ごきげんようでござる!
映画「トランスフォーマー / リベンジ」本編に登場しないトランスフォーマーは映画製作側の要望に従う事無く設計されているために、従来のトランスフォーマーに近いデザインではあるが、ちゃんと映画版デザインを取り入れて、それぽく造形されているでござるが・・・
奇々怪々な映画版デザインの中にあっては、やはり浮く存在でもあるでござるよな。 (笑)
ちゅー事で、今宵は真紅のスポーツカーに変形するディセプティコン兵士、デッドエンド(RD-07、デッドエンド、1260円)の紹介でござる!
本品は日本では、2009年の映画公開前第1弾商品として販売されたスカウトクラス商品であり、ヴィークルモードはSFチック・・・ ちゅーか・・・ 似たようなチョロQが合ったような気がする架空のスポーツカーでござる。
流線型のボディとリアエンジン2座席なデザインは、初代デッドエンド(D-54、デッドエンド、880円)とは全く似ていないものの、なんとなく雰囲気は残しているのデザインでござる。
ただ・・・ 残念なのは、本品の塗装で、リアランプ類が未塗装なのと、ドア部部のファイヤーパターンが薄いのでござるよな?
拙者的に見れば、目立たないのであれば、ファイヤーパターンのマーキングは無くともOKだと思うのでござるが・・・
米国人は好きなようでござるからな~
まあ、映画登場組みは司令官(RA-04、オプティマスプライム、7140円)以外は炎のマーキングが無いでござるから映画制作側はファイヤーパターンは嫌いなのでござろうな? (笑)
そう・・・ 拙者的には、マーキングが無い状態でも、黄色いストライプだけでも良いと思うのでござるよな!
まあ、ヴィークルモードのデザインだけであれば、デットアワー(Cー333、スーパーカーパトロールチーム、800円)とか、ディーツアー(マイクロマスター・スポーツカーパトロール、日本未販売)で販売できそうでござるが・・・
ロボットモードのデザインは野性味溢れるビースト戦士系のデザインなのでござるよな。
いや~ コレは流用が難しそうなデザインでござるよな。 (笑)
背中はオートボット系のトランスフォーマーでも通用するのでござるが、正面は何とも有機的なトランスメタルに近いようなデザインでござる。
しかも、胴体にめり込んだ羽マスクのような頭部は・・・
くぱ~! と大顎が開く生物的造形なのでござるよな。
口内を塗装していないのが残念でござるが、スポーツカーの外装を着込んだ有機生命体ぽい不気味なデザインであることは賞賛したいでござるよな。
金属生命体であるトランスフォーマーを更に有機生命体風の特長を強化したデザインでござるな。
そのデザインは設定にも活かされており、初代デッドエンドの、陰気で、自惚れ屋という設定を拡大解釈したのか・・・ 常に無口で、声を出す時も唸り声か不気味な事を喋るのみだそうで・・・
更に! 補給はオートボットのボディからエネルギーを吸い取る吸血(?)能力を付加されてしまった訳でござるよな。
しかも、敵が居ない場合は見方のまで襲い掛かり、エネルギーを強奪したり、ロボットモードでも四足歩行で行動する方が多いとか、頭が悪く凶暴な性格のようで、初代とは全く違う性格でござるよな。
なお、本品も四足歩行風のポーズは可能なのでござるが、ドアの大きさが少々じゃまでカッコよく決まらないでござるな。
因みに、デッドエンドは映画本編に未登場でござるが、米国のコミック版にはスインドル(MD-11、スインドル、2310円)と共にスタースクリーム(MD-08、スタースクリーム、3675円)の配下として登場したそうでござる?
ふむ・・・ スインドルと同じ赤属性でござるか・・・
まあ、怪物くん属性で、真っ赤なスポーツカーは似合わないと思うのでござるが・・・
おそらくは鮮血をイメージしたカラーリングなのでござろうな?
拙者的には迷彩や緑色も似合いそうな気がするでござるな。