エリア~ル ファイト! エリア~ル ショッーーク♪
・・・う~ん・・・ 今日トランスフォーマーの文庫本を買いに行ったのだが、入荷していなかったでござる? ハヤカワ文庫と同じく最近見かけなくなったソノラマ文庫を調べてみたら、朝日ソノラマが倒産するらしい? ・・・拙者も、しばらく朝日ソノラマの書籍は購入していなかったでござるからなあ・・・ 一昔前は御世話になっていたのに残念でござる。 コレも人気商売でござるな・・・
まあ、ソレはさて置き今宵は、トランスフォーマー・スーパーリンク版エリアル(SC-16、エリアル、980円)を紹介するでござる。
2004年に販売されたエリアルは元々G1のアーシー(未販売)をイメージし新たにデザインされ、海外ではアーシーとして販売され、日本では、前年のマイクロン伝説にて、アーシーの名をマイクロン(MM-01、ストリートアクションマイクロン、980円)に命名した為に改名を余儀なくされ、G1の女性キャラエリアル(未販売)の名を名乗ったでござる。
因みに初代アーシーはオープンカーに変形するでござるが、初の商品化(?)は、2001年に米国のボトコン2001にてイベント販売された、メタルス・ブラックウィドーの成型色変更品(日本未販売)でござる。(ボトコン版の設定によれば同一人物らしい?)
一方の初代エリアルは、初代コンボイ司令官(01、コンボイ、3900円)の恋人で、ヒューチャーカー(?)に変形するウーマンサイバトロンのリーダー、エリータワン(未販売)の転生前の姿で一般市民(?)でござる。
初代アーシーともエリアルとも異なるヴィークルモードがバイクとしてデザインされ、付加価値として、エネルゴン精製能力を持つオムニコンのカテゴリーで販売されたでござるが、奇しくも日本では2代目を襲名したアーシーも、スクーター(二輪車)に変形する共通点を持ってしまったでござるよ。 更にアーシーにはG1アーシー風の白とピンクのカラーリング(トイザらス限定、マグナコンボイDXセット、7999円)が存在するでござるよ。
さて、TVアニメ、スーパーリンクでは、オムニコン唯一の女性(?)という設定であり、キッカー(SC-14、キッカー、980円)やミーシャ(未販売)を乗せる事も有ったでござるが、実際の商品では、少々キッカーが大きいでござる。 キッカーにサイズを合わせたのなら、小型のバイクとして考えてもいいが、ビジュアル的に好くないでござる。 ミクロマン商品では小柄のミクロシスターを乗せる方が好いでござろうな?
ロボットモードも少々太めな感じでもないが、間違いなく女性キャラクター商品なので、エアラザー(C-10、エアラザー、750円)やニトロコンボイ(GC-10、ニトロコンボイ、2000円)の様に性転換されることのない商品でござろう。
さて、スーパーリンク版エリアルでござるが、実は頭部デザインには、初代エリアルのポニーテール(?)を意識した様な部分もあり、アーシーとエリアルをゴッチャにした確信犯的なデザインだったでござるな。
エリアルの武器であるエナジーアローはハンターバズーカとミサイル発射ギミックを持つガイアランチャーに分割し個別に装備する事も可能で、エネルゴンスターと共に、別売りのトランスフォーマーに持たせる事も可能でござる。
まあ、TVアニメでの唯一の女性という設定は、さて置き商品にはバリエーションがあり、通常版であるエリアルにも2種類のパッケージが存在するでござるよ。
左側が通常版で、右側がジャスコ限定販売版でござる。
ジャスコ限定販売は表にキャンペーン告知シールと裏側に「ウィングセイバーの秘密」シールが付属しただけのモノで商品やパッケージ自体に差異はなく、バリエーションとしてのプレミアは無いでござる。(一言で言えばカスタム品扱い?)
で、コチラがTOY’Sドリーム プロジェクト限定販売の、パラドロンタイプ・エリアル(EX-02、限定、パラドロンタイプ・エリアル、1500円)でござる。
コチラもTVアニメ、トランスフォーマー2010に登場した初代アーシーと同デザイン(同型機)をイメージした商品でござるが、設定は一切無く、パッケージは通常版に表記シールを貼っただけで、説明書もカードも通常版と同じで、ござる。
然るに、販売価格が通常版の2倍近い・・・ パッケージにシールを貼る人件費分か?
新規製作パーツの一つでも有れば少々高くとも納得いくでござるが、何故に毎度毎度TOY’Sドリーム プロジェクト商品は2倍近い価格になるのか謎でござるな。
せめて、パッケージが新規書き下ろしで、商品名も、パラドロンタイプ・アーシーだったらプレミアも上がっていた筈でござるよ・・・
その後も海外のイベント販売にて成型色を変更した同商品が販売されたそうでござるが、資料が無いので、拙者には名前、カラーリング等の詳細は解らないでござる・・・
そして、本年度の劇場版に対応して、米国のディスカウントストアであるターゲット限定販売の、アーシーが販売されたでござるよ。
ターゲット版のアーシーは、エリアルとは塗装パターンが異なっていたりするでござる。
同じ色違いでありながら随分と優遇されているように思えるでござるが、名前がアーシーのまま、なのは納得がいかないでござるな。
しかし、パッケージの裏に書かれたスペックを見るとエリアルとアーシーは全く異なる数値で、別人なのが解るでござるよ。
スーパーリンク版エリアルは指揮官ではないが、地位が7で、他のオムニコンを叱咤激励する戦略員(?)でござるが、ターゲット版アーシーは地位が5で、一介の戦士のようでござる。
そして、ターゲット限定販売品の次回作はカラーリングを赤に変更したエリータワン(日本未販売)だとか・・・?
個別識別の為には同型商品は名前を変えるか、俗称を商品名にするのが好いと思うでござるよ。
因みにスーパーリンク版エリアルの俗称は、エネルゴン・アーシーでござる。