレ如何に?
と、思うでござるが、そこはベテラン戦士。 やる時はやる!
「後は任せたぜ、とっつあん!」
頼れるオヤジキャラでござるな。
左腕はオプションで2種類あり、右足のカバーにパーツを収納できるでござる。
左足のカバーは展開してマイクロン用の担架として使用できるでござるが、使いにくそうでござるな(笑)。
非常にマイクロンとの連動に優れた商品であるだけに、TVアニメ後半の展開が納得出来ないでござるな。
マイクロンの使い方を間違ったアニメでござる・・・
次回もラチェットで、エボリューション!