建設車両系変形合体ロボット玩具はココまで進化した!
今宵は2000年販売の「トランスフォーマー カーロボット」商品として販売されたサイバトロン軍団ビルドマスターの若きリーダー
太陽王 ビルドボーイ (C-018、ビルドボーイ、980円)の紹介でござる!
本品は、ブリスターパック仕様の単品販売と4体合体セット(C-022、ビルドキング、4800円)の2種類が販売されたでござるが、本体の仕様及び説明書は同じであり、付属のカードのみが異なるでござる。
なお、合体セット箱での購入理由はただひとつ!
「拙者はブリスターパックが嫌いでござる!」以上。
さて、2000年度展開の「カーロボット」商品はビーストウォーズ商品の技術を反映させた商品でござるから、旧来のトランスフォーマー商品以上に複雑な変形方法を導入したでござる。
本品のヴィークルモードはブルドーザーで、小ぶりながらメリハリの利いた造形は好ましいでござるな。
しかし、ブルドーザー玩具としてはブレードは上下に可動せず、キャタピラもダミーで転がし走行しかできない欠点もあるでござる。
が・・・
本品にはブレードを反転させたギミックモードなるものが存在するのでござるが・・・
何でござろう?
拙者は「カーロボット」のTVアニメは初期話数しか観ていないので、劇中でのビルドマスターの活躍を一切みていないので詳細は分からないのでござるよな?
う~む・・・ フォースバリアーとかシールド発生モードなのでござろうか?
さあ! ロボットモードの変形はビーストウォーズ商品の技術を反映させたおかげで、驚くほどのプロポーションの良さを再現しているのでござるよな。
単体合体ロボとしての体型には到底思えないでござる。
しかし・・・
特徴的なロボットモードのデザインでござるが、故意か偶然か1993年にバンダイから販売されたブルドーザーに変形するシージーロボ(CG-13、ドーザーシージー、1500円)とシルエットが似ているのでござるよな。
いやはや、他人の空似とは怖いものでござる。
まあ、ドーザーシージーとは、色やシルエットが似ているものの、細部のデザイン可動ギミックは全く異なるでござる。
油圧シリンダー部のシールドは武器(ダブルバスター)となり、保持が可能でござる。
なお、ビルドボーイの利き腕が分からないので、説明書の指示である左手に保持させてみたでござるよな。
そう云う訳で、アニメ本編を見ていない拙者には如何なキャラクターか分からないのでござるよな?
まあ、分かっている事は、サイバトロンネットを作っていた建設ロボ軍団・ビルドマスターの若きリーダーであり、ライオジュニア(C-26、ライオジュニア、780円)に次ぐ若様キャラでござるから、「俺は社長で小学生~♪ 今日も乗り込むG7~♪」な感じでござろうか?
若様と忠義な家臣な合体ロボちゅーのは、男にはイマイチ理解しがたいモノでござるが、女性目線でみれば萌える組み合わせなのでござろうな。
まあ、確かに商品もビルドマスター4体の中では一回り小さく、大人と子供の対比になるので少年と見立てるのには無理が無いでござる。
ふむ、キャラクター設定には腐女子向けの要素も含まれている訳でござるな。 (笑)
なお、本品は説明書には記載されていないでござるが、ダブルバスターを背中に取り付ける事ができるでござる。
アニメの設定画では、ダブルバスターの砲身は下に向いているでござるが、上向きにしてもショルダーキャノンぽくなるでござる。
なるほど! 確かに本品はヴィークルモードよりもロボットモードの方が遊べる商品でござる。
これぞ、待っていた単体合体ロボでござるよな。
しかし・・・ ビルドボーイの役職である太陽王って、何でござろう?
ビルドマスター指揮官ではダメなのでござろうか?
そもそも、ボーイでござるから太陽王子じゃないのでござるかな?
う~む・・・ やはりコレは、前代ビルドマスター指揮官が死亡(?)して息子が継いだものでござるから王子じゃなく王と言う事でござるよな?
それでも、太陽王の意味が分からぬでござる。